『エスネル』とは。ーコトバの意味ー
ゆうです。
このブログも気づけば150ほどの記事を書いていました。
『豊かな暮らしのつくり方(家づくり入門編)』が書き終わり、
このブログの序章が終わったような気分です。
さて、
「エスネル」とは。
ようやくですが、この言葉について書いてみようと思います。
「エスネル=escnel」は、僕が考えた言葉です。
独立しようと決めてから、
「俺はなにを提供したいのか。」
ということをずーっと考えてきました。
漠然とした「家づくりへの想い」はあれど、
それがなかなか具体的な言葉にならない。
考えて考えて、言葉にしてはボツにしてを繰り返して
ようやく
「これが俺が提供したいものだ。」
と思える言葉に辿り着きました。
それが
『エスネル=escnel』
です。
「エスネル=escnel」は、僕が提案したい暮らしを綴った造語です。
それぞれの頭文字をとって、エスネルという言葉をつくりました。
e.s.c.n.e.lのそれぞれに意味があり、想いがあります。
それぞれが『家=暮らし』をつくる上でかかせない大切なものたちです。
それでは、、、
「e」
enough
・ちょうどいいこと。過不足ないこと。
economy
・経済的な負担が少ないこと。
effective
・効果的であること。
耐震等級や断熱性能。不足なく過剰でもない効果的な重心を提案したい。
「s」
safety
・構造的に安全であること。家族の命を守れること。
strong structure
・万が一の地震時でも、損傷を抑え、補修費用の負担を軽減させられること。
「c」
comfort
・快適であること。体に負担が少なく心にも負担が少ないこと。
室温のバリアフリー。赤ちゃんから老人までみんなが快適な空間を。
cozy
・居心地の良いこと。
風そよぐ窓辺。寝転びたいタタミ。小さな一人用の書斎。
「そこにいたい」と感じる場所を家の中につくる。
「n」
natural
・自然と生きること。自然に生きること。
本物の素材。農業、空、夕日、焚き火、海、山、庭、花、野菜、、、
native
・地元と共に生きること。生まれた国を想い生きること。
niigata
・新潟産のものを使う。新潟を楽しむこと。
「e」
easy
・メンテナンスが簡単なこと。手入れが自分で出来るように考えられていること。
換気扇の掃除。水廻りのお手入れ。ガラスの拭き掃除。照明の交換、、、
enjoy
・家の変化を楽しめること。手間を愉しめること。愛着がわくこと。
板外壁の経年変化。庭の木々の成長。子供がつけた壁のキズ、、、
「l」
life
・暮らし。Houseではなく「Life」を提供したい。
................
「e.s.c.n.e.l」
そんな暮らしをデザインしたい。
「エスネル」
いまはまだ生まれたてのコトバですが、
これから長い年月をかけて
大切に磨いていきたいと思っています。
皆さんから親しみをもって呼んでもらえる日を願って。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
【2021.1.8追記】................
もうひとつの「e.s.c.n.e.l」=『共生』のe.s.c.n.e.lが生まれました。
(今記事の「e.s.c.n.e.l」は『安息』のe.s.c.n.e.lになります。)
地球温暖化により異常気象が頻発している昨今、家が出来ることを考え直しました。
ご覧頂ければ幸いです。
【想い】エスネルのコンセプト『幸せ(安息・共生)を創る』。新しい「e.s.c.n.e.l」の誕生。 - 住宅設計エスネルデザイン