【素材】エスネルで使われるアイテムたち①「紙巻器・タオルバー・水栓・照明」

【素材・職人技】の物語

ゆうです^^

エスネルデザインで使われるアイテムたちを紹介します。

水栓、照明、ポスト、タオルバー、ペーパーホルダーなど、、、

選定のポイントは「長く愛せるか」です^^

ペーパーホルダー(紙巻器)。

カバーのないシンプルな木製のペーパーホルダーをお勧めしています。

材種はメイプル。オイル仕上げ。

飽きの来ない長く愛せるペーパーホルダーです。

取り外しもシンプル。
優しく柔らかく、木のインテリアによく馴染む。

カバー(紙を押さえる部分)は、ものによっては、
カラカラと音が響いたり、紙の繊維が舞いやすかったりするものもある。

最近のトイレットペーパーは、切り取りセンが入っているものが多いため、
特にカバーはなくて良いと考えている。

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続いて、タオルバー。

こちらもシンプル。
上の写真は「真鍮」の素材そのままのものです。

プラスチックにメッキをしたような汎用品ではなく、素材そのままのもの。
(キズがついてもメッキがはげることもありません。)

ビスの頭がそのまま現れるラスティックな感じもまた良い。
直径6mmの繊細な太さもまた良い。

真鍮は五円玉と同じ素材。
だから時間と共に色がくすんでくる。
それがまたなんとも愉しい。

真鍮以外にも「鉄」や「ステンレス」もあります。

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続いて、水栓。

こちらも真鍮の外部水栓。
当初はピカピカですが、外部なのですぐにくすんできます。

「手洗い用」と「ホース用」に蛇口を2つ用意しているところがポイント。
ホースつなぎっぱなしでも手を洗うことが出来ます。

水栓柱は本物の「杉」を使ったもの。
自然素材なのでカビがつくこともある。
その風合いもまた良い。

側溝は「鋳鉄」。
なるべくプラスチック製でない「長く愛せるもの」を提案したい。

簡易手洗い。
ポイントは「水栓の先端で水の開け閉めが出来ること。」

先端でなく水栓の根元にハンドルがある場合、
濡れた手で閉める際にカウンターに水が垂れてしまう。
(店舗のトイレなどでよく濡れていませんか?)

レトロなこんなタイプを勧めることも。

考えながら使ってみると、
手を洗う、閉める、ハンドルも水で流される、その他の部分が濡れない。
と、なかなかとても理にかなっていることが分かる。

洗面台の水栓も同様。
先端止水型の水栓にすることでカウンターが濡れづらくしている。
(造作洗面にする際は特に注意。水栓の根元が濡れやすい。)

既成品の洗面台はコストパフォーマンスが高いが、
造作の洗面台は風合いが良い。

毎日の作業場には「風合いの良さ」と「使い勝手の良さ」のバランスを求めたい。

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続いて、照明。

エスネルデザインでは、シンプルな電球型照明を提案することが多い。

それは、

・シェードがないため、発光効率が良い。(ランニングコストが安い)

・取替えが誰でも出来る。(メンテコストが安い)
 ※最近の照明は電気屋さんでないと交換できないタイプも多い。

・シンプルで存在感が薄く空間を邪魔しないデザイン。

・なにより安価。(イニシャルコスト・交換コストが安い)

まさに「エスネル」の思想を体現しているような照明ですね。

奇抜さやモダンさではなく、上記の点を優先して選定したい。

ライティングダクトもよく提案する。
これも電球型と同様、
「発光効率が良く」「自分で交換ができ」「シンプルで」「安価である」から。

ダクトは住んでからも、角度や増設や色味を変更できることも利点のひとつ。

スッキリと見せるため、梁に横付けすることもある。
(横付けの場合、ホコリ防止カバーが必要。※写真はカバー設置前)

外灯もシンプルで飽きのこないデザインのものを勧めることが多い。

「飽きのこないデザイン≒昔からあるデザイン」

そして、昔からあるデザインの照明は、木の外壁に良く似合う。

どこか懐かしく、街を歩く人へも親しみやすいデザインを。

その②へ続きます。

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)


「長く愛せるもの」とは。

:時間(歴史)の流れを感じられるもの。

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