いなか日記。54『初雪と祝い酒。』

いなか日記

ゆうです^^

新潟では初雪が降りました。

見慣れた風景は、紅葉の彩りあふれる景色から銀世界へと変ぼうしました。

昨日は、新潟市で建築業界の大先輩方からお誘い頂き忘年会に参加してきました。

ネイティブディメンションズの鈴木さんやサトウ工務店の佐藤さんなど、

その他大勢の先輩方と美味しく楽しいお酒を頂きました。

帰り道に初雪が降り出したのですが、タイヤはまだノーマルタイヤ!

少し焦りながらの帰り道でしたが無事に帰ってくることができ、

早々に双太郎のタイヤをスタッドレスタイヤに交換!

雪国の男は自分でタイヤ交換ができなければ務まらない。
「なるほどサスペンションこうなっているのか。」
「ボディ下のサビの具合はこんな感じね。」
と体験が知識に変わる。これが「学ぶ」ということなんだろう。

ナットを締める。自分の安全は自分でという責任感を改めて感じる。

白銀の世界に少しの紅葉が混じる。
例年11月に初雪が少し降る。この季節があるから一年が豊かになる。

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無事にタイヤ交換を終え、お誘いを受け、友人宅へ。

生後2ヶ月前後のベビー持ちの3家族が集合^^

みんな元気にスクスク育っている。三人三色♪

『生後2ヶ月記念&初雪記念』とかこつけて旦那衆と、、、

美味しいお酒を頂きました^^

僕の地元柏崎の酒蔵「原酒造」のお酒「越の誉(こしのほまれ)」の大吟醸を。

原酒造は、2007年に起きた中越沖地震で社屋の約7割が倒壊するという大きな被害を受けました。

柏崎市民としてとても痛々しい記憶であると共に、
より一層、応援する気持ちや愛着が増した出来事となりました。

2007年の頃、僕はビールばかりで日本酒はまだまだ不慣れでしたが、
日本酒大好きの現在「越の誉」は僕が一番好きなお酒になりました。

―――――原酒造HPより抜粋―――――
創業は江戸時代後期の文化11年(1814年)。
1972年(昭和47年)日中国交正常化に際し、当時の田中角栄首相より、「越の誉」が北京の人民大会堂にて記念晩餐会の乾杯酒となりました。
中越沖地震によって弊社は社屋の約7割が倒壊するという大きな被害を受け、全壊した木造の酒蔵五棟は土壁が割れ、柱はひしゃげ、瓦屋根は目線の高さまで崩れ落ち、大小約三百あるタンクのうち、約二百のタンクが瓦や屋根に埋もれるという状況でした。

その後、新蔵である和醸蔵の完成。蔵元直売所である酒彩館が完成し現在に至ります。
明治44年に柏崎大火、2004年の中越地震、2007年の中越沖地震など数々の災害にも怯むことなく苦難を乗り越えてきた酒蔵なのです。

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越の誉には「幸せを呼ぶ酒」という副題が付いている。
「生まれたてのベビーたちに幸せを。」(とかこつけて酒を呑む)

辛すぎず程よく辛い。甘すぎずほんのり甘い。
正に『水の様に呑める酒』。
精米歩合50%で米の味が引き立つ「これぞ大吟醸」という呑み口。

友人からもらったおそろいのベビー服。

幸せそうに眠っている顔を見ると、こっちが幸せになる。

歳をとって、結婚したり、家族が増えたり、

人生に深みが増すごとに、酒の味が旨くなる。

幸せな仲間たちがいる幸せな環境に感謝。

幸せを呼ぶ地元の酒に感謝。

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今日来れなかった親友へ。

原酒造の特別なあの酒は今度一緒に呑もう。

その日まで楽しみが出来たよ。

お互い仕事を頑張り、その分旨い酒を呑んでいこう!

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