豊かな暮らしのつくり方。04ー『家は、所有から共有の時代へ。』ー
前回から『家は、建てるな。』というブログを書いています。
その意味は、
まずは「家を建てる(所有する)」という常識を疑え!
ということでした。
読んでみて、
「なるほどねー」
「少し、目が覚めた、」
「家を建てるのって当たり前じゃないんだ!」
と感じた人もいるかと思います。
しかし、
「そうは言っても、
いつまでもアパート暮らしを続けるわけにはいかないし、
どうすればいいっていうの??」
となりますよね。
この問いの僕なりの答えは下に書きますが、
すぐに読むのではなく、少し、自分の心と向き合って考えてみてください。
それが、良い暮らしをつくる第一歩目になります。
※「一生アパート暮らし」という選択肢も、
近い未来には、一般的なものになっているかもしれません。
しかし現時点では、
あまり良い選択肢ではないと考えます。
(書くと長くなるので、詳細ははぶきますが、
一番大きな理由は、
「子育てをする上で、子供に良いことが少ない」からです。)
では、実際にどう暮らすのがいいのでしょうか。
現時点での私のオススメは以下の3つです。
①『親と同居し、二世帯暮らし』
なんとなく、
「親と住むより、自分たちだけで住みたいなー」
と考える人は多いのではないのでしょうか。
特に二世帯同居しなければいけない理由がなければ、
わざわざ二世帯同居する人は少ないと思います。
やっぱり肩身が狭いですし、気を遣いますしね。
友人たちはみんな新築して、自分たちの家族だけで住んでますしね。
しかし!!
前回の『家は、建てるな。』を読んで、現実を知ったあとでは
意識も少し変わってくるのではないでしょうか!?
(むしろ、意識が変わるまで何度も読んでもらいたい)
これから、新築住宅を建てることは、
スーパーハイリスクな行為
になっていきます!
ざっくりですが、そもそも家を新築する場合、
一軒の家を、二代の家族が住み終えて
ようやく元がとれるといったところではないでしょうか。
『二世帯暮らし』について詳しくはまた、次回以降のブログで書こうと思います。
しかし、
みんながみんな、地元に住んでいるわけではないし、
親の家が遠く、二世帯は物理的に不可能という人もいますよね。
そういう人への次の選択肢が、
②中古住宅を買い、
→そのまま住む or リノベーションして住む
希望にどんぴしゃで合った中古住宅はそうそうないと思います。
しかし、
住宅ではなく、ほかにお金を使いたいと考えられた場合、
住宅に対する要望のハードルも低くなるかと思います。
その結果、もしその中古住宅を気に入れたとすれば、
新築するよりだいぶコストを抑えて、
理想の暮らしを手に入れられるかもしれません。
しかし!
中古住宅の購入は、非常にハイレベルな知識が必要になります!
ハッキリ言って、建築の知識がない人では不可能です。
間取りや立地や価格に対してはある程度判断できたとしても、
・建物の構造は大丈夫なのか(地震がきても倒れないか)
・断熱性、気密性はどのレベルなのか(冬極寒・夏灼熱状態にならないか)
・柱や梁などの構造材は腐っていないか。
屋根、窓から雨漏りしていないか。
・キッチンやお風呂の設備は十分使えるか。配管は古くなっていないか。
まだまだありますが、これらを判断するには、
現場を知り尽くした大工さんや設計者に見てもらう必要があります。
その結果、
その建物の価格は本当に妥当なのかが判断できたり、
「入居前に最低限、ここの工事だけはしておいたほうがいいよ。」
といったアドバイスが受けられるかもしれません。
大きな考え方の流れとしては、
タイトルで書いたとおり、
『家は、所有から共有の時代へ。』
社会全体として、
『あるものを使っていこうよ。
(そのほうが、コストもエネルギーも浮かせられるよ。)』
という感覚が一般的(経済的に合理的)になっていくと考えています。
『中古住宅を買う』についても、また別の記事で詳しく書きます。
さて、
「二世帯も不可能、良い中古住宅もない、、」
となった場合は、どうすればいいのでしょうか。
そのときは、
第三の選択肢、、、
③家を、建てる!
です!!
けっきょくーーー!!!!
「家を、建てる。」の詳しい話は、また次回以降に♪
前置きが長めな
ゆうでした。