ケンチク探訪♪ 35『長岡の家具屋nine(ナイン)さん自邸。」良い家と良い家具のある暮らし。
ゆうです^^
先日、長岡の家具屋「nine(ナイン)」さんの自邸と工房を見学してきました。
家具も家もとても素敵でした!
感動して、佇んでしまうほど。
好きな場所がまたひとつ出来ました♪
いやー、カフェであれば通いたいほど素敵な空間でした。
建築も、家具も、暮らし・インテリアも、本当に素敵。
そして、日光、周囲の自然、緑。
何十年と暮らす新居には、良い家具を置きたいもの。
新築を計画されている方はナインさん見学、オススメです^^
長岡市福島町にあるナインさん。
8号バイパスからのアクセスも良い。
まず建物(ショップ兼自宅)が素敵。
ホームページを拝見して「これは伺いたい!」と強く感じた。
平野に沿うように建つ平屋。
暖簾も煙突も良い感じ♪
コーナーサッシがアクセントに。
水平性を強調する屋根ともマッチしている。
外壁は「カラマツ」のフロア材。
縦張り(押し縁無し)が洗練された印象を与える。
4年が経過した松の外壁(クリア塗装、2015年建築)。
全て「柾目・節無し・乾燥材」の高級品。
温度変化や風雨などのある外部に置かれているにも関わらず「反り・透き」がほとんど無いことに驚く。
エスネルデザイン設計の「S邸リノベーション(2018)」。
杉の縦張り(押し縁無し)+横張り(下見張り)。
さてさて、家(店)の内部へ。
入り口入ってすぐの土間空間。
圧倒されました。
土間スペースにはnineさん製作の家具が展示されている。
自宅内に展示されているので、新居に家具を置くイメージがしやすい。
特にダイニングテーブルなどは住宅スケールの中で見れることはとてもありがたい。
チェリーの円卓。
自邸とショップの融合。
建築的にはたまらない。
土間とリビングがゆるやかにつながる。
適度に仕切られ、適度につながる具合が絶妙だった。
リビングの畳スペース。
畳ってやっぱり良いですよね^^
窓辺のテーブルがとても心地良かった。
展示スペースは、生活のための用途はない。
(生活用のダイニングテーブルは他にある)
この土間空間はある意味「居心地を愉しむための場所」。
とても贅沢。
こんな家を設計してみたいと思った。
オークの大型ダイニングテーブル。
(180cm×800cm)
窓辺で寛げる家、自然から癒される家を。「居場所を大切にする設計士。」
家具もどれも本当に素敵でした。
出荷待ち品の仮置き場にもなっているそうで、行く度にインテリアが変わるのも魅力的。
肘掛の形状が素晴らしかった。
ウェグナーのベアチェアを思い出す。
椅子と人が握手するような、すりすりしたくなるような肘掛の形状。
とても手間をかけて造られていることが伝わる。
それぞれの家具を体感させて頂く。
やっぱりソファは良いですね。
「落ち着く、リラックスするための高さ。」
ソファも「居心地を愉しむため」のもの。
ぼーっと空を眺めるには最高です。
窓辺に「造作ソファ」を設計した網川原のエスネル。
【秘訣】家を広く使う秘訣は「複数の居場所を設ける」こと。-case.網川原のエスネル-
木製の小物も売られている。
家型のマグネットが素敵でした^^
造り付けの本棚。
実際に生活で使われているダイニングテーブル。
(ブラックウォルナット。150cm×75cm)
信じられないほど綺麗(^^;)
奥様すごすぎです、、
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nineさんの家具工房にも案内して頂きました。
工房はいつ見てもワクワクする♪
オークの円卓は完成間近。
(オイル塗り前)
nineのオーナー兼家具職人である九里さん。
家についても家具についてもとても親切に教えてくださった。
無垢の家具に対する熱い想いをお持ちの方。
いつか一緒に家具を造りたいなと。
九里さん手書きの図面が素敵。
人の手で造られていることを実感する。
家も家具も、製作工程やこめる想いはほぼ同じ。
「人」が一つ一つ考え、「人」が手で造る。
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九里さん、見学させて頂き大変ありがとうございました。
家も家具もとても素敵でした。
造作家具を提案する際は相談に乗って頂ければ幸いです。
今後とも何卒宜しくお願い致します。
また伺える日を楽しみにしています。
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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表
趣味:家族旅行・カフェ巡り・夕日ドライブ・息子と娘と遊ぶこと♪