新潟観光大使。96『燕市「日月カフェ」』。邸庭一如の最高の空間。-空間のアウトソーシング再考-

新潟観光大使

ゆうです^ ^

最高のカフェを見つけてしまいました。

最高の別荘と言えるかもしれません。

燕市国上の日月カフェさん。

素晴らしい時間をありがとうございます。

 

 

 

日月カフェさんは日曜と月曜のみ営業されている山の中の隠れ家カフェ。

建築も自然も最高でした。

この時期に出会えたことに幸運を感じます。

これから月曜日は伺うことが多くなりそうです。

 

新潟観光大使。95『国上山「朝日山展望台」良寛さんの「五合庵」』。-I様からの最高のプレゼント- - 住宅設計エスネルデザイン

 

日月カフェ - Retty(レッティ)

 

 

出会ったばかりですがすでに3回訪れています。

席数の少ない静かな隠れ家カフェ。

ご紹介します。

 

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初訪問時(定休日)。

 

 

雨戸で閉じられていたが

「この建物内からこの庭が眺められたら、、」

と妄想が膨んだ。

 

 

 

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2回目訪問時。(初入店)

 

 

雨戸が開き、ガラス戸に。

入る前から感無量。

 

 

 

 

高級旅館の縁側のよう。

凛とした佇まい。

熱意と費用をかけて造られた建築であることが感じられる。

 

 

玄関も素敵。

どらを鳴らすと女将さんが出迎えてくれた。

 

縁側席。

家具や調度品からも感性の高さが伝わる。

静かな室内はほど良い緊張感があり心地良い。

 

女将さんに話を伺う。

築40年程のこの建物は女将さんのお父様が別荘として愛して使われていたものとのこと。

お父様はお茶や美術品を大切にされていて庭や建築にもその想いが反映されていた。

構造材は築200年の古民家のものが使われている。

 

「獺祭」と名付けられた茶室。

古材で仕上げられている。

獺祭とはカワウソが獲物の魚を川の縁に並べる様子のこと。

そこに自分が美術品を集めて並べている様子を重ねられたんだそう。

 

 

 

茶室席。

 

地面との段差がほぼなく、外と内がフラットにつながる。

仕切りも紙障子1枚のみ。

 

内にいるような、外にいるような。

建築的な大きな感動があった。

 

 

 

 

 

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特等席へ。

 

 

雨戸で閉じられていた窓からの景色。

建物もさることながら庭も本当に素晴らしい。

愛情を持って管理されていることが伝わってくる。

 

 

 

 

ホットコーヒーを頂く。

右端の白いお菓子は「ポルポローネ」というスペインのお菓子。

口の中で柔らかく溶けてとても美味しかった。

 

感無量でした。

 

 

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3回目来店時。

 

 

駐車場からカフェまでの道中も素敵。

心が浄化されるよう。

 

 

ガラス戸が開放されていた!

興奮が抑えられない、、

 

 

1杯目は茶室席で。

新緑の時期は本当に最高。

良い季節に出会えたことに心から感謝。

 

鶯のさえずりと葉擦れの音が聞こえるのみ。

 

カナヘビも大きい。

秘境にいるのよう。

 

 

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2杯目は特等席へ。

 

 

テーブル天板に紅葉が映り込む。

 

 

 

 

日月カフェさん、ありがとうございました。

庭も建物もサービスも想いも全て素晴らしかったです。

最高の時間でした。

これから度々お世話になると思います。

素敵な建築と庭がこの先も使われ続けることを願っています。

 

 

 

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こんなに素敵な空間が街にはたくさんある。

自分の家で全てを叶える必要はない。

 

『空間のアウトソーシング。』

家に必要なもの、街を楽しむこと。

感性を高め、設計に反映していきたい。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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