構造計算のポイント「太陽光パネルの重さ。」

【構造・耐震性】の秘訣

ゆうです。

住宅の構造計算について。

構造計算とは、簡単に言うと、

『家にかかる重さにその家が耐えられるかどうかを計算し確かめる。』

ということになります。

(画像は構造計算ホームズ君より)

「家にかかる重さ」は大きく分けると2種類ありまして

『鉛直荷重』と『水平荷重』です。

漢字が多いイヤになりますよね(^^;)

言い直すと

『鉛直荷重』・・・重力によりタテにかかる重さ↓

『水平荷重』・・・地震や風などヨコからくる重さ←→

ということです。

重力により縦にかかる重さとはどんな種類のものがあるでしょうか。

少し想像してみてください。

 

、、、

答えは、

「固定荷重」・・・家そのものの自分の重さ(自重)

「積載荷重」・・・家具や人など、家以外に家にかかってくるものの重さ

「積雪荷重」・・・雪による重さ

です。

構造計算は、これらの重さをすべて拾い出し、

その重さがかかったときに家が耐えられるかを計算するものになります。

 

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ではここで質問です。

「あなたの家は太陽光パネルを屋根に乗せても家は壊れませんか?」

 

いかがでしょう。

この質問に答えられない場合、太陽光パネルを乗せようと思ったときに困ってしまいますよね。

そうならないためになにが必要かというと

『太陽光パネルの重さも追加した上で構造計算をしておく。』

=太陽光パネルが将来、屋根の上に乗っても大丈夫なように最初から計算しておく。

太陽光パネルの重さは約15kg/㎡ほど。

これを屋根の重さに追加しておくということ。

5kW(太陽光パネル約25㎡)なら15kg/㎡×25㎡=375kgほど追加になる計算になりますね。

 

「太陽光パネルの重さは考慮していなかったので『想定外』です。」

と後になって言われないように、新築時から注意してみてください。

本当は、こんなことを建て主が気にかけなくても、

「当然、太陽光パネルの重さまで含めて計算しています。」

という設計士に出会いたいものですよね。

(しかし、構造計算すらしていない住宅会社が多いのが実情です。)

 

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新潟は雪国なので同じような話で、

『雪の重さ』

についても真面目に計算している設計士に家を建ててもらいたいですよね。

「何十年に一度の大雪が降り、家の床がたわんだ。」

なんてなったら大変。

細かいですが

「構造計算はとても重要ですよ」という話でした。

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