ケンチク探訪♪ 17『中庭の家』designed by まんなみ設計室。
ゆうです^^
先日、まんなみ設計室さんの「中庭の家」を見学させて頂きました。
空が切り取られた中庭、とても素敵でした。
そして、まんなみさんのディテール、すごかったです。
まんなみ設計室さんは柏崎にある設計事務所で、代表は堀井さんです^^
堀井さんとは「花火の場所取りをしあう仲」笑
(詳しくは→新潟観光大使。58『柏崎まつり&花火2018!。』)
堀井さん、すごいんです。
ディテールの綺麗さや工夫する力は、突き抜けています。
バリバリの「デザイン系設計事務所」です。
(性能とのバランスも良い!)
憧れます。
(エスネルデザインは「快適性・コストバランス系設計事務所」)
数年前にご自宅を見学させて頂いたときは度肝を抜かされました。
堀井さんの自邸。
(衝撃が強すぎてまだ記事に出来ていない(^^;))
さて、今回の「中庭の家」。
完成をとても楽しみにしていました^^
(工事中にも1回来ている)
住学の日は予定が合わず住学の翌日に個別に訪問♪
夕方から2時間くらい日暮れと共にゆっくりと見学させて頂きました。
とても抽象的な外観。
中庭を完全に内包するロの字型のプラン。
小窓+グリーンが素敵^^
閉ざした中にも街への気配りが感じられる。
玄関前の大きなアオダモ。
「木を植えるとその世界が変わる。」
「木を植えるために設計をしているのかもしれない。」
と堀井さん。
アプローチは堀井さん秘蔵の大谷石を使用したとのこと。
なんと玄関内部まで大谷石+小石が連続していた!
この発想はなかった!素敵^^
「外」と「内」が曖昧につながる。→そして中庭へ。(外?内?)
綺麗な玄関+間接照明。
ディテールすごいです。
革製の一品モノのレターボックス・革の取っ手は柏崎のアトリエメイトさんによるもの。
先客が^^
アンドウッドの遠藤さんとオフィスYSの山岡さん。
勾配天井に伸びる光。
開口と同じ幅の窓上台がとても綺麗。
視線は自然と中庭へ。
回廊のようにぐるりと回れる、視線が抜け広がりを感じる室内。
中庭越しに、対面で過ごす家族の気配を感じることも出来る。
中庭の家パンフレットより^^(堀井さん画)
ビスの穴が見えないデッキ。
見た目が綺麗だし、ビス穴に水が溜まることも避けられる。
(その分手間がかかる高級仕様!)
ここすごいです!
下見張りの入り隅は納めるのが大変。
こんなに綺麗に納めるなんて、、、
空が切り取られる。
ジェームズ・タレルのアートよう。
海カフェドナさんが作られたシーグラスのアイテム。
蛇口下が濡れづらいようシンクは隙間なく。
引き戸はレールも戸当たりもなく惚れ惚れするほど綺麗。
なんでしょう?
造作床下点検口でした!
オークの無垢床。
塗り壁の柔らかい表情。
そして、堀井さんのスケッチがとても素敵なんです^^
中庭の家初期のイメージスケッチ。
手書きスケッチはワクワクしますね^^
デジタルにはない暖かみがあります。
他にもたくさん素敵な感動がありました。
気付けば夕暮れ時に、、。
まんなみ設計室さん、見学させて頂きありがとうございました。
とても素敵なおうちでした。
今後とも宜しくお願いいたします。