新潟観光大使。89『村上市「千年鮭 きっかわ」さん』坪庭の魅力と「N cedar project」
ゆうです^ ^
先月に家族で村上市の瀬波温泉に行ってきました。
宿からの景色や料理、温泉を堪能♪
そして、千年鮭 きっかわさんの坪庭に感動。
また「N cedar project」も前進しています^ ^
慌しく過ごしている時ほど、ひと休みは必要ですね。
家族とゆっくり過ごす時間・非日常体験から新しい刺激を得ることが出来ました^ ^
設計でもよく考えることですが『間』を設けることは大切です。
「ぴったり」ではなく、「ぴったり+ゆとり」。
それは空間的にも、家計的にも、時間的にも。
心も体も「ゆとり」があることが、豊かな暮らしの条件なのかもしれません。
今回のお宿は「はぎのや」さん。
相方いわく家族連れに最近人気なんだとか。
海の見える展望露天風呂や贅沢な料理など、とても良いお宿でした。
はぎのやさん、ありがとうございました♪
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翌日は村上市観光。
村上市と言えば、鮭。
「千年鮭 きっかわ」さんに伺ってきました^ ^
【きっかわさんHPより】................
村上の鮭料理には千年の歴史があり、百種類もの鮭料理が今に伝えられています。
この村上の鮭料理の心とは、鮭のいのちを尊び、内臓、骨、頭、皮、そしてエラに至るまで全て大切に頂く「鮭への慈しみ」そのものであり、
その特徴は発酵と熟成により生まれる村上ならではの鮭料理です。
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JR「大人の休日倶楽部」の吉永小百合さんのポスターが有名♪
塩引き鮭、鮭の生ハム、はらこ醤油漬など多彩な商品が並ぶ店内。
お店の奥の作業場は見学が可能。
明治時代に建てられた町屋造りの建物を体験できる。
梁に吊るされた鮭が並ぶ光景は圧巻。
そして、高窓から入る光がとても素敵だった。
家々が建ち並ぶ町屋は室内が暗くなりがち。
だからこそ、入る光には自然と感謝の念が生まれるのかもしれない。
作業のための広い土間。
小上がり畳に座り、お店の方の話を聞くことが出来る。
「自然と腰を下ろしたくなる小上がり畳。」
昔から続く建築的秘訣。
まさに温故知新ですね。
現代の家づくりにも取り入れていきたい。
息子は怖がりながらも興味深々。
もうすぐ3歳になる息子。
今の時期にたくさん刺激を与えてやりたい。
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きっかわさんの作業場で特に素敵だったのがこちら。
日の少ない作業場の一角にあった「光の庭(坪庭)」。
光と緑が近い。
日本の町屋ならではの建築的工夫。
きっかわさん、素敵な体験をありがとうございました。
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さて、最後に「N cedar project」について^ ^
村上市瀬波にある山森林業さんを訪問しました。
山森林業さんでは、新潟県産杉を使った集成材の板を作られています。
山新林業株式会社|越後杉ブランドを世界にむけて - 越後杉ブランドを世界にむけて
工場を見学させて頂き、県産杉板や外壁材のサンプルを頂く。
ジョイントのないNFボード(左)とジョイントありのFJボード(右)。
(NF=ノンフィンガー / FJ=フィンガージョイント)
杉の柾目がとても綺麗。
いわゆる「和風」とも異なるモダンな雰囲気を持っている。
「N cedar project」の構想は広がる。
建築中の「中野のエスネル」ではNFボードや外壁など、県産杉が数多く盛り込まれている。
10月中旬見学会予定。お楽しみに^ ^
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実は、この旅行の前日に住学「県産材振興部」のミーティングがあり、そこで県の方に「県産杉の集成材の板を作れませんか。」と聞いたところ、山森林業さんを紹介して頂きました。
「N cedar project」
流れ、引き寄せ、波、などを感じています。
その時のミーティングの様子が記事になりました^ ^
日刊木材新聞社さん、大変ありがとうございました。
県産材振興部、「N cedar project」、推進して参ります。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-