『住学1回目』開催!赤川邸・桐生邸→懇親会♪

ケンチク探訪♪

ゆうです^^

先日、新潟建築界(一部)の新たな取り組みである『住学(すがく)』の記念すべき第一回目が開催されました!

建築も懇親会もとても刺激的で、新たな素敵な出会いもあり、最高の日になりました♪

 →予告ブログはこちら建築の新たな取り組み!『住学(すがく)』開校!

住学は簡単に言えば「建築好きあつまれー♪」という会です^^
(簡単すぎ?サトウさん違ったらすみません(^^;))

新築を考えている一般の方でも、学生さんでも、設計士でも、大工さんでも、社長さんでも参加は誰でもオッケー♪

会社や立場の垣根を越えて

「良いもの作っていこう。」「良い刺激を受け与えしていこう。」

ということがテーマとなっています。

その結果、面白い情報が適性に広がることで、

「提案する側も建て主さんもみんなハッピーになれたら最高だよね♪」

という狙いがあります。

案内をするリーダーのサトウ工務店のサトウさん^^
この日に集まったのは、学生さんも含めて合計30人以上!
想定以上の申し込みのため、募集からわずか2日で定員締め切りとなった。

サトウさんは、自ら企画し、発信し、名簿作りなどの事務作業をされ、当日の運営を行っていた。
その行動力は本当に尊敬です、、

盛大な名刺交換会が行われたのちに早速見学会場へ!

あかがわ建築設計室さん『出窓の家』(写真はHPより)
赤川さんの事務所も兼ねているご夫婦の自邸。

遠くから見ても

「なにか建築的に異彩を放つ家がある!」

と感じさせる建物でした。

外観を見るだけで「どれだけこだわって建てられた家か」が伝わってきます。

自然石とコンクリート板で作られたアプローチ。ポイントの植栽も素敵。

「(ジブリの世界のように)ワクワクしながら進んでいけるアプローチを目指した。」と赤川さん。

玄関を入ると1階は打ち合わせスペースになっていた。
ライトに照らされた大谷石(壁)の質感が良い感じ。

天井の照明はルーバーをつけ優しい光に。
ルーバーのサイズやピッチは原寸でいろいろなパターンを試行錯誤された末にたどり着いたものとのこと。素晴らしい!

2階の居住スペース(写真はHPより)。
自然素材を丁寧に使った『しっとりとした心地良さ』があった。
延べ床面積は26坪とコンパクトだが伸びやかで広さを感じる空間。

正面の出窓に腰掛けて外を眺めるのはとても気持ちが良く感動しました。

左端が赤川さん^^
とても優しく甘いルックスの持ち主。僕と同じ30代でこれから家を建てる世代とは同年代の人も多いと思う。

テレビ台の上の「ロンシャン礼拝堂」の絵が建築好き心をくすぐる♪
(僕も昔行きました^^→「ル・コルビュジエの3つの教会」

「あかがわ建築設計室」さんの大きな特徴は

夫婦とも一級建築士で夫婦で設計施工を分担して行っていること!』

ご主人がイメージを考えたもの(設計)を、奥様が具体的な形にまとめている(施工)そうです^^

良い感じに役割が分担されているため、意外と意見の衝突は少なくとても良い感じに作業ができているんだとか。

『夫婦で建築を提案』ってなんか素敵ですね^^

僕がお客さんなら、打ち合わせとか楽しそうだし安心できそう♪

(「うちも相方にも家づくりの打ち合わせに参加してもらおうかなー」なんて想像したり。)

そして、

デザインへのこだわりがすごい!

腰壁上の手すり板は、見えている部分だけ薄くしている「はっかけ納まり」 。
とても手間のかかる手法だがそのお陰で空間がスッキリ・シャープにまとまる。

造作のキッチン。作業場正面のタイルのへこみ部分が良い感じ。
(これも手間がかかっている)

北からの光を取り込むロフト。
階段上の物干し竿はなんとワイヤーと滑車で上下することができる!
赤川さん自身が買ってきて現場で試して取り付けたそう。刺激を受けました。

紹介したいところはまだまだあるのですが長くなるのでこのへんで^^

興味がある方はぜひ「あかがわ建築設計室」に問い合わせを♪

赤川さんの自邸ですがモデルハウスを兼ねているそうなのでいつでも快く見学させてくださると思います^^

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さてさて続いては桐生建設さんの「親松モデルハウス」へ。

桐生建設さんのモデルハウスと赤川さんの自邸は徒歩3分ほどの距離だった!
今回をきっかけに両者の仲も深まったそう。
「知らない」と「知っている」では大きな差がある。
これも住学の良い効果ですね^^

「桐生グレー」でまとまった外観。(サトウさんブログより)
独特の世界観が打ち出されている。

一段と高いコンクリート塀は、室内から見ると外との視線がほどよく遮られカーテンを開けていても落ち着ける空間になっていた。

桐生建設さんのモデルハウスのコンセプトは

ビンテージモダン

建物見学後、モデルハウスの特徴とあわせて桐生建設さんの営業に対する考え方をレクチーして頂きました。

そこで「ビンテージモダン」という言葉を聞きました。

ビンテージ(懐古的・装飾)とモダン(現代的・非装飾)と言う相反するテーマを融合させた『色』を打ち出すことで、他社とは違う『桐生建設独自のカラー』を出している。というお話でした。

住学のためにレジュメまで作成されていてとても丁寧に解説して頂いた。
建物のデザインだけでなく「こういった姿勢」にとても刺激を受ける。
(住学を企画されたサトウさんと似たものを感じました。これがホスピタリティー!?)

「自分の個性を出す」とはよく聞く言葉ですが、実践するのは難しい。

それを実践され、結果を出されている桐生さんのお話はとても面白かったです。

自分たちの「色」を発信し続けてきた結果、桐生建設さんは今では、広告や見学会をほぼすることなくともお客様から多くの依頼を受けているそうです。

しかも他社競合はほぼなし。

「桐生さんに家をお願いしたい」という人がネットを介してストレートに依頼してくる。

本当にすごいことだと思いました。

同時に、広告や知名度に頼った営業手法は終わりがきていることをより感じました。

「重要なことはお客様がなんでうちを選んでくれたのかを真摯に伺い、そこを伸ばすこと。」

「自分のやりたいことをやることも大事だけど、お客様がどこに興味を持ってくれたのかを伸ばすこともそれと同じくらい大事だということに近年気づいた。」

という話をしてくださいました。

長くなるので省略しますが、

他にも

・リスクを取ってでもモデルハウスを建てる意味

・社員が気持ちよく働ける環境が大事。その結果お客様に対してより良い仕事が出来る。

・カラーを出すために家具の設計・販売も始めた。

など面白い話が山盛りでした。

桐生建設さんで販売している国産の革張りのソファ。
『色』を出すことへのこだわりを感じた。
(お値段数十万円!勧められたが断念しました(^^;))

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そして、その後の夜はお待ち兼ねの懇親会^^!

「むしろここからが本番!?」

なんて話をサトウさんとスズキさんとしながら乾杯♪

懇親会の内容は、、、

秘密です♪

(隠すことはなにもないのですが文章にまとめきれないため(^^;))

懇親会は本当に面白かったー!

つながりたい人とつながることも出来て早速新しい試みが生まれそうな予感も^^

住学もですが

「意欲があれば誰とでもつながれてすぐになにかを始められる。」

とても良い時代になりましたね♪

住学はこれからも続いていきますしワクワクがとまりません^^!

これを読んでくださっている貴方ともいつかどこかでお会いしましょう♪

※懇親会の様子を書きました!【秘密】「住学」懇親会でのウラ話♪

追伸................

サトウさん、スズキさん。

住学に誘って頂き本当にありがとうございました^^!

雪や雨の中、大人数の移動や懇親会の段取りなど本当にお疲れ様です。

お二人のお陰でとても楽しい体験をさせて頂きました。

きっと僕以外のみなさんもみんな楽しく刺激的でまた次回を楽しみにされていると思います。

これからも宜しくお願い致します^^!

-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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