【荻曽根のエスネル‐11】地盤調査と奉献酒「今代司酒造さんの甘酒。」
ゆうです^^
いよいよ荻曽根のエスネルの現場が始動!
着工に向けて地盤調査が行われました。
次はいよいよ地鎮祭。
今代司酒造さんで奉献酒も購入し準備万端です^^
新潟は「潟」の名がつくとおり、平野部の地盤は柔らかめ。
新潟は元々は湿地だったところ。
豊富な雪解け水が川を流れ、土砂が堆積し、肥沃な平野が広がり、日本一の米所になりました。
美味しいお米が育つ条件と、地盤の悪さは表裏一体?
これはもう割り切るしかありませんね!
西大通沿いの砂丘地帯の地盤は良いが、その他は基本的に良くない。
(ジャパンホームシールドさん「地盤サポートマップ」より)
大切なのは、設計段階から周辺地盤の調査結果を基に「概算の地盤改良費用」を把握し、予算に見込んでおくこと。
そうすることで「着工後の大幅な予算オーバー」が起きることを防ぐ。
地盤調査開始♪
公園の木々も冬の装いに。
「スウェーデン式サウンディング試験」を行う。
①ロッドに段階的に荷重(~100kg)を加え、地面に貫入させて行く。
↓
②加えた荷重だけでは貫入しなくなったらロッドに回転を加えていき、さらに地中を掘り進める。
↓
③地中を進んだ際に掛かった荷重や回転数を基に地盤の強度が算出される。
というもの。
また、砂質土、粘土、腐植土などの土の性質も把握し、土の種類に応じた地盤改良が検討される。
地面に差し込まれるロッド。
ロッドの先端はスクリュー状。
調査員の方に話を伺うと「概ね想定した通りです」ということで少し安心。
地盤は柔らかめのため、地盤改良を行い、所定の地盤強度を確保します。
(調査結果を基に、適当な改良方法を検討していく)
【網川原のエスネル‐07】地盤調査と地縄張り。
【秘訣】地盤補強の要不要の判定。「地盤調査結果を読み解く」
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さて、続いて地鎮祭のための奉献酒を買いに今代司酒造さんへ^^
新潟駅から徒歩15分ほどのところにある今代司酒造さん。
近年は、外国の方もよく訪れているよう。
築120年以上の建物をリノベーションした店内。
今代司さんは様々なお酒のブランディングやボトルデザインにも力を入れられている。
『伝統と革新。』
刺激を受けました。
錦鯉デザインのボトル♪
お目当ての奉献酒はこちら。
ノンアルコールの甘酒♪
日本酒を飲まれない方でも、お子様でも一緒に飲めるお祝いの「お酒」を。
このチョイスも「伝統と革新」?
ヨーグルトのような酸味が美味しい「もと」と麹の甘さが引き立つ「麹」の2種類セット。
網川原のエスネルでも奉献酒に選ばせて頂いたのが懐かしい。
今代司酒造さんではそれぞれ試飲も出来ます♪
エスネルデザイン新築2棟目の奉献酒。
無事に購入できました^^
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荻曽根のエスネルはいよいよ工事スタート。
3月にS様にお会いしてから早9ヶ月。
葉がなかった公園の緑は、繁り、また葉を落としました。
家が完成するのは、葉が繁る新緑の時期。
S様、今から楽しみですね。
建築が進む様子をワクワクしながら楽しんで頂ければ幸いです♪
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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表