新潟観光大使。103-2『大地の芸術祭2021「光の館、失われた窓、ポチョムキン」』-頭の中がカラになる瞬間-
ゆうです^ ^
8月の終わりに大地の芸術祭のアートを巡りました。
『光の館』『たくさんの失われた窓のために』『ポチョムキン』。
頭の中が空(から)になる瞬間。
現代アートは不思議な魅力がありますね。
十日町在住の天野のエスネルのA様との打ち合わせの帰りに大地の芸術祭のアートを楽しみました♪
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清津峡方面へと車を走らせる。
田園風景が素晴らしく秋の十日町はドライブだけでも楽しい。
家々から日本の風土や歴史を感じる。
時間が経った杉板の魅力を再認識。
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『ポチョムキン』。
画像は大地の芸術祭HPから。
ポチョムキンというファニーな名前から正直あまり期待はしていなかった。
しかし、想像以上に素晴らしい空間だった。
現代の神殿。
田舎×廃墟的鉄オブジェ×森、山、川、空、、、
頭の中が空(から)になる体験だった。
【作品説明より】
廃材を用いてつくられる禅庭。
ブランコ、テラスなど様々な空間で構成された公園。
作家は、近代化の過程で人間が自然から離れていく問題をテーマにしてきた。
鉄という重工業や人間の技術を象徴する要素をつかって自然と人間が落ちあう場所、環境について思いをはせるような空間を作り出した。
現実世界から離れてひとり自然と自分と向き合える空間。
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ポチョムキン対面にあった水連の池。
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『たくさんの失われた窓のために』。
大地の芸術祭の代表的アートのひとつ。
ポチョムキンから車で数分。
その場にいた家族がとても楽しそうで心が暖まる。
画像は大地の芸術祭HPから。
このアートも想像以上に素敵だった。
1対1で作品と対峙する。
セミの声、川の流れが響く。
屋外設置のアートの印象は天気、季節、音、周囲の人の量などで大きく異なる。
人の少ない時間に鑑賞できることはとても贅沢なこと。
【作品説明より】
部屋の窓から見える風景は「私の風景」となる。
窓から見える風景を通して外に広がる妻有の風景をもう一度発見するための窓。
揺れるカーテンは風を映す。
自然を邪魔することなく慎ましく咲く花のような作品を目指した。
風がやむ瞬間。
生や死を想起させる。
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『バタフライパビリオン』。
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『光の館』。
画像は大地の芸術祭HPから。
光の館は屋根が開く。
いきなり現れる空に圧倒される。
非日常的体験。
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光の館は宿泊も可能。
宿泊者のみ体験できる夕暮れ時のプログラムもある。
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大地の芸術祭のアートたちは『自分の心を映し出す鏡』のよう。
生まれ育った地にこれらのアートが在ることに感謝。
日常と非日常が混じり合う。
新しい世界、新しい自分を発見し直し
能動的に、活力を持って
日々の設計に臨みたい。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-