エスネルデザインが提供したいこと。02ー『「豊かな暮らし」とは』ー
前回のブログの続きです。
このブログでたびたび
『豊かな暮らし』
という言葉を使ってきました。
とても抽象的な言葉です。
今回は、僕が考える「豊かな暮らし」とは具体的にはどういうことか。
について話させてもらおうと思います。
人によって「豊かさ」の答えは様々ですが、あえて定義してみます。
結論から言うと、
エスネルデザインが考える『豊かな暮らし』とは、
『月々の家計にゆとりがある状態。』
シンプルに以上とします。
「豊かさ」=「ゆとり」
ということ。
「ゆとり」=「なにをするか選択の余地がある」
ということ。
具体的に言えば、
週末に、家族でディナーに行ってもいいし、
月末に、家族で旅行に行ってもいいし、
子供や奥さんの誕生日に、前から欲しかったものをプレゼントしてもいいし、
自分の好きな趣味にお金も時間もつぎ込んでもいいし、
子供が海外に留学したいといったときに、手ばなしで応援できるし、
両親に旅行をプレゼントすることもできるし、、、
と言ったように。
僕は、世界一周の旅をして、
『金銭では測れない豊かな暮らし』をたくさん見てきました。
経済的に比べたら日本のほうが豊かだというのに、
世界には、圧倒的に「日本よりも豊かだなー!」と感じられるシーンが多々ありました。
例えば、
オーストラリアでは、
お父さんが夕飯には必ず帰宅していて、家族そろって夕飯を食べる。
そして、週末は、友人家族を招待してゆっくり家でバーベキュー。
クリスマスには、両親や親戚を呼んで、ラブリーなホームパーティーを。
、、、、
書き出すと、長くなるのでこれ以上はまたの機会にとしますが、
印象的だったのは。
『家族とのつながりがとても濃い。』
『自然とのつながりがとても濃い。』
『仕事を自分でコントロールしている。』
ということ。
「家族」、「自然」、「仕事」
あの精神的な豊かさを日本にも伝えたい、定着させたい。
そんなふうに考え、
帰国後、まずは自分から実践開始。
今の生活は、「家族」、「自然」、「仕事」のバランスはとても良いと感じています。
それにプラスして、「仲間」と「地元」も大切にできてきました。
このバランスを崩さず、これからもさらに充実させていきたいと思っています。
では、どうすれば、そのような暮らしが叶えられるのか。
なにが問題点なのか。
様々なことを悩んで考えていくうちに、ひとつの答えにたどり着きました。
日本の現状の問題点は、
「居住費の割合が高すぎる。」
ということです。
言い換えるならば、
「(借りすぎた)住宅ローンが、窮屈な日常を作っている。」
ということ。
今の日本では、常識的な借り入れ額だとしても、
僕の感覚では借りすぎです。
借りすぎというのは、
「住宅ローン+養育費+車等で家計がギリギリ。」であるということ。
そして、それは、
「いつ破綻してもおかしくない状態」だということ。
住宅ローンの借りすぎは、家庭にも社会にも閉塞感をもたらします。
逆に、住宅ローンの借りすぎを抑えることができれば、ゆとりある豊かな暮らしが出来ると考えています。
そう思ったとき、僕は、過去の点と今の点がつながったように感じました。
新築住宅に携わってきた過去、
世の中のために出来ることを探し出した今、
その点と点がつながったのでした。
前回のブログの内容に戻りますが、
僕の使命(志)は、
『豊かな暮らしを提供すること。』
「豊かな暮らし」とは「家計にゆとりある状態」のこと。
僕の使命を端的に言い直せば、
『もっと居住費を抑えられる良い「住」を提案する。』
ということ。
「住」とは、新築住宅、中古住宅、二世帯暮らし、賃貸暮らしなど、
その人に合った住み方のこと。と考えています。
僕は1年後に自分で設計事務所を開き、
これを業務として提供していきたいと考えています。
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長くなりましたが最後に、
僕個人が考える「豊かな暮らし」をご紹介します。
なにかの参考になれば幸いです。
『毎日家族と笑って過ごせていること。』
奥さんや子供だけでなく、両親も。
『日々の暮らしの中に季節の移り変わりを感じる余裕があること。』
家の庭や通勤路に草木があり、それぞれの芽吹き、開花、紅葉、落葉を楽しめること。
『農業が近いこと。』
自分で食べるものを自分でつくる喜び、そこから学べる感謝の気持ち。
『経済的ゆとりがあること。』
年収など量ではなく、比率。二世帯暮らしは居住費比率を抑えることができる。
『家族と過ごす時間があること。』
仕事を早めに上がることができる。日曜日に休むことができる。
家族と夕飯をゆっくり食べることができる。
『身体的に快適に暮らせること。
(冬家の中が暖かいこと)』
これは今の家では及第点。
しかし、築35年の古屋だが、冬に暖かく過ごせる工夫は完成しつつある。
『地元で暮らしていること。
(昔からの仲間が近くにいること)』
学生時代からの仲間がすぐ近くにいる。毎週会って飲むこともできる。
大所帯で旅行に行くこともできる。
みんなの幸せをともに祝うことができる。
これから、僕らの子供を僕らが育った町で育てることができる。
『趣味にお金と時間をかけられること。』
僕ら夫婦は旅行が趣味。
住コストを抑えることは趣味へのゆとりを生み出せる。
『仕事が好きであること。』
自分のやりたいことを仕事に出来ていること。
自分の仕事でお客様が喜んでくださることはなによりの幸せ。
などなど。
「自分・家族にとっての豊かさとはなにか。」
ここから始める家づくり、というのも素敵ですよね。
「あなたにとっての『豊かさ』はなんでしょうか。」