豊かな暮らしのつくり方。20 ー『家に必要なもの〈初心に返る〉』ー

★豊かな暮らしのつくり方(家づくり入門編)

ゆうです^^

貴方が建てたい家に必要なもの(条件)はなんでしょうか。

家づくりを進めていると、
叶えたいことがどんどん増えていって
なにが本当に必要なのか分からなくなることがあります。

そんなときは初心に返ることをお勧めします。

家づくりを進めていると、
(雑誌や展示場を見たり営業マンから話を聞いたりしていると)
どんどん叶えたいことが増えていきます。

例えば、

「キッチンは○○の△△シリーズ」

「外壁は△△コーティングのタイル外壁」

「オシャレな間接照明もほしい」

「どうせならロフトも作りたい」

「ウッドデッキがあったら外で家族でBBQできるかなー」

「できたら書斎や家事室もほしいなー」

、、、

要望が膨らむことは全然OKです。

一生に一度の家ですから。

重要なのは、

要望に振り回されて、本当に叶えたかったことを忘れてしまっていないか。

ということ。

貴方がもし家づくりの途中であれば、思い出してみてください。

「なぜ家を建てようと思ったのか。」

おそらく、

・子供が生まれてアパートが手狭になったから。
 子供の泣き声で隣人に迷惑をかけるのが心配だったから。

・いつまでも賃貸では家賃がもったいなかったから。

・アパートでは冬寒いし、結露もひどく、快適でなかったから。

といったところではないでしょうか。

そして、

「当初はどんな要望を持っていたのか。」

おそらく、

・なるべくローンは少なくしたい。家計の負担は抑えたい。

・家は冬寒くなければいい。

・アパートより広ければいい。

といったところではないでしょうか。

思い出してください。
思い出せば気付くはずです。
当初の要望からずれ始めていることを。
「一生に一度の家だから、、」
と、あれもこれも追加して借入額は大幅増加?
「寒くなければ十分、、」
と感じていたのに、いつの間にか断熱性の優先順位はどんどん下へ?
「書斎も欲しいし、収納ももっとあればいいな、、」
どんどん家が大きくなっていませんか?
迷いの森へ入られた方へ

エスネルデザインが考える家に必要なものを端的に示します。

1.最低限のシェルター機能。

雨風がしのげること。外敵が容易に侵入してこないこと。
 →すべての家がクリア○

2.冬暖かいこと。

冬に寒いのは人間耐えられない。健康にも悪影響。
心身ともにストレス大。
 →断熱気密性は最重要。

3.住みながらかかるお金が少ないこと。

家が完成してからも

・光熱費が高かったり、
・メンテナンス費が高かったり、メンテ頻度が多かったり、
・不具合が出て修繕費が必要になったり、
・地震で家が損傷し、多大な補修費がかかったり、

と、ローン返済以外にも多くのお金がかかるのはとてもストレス。
豊かな暮らしはゆとりある家計から。

................

家はこの3つが満たされれば良いのではないでしょうか。

極端に言えばあとは「おまけ」だと。

重要なのは「必要なもの」と「おまけ」の優先順位が逆にならないこと。

お金に余裕がある範囲内で「おまけ」を増やしていけば良いんです。

キッチンや照明や内装などは換えることが出来ます。
ウッドデッキも後から造ることが出来ます。

しかし「断熱気密性、耐震性、家の大きさ、ローン借入額」は建ててからは変更できません。

冷静になればなにを優先すべきかは明らかです。

このような思考で設計されているのが「エスネル」です。

『冬暖かいこと』『住みながらかかるお金が少ないこと』に特化した家づくり。

他は「足るを知る」の心でそれなりで良いと割り切る家づくり。
(自然素材の経年変化を良しと考える家づくり)

具体的には、

・冷暖房費を抑え、家中快適な空調が出来る「超高断熱性能」

・イニシャルコストを抑え、家族密度を高める「小さな家」

・耐久性を上げ、大容量の床下収納を作る「高基礎」

・メンテナンス手間、コストの低減を考えた仕様
 (板外壁、室内塗り壁仕上げ、熱交換なし換気扇、、)

・地震時の損傷を低減する「構造計算された高耐震性能」

など。

欲しいのはカッコいい家ではないと思います。

欲しいのは『豊かな暮らし』

そのためには「超高気密断熱・高耐震・小さな家」であれば十分。

「家族の幸せ」は家(ハード)が作るのではなく、
快適性、ゆとりある家計、暮らしやすい間取りなどの環境(ソフト)が作るのだと思っています。

「家に必要なもの」はなにか。

家づくりの途中もし迷ったら、ふと立ち止まって振り返ってみてください。

-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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