新潟観光大使。36『ジュエリー工房「ひなたぼっこ」 in 豊栄。』
ゆうです^^
先日ノラ・クチーナさんへ行った際に素敵なお店を発見しました!
ジュエリー工房『ひなたぼっこ(hinata bocco)』さんです^^!
「さてランチだー♪」
とノラ・クチーナさんに到着すると、お向かいになにやら新しいお店が!
庭が素敵だとその敷地全体が素敵な空間になる。
元々建っていた建物をリノベーションされたそうでノラ・クチーナさんと庭との強い一体感があった。
その雰囲気に誘われて気づけばお店の中に。
「にんじん色のジュエリー屋さんです。(八百屋さんではありません!)」
ウェブサイトはこちら^^
hinata bocco ひなたぼっこ
小さな店内に小さなアクセサリーがたくさん^^
「小さな家」と同じように小さい空間には小さい空間なりの魅力がある。
(空間の密度・質が高い感じ。)
本物の幹をくり抜いた棚!小物の世界観もかわいくて良い感じ^^
店長の「ひぐち なつこ」さん^^
とーーっても素敵な方でした♪
(どのくらい素敵だったかは下の記事を読んでもらえれば伝わるかと)
これを見たらもう「オラ、ワクワクしてきだゾ 」状態。
女性だけでなく「男性も楽しめるジュエリー屋さん」って新しいかも!
みんなが「部室」と読んでいる円卓。椅子の形もファブリックもとても素敵。
なんと、ノラ・クチーナのオーナーとひぐちさんは高校の同級生で共に弓道部だったそうです^^
だから、他の同級生たちもよくお茶のみにお店に立ち寄るんだとか。
そういうのってとても素敵。
僕も高校の仲間とは良く遊んでいてもう「これこそが人生の幸せではないか」と思うほど。
地元への誇りや愛郷心が豊かなコミュニティーを作り、地域活性につながる。
自然と時代はその方向に進んでいるのを最近いたるところで感じる。
笑顔と声のトーンがとても素敵なひぐちさん♪
居心地が良くてついつい長居しちゃいました。
玄関枠のハート型の節が入り口のチャームポイント♪
結婚指輪や婚約指輪も製作されている。
ひぐちさんが作られた「二人の結婚指輪を重ねたペンダント」
指輪をつけなくなったご夫婦からの相談に対してご提案されたそう。
とても喜んでくださったそうです^^
(画像はひなたぼっこFBより)
ひぐちさんは元々ジュエリー大手の「MIKIMOTO」などから依頼を受ける東京の工房に20年以上勤められていた。
その後、秋葉原-御徒町の高架橋下の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」の小売店で5年販売員をやってこられ、そこで「お客さんと直接つながる楽しさ」「感謝の声を直接聞ける嬉しさ」を体感したそう。
2k540 AKI-OKA ARTISAN:ジェイアール東日本都市開発
御徒町周辺は元々伝統工芸職人の街。現在もジュエリーや皮製品を扱うお店が数多くありり、「2k540 AKI-OKA ARTISAN」にはそれら職人さんが集まって新しいものづくりをされているそう。
ひぐちさんは新潟に戻られた現在でも東京の職人仲間とのつながりがあり、お店の看板や名刺のデザイン、内装・家具などは職人仲間に作ってもらったんだとか^^
そういうの良いですね!
ちなみに自分で自分のお店を作った理由はなんと、
「ノラ・クチーナのオーナーに誘われたから。」
だそう!
元々自分のお店を出すことは全然想像していなかったそうです^^
ただ、声を掛けられたときにいずれは地元に帰って来たい思いもあり「これも縁かなー。」と決断されたんだそう。
「『すべてつながってるんだなー』と感じるんです。」
(高校→工房→小売→現在、、おそらく他にもいろいろ)
とひぐちさん^^
とここで、僕はお向かいのノラ・クチーナへランチを食べに♪
→新潟観光大使。35『ノラ・クチーナ in 豊栄(葛塚市場)。』
ランチを食べながら「ある作戦」をひらめき昼食後にもう一度ひなたぼっこへ♪
(作戦は誰にも内緒です。)
そこで、ひぐちさんからジュエリーの製作過程をいろいろを教えて頂いたのでした!
(今回は内容が多くて長いですね(^^;)すみません。)
まずはジュエリー(指輪)の型作りから。
ジュエリーの製作方法はいわゆる「鋳造」。
鋳型(いがた)を作り、熱でとかした金属を流し込んで製品が作られる。
主な行程は、、
①デザインを決める
②指輪のオリジナルをシルバーで作る。
③それを元にゴムで型を作る。
④ゴム型にロウを流し込み、ロウで出来た指輪を作る。
⑤ロウの指輪を何個も作りつなげる(=ツリー)(量産のため)
⑥ロウのツリーで同様に型を作る。
⑦熱してロウを流し出し型が完成。
⑧熱した金属を流し入れて製品が出来る。
⑨磨いて宝石を留めつけて完成!
(こちらのHPがイラストもありわかりやすいかもです(^^;))
刻印の方法も教えてもらいました!
アルファベットの刻印棒。かっこいい。
カギ状に曲がっているのはなぜでしょう?
答えは指輪の内側に真っ直ぐ打ち込むため^^
打刻の工程はまずは指輪を台に固定するところから。
黒いものは「松ヤニ」
「伝統的な手法なんだなー!」と感動。
松ヤニをバーナーで溶かし柔らかくする。
刻印する指輪をセット!
さらに炙りしっかりと固定する。
固定完了!
刻印棒の末端をハンマーで叩き、文字を打刻する。
初めて知りました(>_<)!(しかも生で実演見れて感動!)
こういう製作の裏側を知れるのってとても大きな価値を感じる。
完成品ではなく「ストーリー(物語)に対価を払いたい」という感覚。
先日の夜会でも同じような話が出た。(僕より若い方から)
僕も毎日着ている白シャツにはこだわりがあり、あるメーカーのものを愛用している。
なにに価値を感じたかと言えば「製作の裏側(物語)」にだろう。
今後は「裏側も表に出していくこと」が幸せ(満足度)の高いプロモーションの秘訣だろうと再認識しました。
ひぐちさんありがとうございました^^
今度は家族で遊びにきます♪
店先まで見送ってくださった。ありがとうございます。
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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)
最近の心配事:「ある作戦」がバレないかどうか。
★☆★☆★☆★☆2018.5追伸☆★☆★☆★☆★
後日、相方と一緒にひなたぼっこさんに再訪し「ある作戦」を実行しました^^!
結果は大成功♪♪
そのときの様子はこちらから↓
新潟観光大使。36-2『「ひなたぼっこ(ジュエリー)」でサプライズ!』