豊かな暮らしのつくり方。10-2 ー『断熱性「UA値」とは。』ー

★豊かな暮らしのつくり方(家づくり入門編)



ゆうです^^




前回、


「僕が考える良い家の条件。2017」


と銘打ち、良い家の条件をあげました。

いくつか説明を省いていたので補足しようと思います。

今回は、断熱性を示す指標である

UA値

について書きます。

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前回のブログで、


良い家の条件は、


UA値=0.4以下!


と書きました。




家づくりを初めてすぐの方にとっては、


「UA値ってなんじゃそりゃ?」



ですよね。



簡単に説明します。
(正確に知りたいという方は検索して調べてみてください。)






【初級編】


UA値は断熱性能(熱の逃げる量)を表しており、


数値が少ないほうが熱の逃げる量が少ない=断熱性が高いということになります。




『UA値は、断熱性を示す指標。』


『少ないほうが断熱性が高い。』





以上!!








【応用編】


光熱費は、UA値の大きさに連動します。


UA値=0.8の家とUA値=0.4の家を


もろもろ同じ条件で、暖房したら、

UA値=0.8の家は、UA値=0.4の家より2倍弱の光熱費がかかることになります。






『光熱費はUA値に連動する!』






以上です!


これくらいで差し当たり十分です。










【補足】


前回少し触れた「断熱等級4」ですが、


UA値でいうと約0.8です。(地域によって異なる)


現在、断熱等級は等級4が最高ランクとなっていますが、


ほとんどの全てのメーカーが等級4を満たしていると思います。


要するに、最高ランクの設定が低すぎるんです、






僕が考える良い家の条件は「UA=0.4以下」です。


最高ランクである断熱等級4の倍以上の性能になりますね。

ありませんが、無理やり等級に換算すれば、等級8とかになるんでしょうか。

断熱等級4は、
今ある規定では最高ランクになっていますが、
必要十分な性能としては「最低限」と考えてください。








(余談)



ちなみに、断熱等級は「H25年省エネ基準」に定められているのですが、


この基準の前の名前は「次世代省エネ基準」でした。




なので営業マンは、




「断熱性は、次世代省エネ基準の最高ランクを満たしています。」




と説明していたのでした。






「次世代」基準で最高ランク。






なにも知らずに聞けば、十分性能が高そうだと思いますよね。






「車で言えば、プリウス的な燃費レベルなのかな?」


なんて言ったって「次世代」ですからね!








さて、




この基準、いつできたと思います?






なんと、、、








1999年です!!





20世紀にできた基準を


「次世代省エネ基準」と呼び続けていたんです。笑






住宅業界はそういうところがあります。


疑問が浮かんだら、営業マンに聞いて済ますのではなく、


ぜひご自身で調べてみてください。






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なぜUA値=0.4以下なのか。


0.4以下だと、暖房費はいくらくらいで、どのくらい快適なのかなど、


より詳細な話は今後、まとめていこうと思っています。




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