エッセイ。『日用品に愛着が持てる幸せ。』家づくりの過程を家族で感じる。-息子のいえにっき-

エッセイ

 

『日用品に愛着が持てる幸せ。』

歳を取るに連れその思いが大きくなってきている。

愛着を抱く秘訣は

『そのモノが造られる過程=製作者の想いや手間=苦労を感じること。』

コストパフォーマンスを超える価値を。

息子にその思いを伝えたい。

 

 

 

設計士としてコストパフォーマンス高い家を追い求めている。

大金をかけて建てる家。

安全-安心-快適-暮らしやすさ、、

スペック的に、ハード的に必要十分な家を追求している。

 

 

【秘訣】『良い家の検討項目。』家を建てる際に確認すべき点。-数値で示せる価値、示せない価値- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

しかし、コストパフォーマンスを追いつつも

『家の価値-魅力でハード的な部分が占める割合は実は高くはない。』

『ソフト的な部分が家の価値-魅力の本質』なのだろうと感じている。

 

 

エッセイ。『世界で一番落ち着ける場所。』-家の価値。実家のありがたみ- - 住宅設計エスネルデザイン

 

エッセイ。『帰る場所がある幸せ。』家の持つ本質的な価値。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

車、服、時計、アクセサリー、、

お気に入りのモノをまとって街に出ると気持ちが上がる♪

それはそのモノに愛着やワクワクを感じているから。

家もそうなれれば嬉しい。

家に愛着を感じられたならば日々の幸せは増すだろう。

杉板外壁、ウッドデッキ、造作手摺、造作ダイニングテーブル、窓辺ベンチ、床下空間、、

「ここは-これはどういった思いで、どういった苦労があって出来上がったのか。」

その背景を知ったり、造られる様子を体感できると愛着は深まる。

完成時には見えなくなる下地や断熱気密施工も同様。

「その思いや苦労を伝えたい。」

「それにより我が家の愛着が増すようであれば嬉しい。」

そういう思いを持ち日々ブログを綴っている。

 

 

【自邸-25】基礎工事『コンクリート打設監理。』第三者監理の価値。-長寿命-高品質の家を建てる秘訣- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

先日の自邸の基礎コンクリート打設に息子を連れて行った。

 


工事現場を体感すること、職人さんの様子を見ること、話を聞くこと、、

机の上やテレビからは学べないモノを与えてあげたい。

それが自邸の愛着につながれば嬉しい。

 


「仕事をする父の背中を見せたい」という思いもある。

 

 

息子の自由研究「いえにっき」を紹介します。

 

 

 

 

息子と一緒に現場に行くこと。

息子の反応を見ること。

いえにっき。

全てが愛おしい。

自邸づくりは僕の人生の最も幸福な思い出のひとつになった。

 

 

息子へ、、と言いながら、実際は「僕が幸せを感じる」ためにやっていること。

そのことには気付いている。

息子への影響はおまけ。

覚えていなくても良い。

息子の愛着を育てることを考えながら実際は『僕の愛着を育てている』。

 

 

 

 

 

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『家を建てる』とは。

様々な捉え方が出来る。

建てるなら最高に楽しみたい。

一度きりの人生、家づくりの過程を、完成後の暮らしを家族と共に味わい尽くしたい。

その先に愛着が生まれるのだろう。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

【おまけ】................

インスタ(サブアカ)で自邸の建築過程と家族の様子をアップしています^ ^

 

 

 

 

 

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