エッセイ。「師匠への感謝と別れ。」

エッセイ

ゆうです。

今日とても嬉しいことがありました。
(驚きと共に!)

結論から貼り付けます。

オーブルデザインのブログより。

これは事件です。
(僕の中で)

僕は今年の3月末までオーブルデザインに在籍していました。

ちょうど5年間勤めました。

入所時は、住宅営業経験はあれど設計業務経験はほぼなく、所長である浅間さんからゼロから鍛えて頂きました。

そのオーブルデザインのブログに顔写真付きで載ったことは僕の中でちょっとした事件でした。

正確に言うと、

「オーブルデザインのブログに載ったこと。」

が事件なのではなく、

「浅間さんが僕との写真をブログに挙げられたこと。」

が事件でした。

三条市の秘密の料亭。
浅間さんがセッティングしてくれた。

オーブルデザインのブログを読まれている方はご存知だと思いますが、浅間さんは自分の顔写真をほとんどネットに上げられていません。

(オーブルデザインのHPにもありません。)

なので、

「まさか顔写真を上げられるなんて!」

という驚きがひとつ。

そして、

「それが僕とNさんとの3ショット写真だなんて!」

という驚きがひとつ。

とても光栄でした。

昼夜それぞれ1組限定。
凛とした空間を貸切で味わうことが出来た。

浅間さんから

「なにか独立祝いに欲しいものはある?」

と聞かれたので、

「ご一緒に食事に行きたいです。」

と答えたのがきっかけで、この日の会食が実現したのでした。

和食とフレンチベースの創作料理。
素材にも建物にも設えにもとても強いこだわりを感じた。
(テーブルは柿渋染め和紙)

前回のブログでシークレットと言いましたが、
この機会に告白すると、僕は独立してから先日までオーブルデザインの事務所の一角を間借りしていました。

なので、オーブルデザインを退職したあともオーブルデザインに通い続け、浅間さんと共に過ごしていたのでした。

基本的に会話はとても少ないのですが、

「おはようございます。」

「今日はこれで帰ります。お疲れ様でした。」

は勤務した5年間+3月からの9ヶ月≒約6年間、ずっと交わしてきた日常でした。

それがこの日で最後かと思うと、、

「胸がいっぱいで言葉にならないとはこういうことか。」

と、会話が出てきませんでした。

上手くまとめられませんが、
そんな中、浅間さんがブログに3ショット写真を上げてくださったことは本当に光栄で嬉しかったです。

静寂の空間。
「別れの儀式」には本当にぴったりの場所だった。

................

浅間さん、

約6年間、本当にお世話になりました。

今まで頂いた恩は一生忘れません。

オーブルデザインでの経験が僕の設計思想の基礎になっています。

浅間さんのお陰でひとり立ちすることが出来ました。

上手くまとめられませんが、

数年後「成長したな」と言ってもらいながらまたお酒が飲める日を夢見てこれから頑張って参ります。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

貴重な記念の一枚。
師匠のブログとお揃いで。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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