エッセイ。「『面倒くさい』の克服法。」

いなか日記

先日、3Dパース(スケッチアップ)をひとつ完成させた。

完成して「『面倒くさい』の克服法。」ということを思いついた。

僕は現在、来年度の独立に向けていろいろと準備をしている。

具体的なサービス内容(提案する住宅の詳細など)はもちろんのこと、

そのプロモーション、開業のための事務手続き、

営業場所、暖房費シミュレーションなど新たな技術の獲得、

などなどやることは山ほどある。

ホンネを告白すると「面倒だな、億劫だな。」と思ってしまうこともある。

その中のひとつが「3Dパース」を覚えることだった。

実はこれはここ数年ずっと

「やらなきゃなー。」

と思っていたのだが、なかなか億劫でやれていなかった。

・今現在必要に迫られていない。

・3Dパースソフトはたくさんあり選ぶのが億劫

・実際の操作が面倒くさそう

などの理由から学ぶのを保留していた。

しかし、図面(2D)や住宅模型の限界も感じていた。

伝えやすさ、日当たりや実際の人間の視点から見た内観など3Dパースのメリットはひしひしと感じしていた。

そして、一念発起したのが去年の年末。

3Dパースをとても上手に使われているサトウ工務店の佐藤さんに教えを請いに伺ってきた。

そしてそれから自分で練習し、なんとかある物件のパースを作ることができた。
 →プランの凹凸でコストが増える!初3Dパース(スケッチアップ)

まだまだラフで完璧ではないが、

スケッチアップはやってみたら簡単にできた。

数年間「やらねば」と思っていたことは、数日で出来てしまった。

そのときに思った。

『なにかにチャレンジするとき、一歩目を踏み出すときのポイント』がある。

まず、

『やってる人の様子を見る。』こと。

そして、

『「やれそうだ♪」と自分で思う』こと。

理想を言えば、


『「面白そう!楽しそう!」とワクワクする』こと。

これがチャレンジの前にあれば、一歩目はとても軽くなる。

億劫でなくなる。

例えば、ネットでやっている人の動画を見てみる。

まずは遊び感覚で。

上手になるのは先の先の先でいい。

まずは「簡単そう、自分にもできそう、楽しそう」

と自分で感じる。

これは、3Dパースに限らず、独立もそうだし、ダイエットもそうだし、習い事もそう。

そして、『子育て』にも通じると思った。

『子供のチャレンジ精神を育てる秘訣』として意識していようと思った。

父親がいろんなことに興味を持ち、楽しみながら挑戦する背中をたくさん見せよう。

面倒くさいの克服法。

面倒くさいに「勝つ」のではない。

正直、人間は弱い心にはなかなか勝てない。

一度や二度ふんばって勝てたとしても継続できない。
(ブログやダイエットや運動が続かないなど。)

面倒くさいに「勝つ」必要はないんだ。

いかに「面倒くさくはなさそうだ、簡単そうだ、楽しそうだ♪」

自分を騙せるか、思い込めるか。

そして、できればチャレンジしたことやチャレンジの結果を第三者に褒めてもらう。

自分のために必要であれば多少強引にでもいい。
(このブログも始めた頃は、相方や妹や友人に(無理やり?)感想を聞き、いろいろ褒めてもらいました笑)

それが、『チャレンジ→継続』の秘訣。

『面倒くさいの克服法』なのかなと思った。

先日作った3Dパース。
よく見ると、窓ガラスは作っていない(ただの開口)。
完璧を目指そうとしていた自分を「ラフでいいからまずやろう。」と勇めた。
そんな機会を作ってくれた友人に感謝^^

先頭に戻る