【喚起】「感染の正確な現状把握」と「不安×雪曇り」の危険性。『ファイト新潟!』

いなか日記・エッセイ

1/7に4都県へ緊急事態宣言が発令されました。
(東京、神奈川、千葉、埼玉)

また、新潟を含む日本海側では寒波による暴風・大雪が続いています。

こういう時は、心が過剰に反応しやすい。

精神衛生管理のためにも「正確な現状把握」が重要。

ファイト!新潟!

まずは『心を整える』ことから。

 

 

 

僕は、独立して初めての冬にひどく心が落ち込んだ経験がある。

「漠然とした不安」×「雪曇り(長期間日光が浴びられない)」

は新潟人にとって非常に危険だと身をもって感じています。

(新潟の自殺率は全国3~7位を推移)
(男性(特に40~60代)の比率が高い)
(※自殺者数は年々減少してきている)

 


出典:新潟県福祉保健部障害福祉課「新潟県の自殺の現状」

 

 

ウイルスにより命を奪われることと同様に、自殺を防ぐことも重要だと感じている。

冬に長時間日光が浴びられない新潟は特に。

経験上、日光に浴びれば気持ちは上向く。

散歩や買い物などリフレッシュもしやすい。

しかし、雪曇りの新潟の冬はそのどちらも難しくなる。

だからこそ、新潟人はそれを理解することが大切。

もし気持ちが上向かない人がいれば

「気持ちが下がっているのは全部冬のせいだ。」

「一旦深く考えるのを保留して春を待とう。」

と心を整えたい。

僕は冬に気持ちが落ち込んだ際、様々なことを試してもモヤモヤは晴れなかった。

しかし、春になったら自然と気持ちは前を向いてきた。

(この経験はとても大きな勉強になった)

 

 

 

【やるべきこと】................

・落ち着くこと。
(行動も、心も)

・現状を正確に把握すること。
(全国の情報と地域の情報の整理→把握)

・出来ること、すべきことを行うこと。
(感染対策の徹底。然るべき経済活動)

 

 

新潟県では2020.12.17から警報が発令されている。
(2021.1.5警報継続通知)

 

 

【コロナ禍での具体的な行動原則】................
(僕の解釈)

①「医療崩壊を起こさない範囲内に感染(行動)を留める。」

(状況に応じて適切な行動は変化する)

②「(急激に)経済的に困窮する人を助ける。」

(飲食業と宿泊業、娯楽業など。利用量・頻度を増やす)

 

②を満たす際に①を侵すリスクがあり判断は非常に難しい。

「どの行動が、どの程度リスクを侵しているのか」の見極めは困難。

タイムラグもあり、後からの検証も難しい。

リスクが把握できなければ全面自粛するしかない、が、そうすると②の実現はより困難になる。

ゼロか100か、白か黒かの二元論ではなく、正確な状況把握・理解から行動を決めていきたい。

 

【拠り所となる指標】................

日々の「感染者数」に注目するのも良いが、医療崩壊をさせないことを念頭に置くとき、最重要指標は「病床の使用率(占有率)」だろうと考えられる。

調べた中では

Yahoo! JAPAN「新型コロナ感染状況のステージと6指標」が分かりやすくまとめられていた。

 

 

 

公開されているデータを基に推移グラフを作成した。

病床使用率(点)だけでなく、増加率(線)に注目することも重要。
(増加傾向か減少傾向か、緩やかな増加か指数関数的な増加か)

 

【より具体的な行動原則】................
(僕の解釈)

①「県民全員で県の病床占有率を20%未満(ステージ2)に抑える」ことを目的として行動する。

その状況下であれば、経済活動や外食・宿泊等は適切に行われるものとする。
(感染症対策の徹底は大前提)

病床占有率が20%以上(ステージ3)」になった場合、慎重に考え行動する。

不要不急の行動は控える。(ケースバイケース)

病床占有率が50%以上(ステージ4)≒緊急事態宣言」になった場合、行動を自粛する。

外出の自粛。経済活動の自粛。外食、宿泊等の自粛。

 

言い換えれば

「昨日よりも感染者が〇人増えた」や「どこどこの〇〇さんが感染したらしい」などのミクロな話に過敏にならなくて良い。

差別や認知のゆがみを防ぐためにも、県全体の病床使用率という大きな視点で捉えることが重要。

(県で括るか市で括るかは状況による)

 

................

 

また、個人が得る情報は全国放送のものが多いと思われる。

そうなると、自分が住んでいる町ではなく「全国」で括った数字を見ることになる。

そこで感じる印象→対策が、自分の町で同じように適当かは分からない。

特に、都市(ex.東京)と地方(ex.新潟)の乖離は小さくないと思われる。

 

家族や知人の中には、時に実情以上に怖がっている人も見受けられる。

(東京のヤバさをそのまま新潟に当てはめるなど)

個人で怖がるだけなら良いが、第三者への非難につながるのは残念なこと。

具体的に言えば、旅行や外食などの行動について。

適当でない根拠から他人を非難するようなことは避けたい。

その言動は誰かの首を絞めているかもしれないから。

 


東京・新潟の「一日ごとの感染者数の推移」グラフ。

 


東京・新潟の「人口10万人あたりの感染者数の推移」グラフ。

ニュースでは「人数」で報じられる場合が多いが人口の違いがあるので「10万人あたりの感染者数(=人口に対する感染者の比率)」を見る(比較する)ほうが適当だと思われる。

しかしそれで見ても、東京の感染者比率が比較にならない程高いことは一目瞭然。

 

要点は『各県により「確保される病床数」は異なる』という点。

当然、都市よりも地方の方が病床数は少ない。

そのため「感染者数」よりも「確保病床数に対する使用率」を注視する方がより適当と考えられる。

 

確保病床数に対する使用率の推移(再掲載)。

注視すべきは『「病床使用率」の差(比)は「感染者数」の差(比)ほど大きくない』という点。

「東京が2500人、新潟が25人(東京の1/100)ならまだ大丈夫だろう」

は正しい認識とは言えないということ。

また、都市と地方では「医療の質(中核病院数・設備・医療従事者の数)」も異なる。

数値からは読み取れない部分にも想像を働かせることが求められる。

 

 

................

 

伝えたいのは「適切に状況を把握する」こと。

それにより、『自分のストレス(不安)』と『他者へのストレス(非難)』を軽減する。

 

ただし、状況把握が出来たとしてもやることは変わらない。

感染対策の徹底。適切な行動自粛。

常に気を緩めてはならない。対策を怠ってはならない。

ウイルス感染は指数関数的に増えるから。

 

「感染対策」と「経済活動」「支援」。

これからも慎重に適切に向き合いながら、状況を把握し自分の行動を決めていきたい。

 

 

【関連資料】................

 


「人口10万人あたりの感染者数の推移」グラフ。
(東京・新潟・群馬・神奈川・茨城)

 


「確保病床数に対する使用率の推移」グラフ。
(東京・新潟・群馬・神奈川・茨城)

 

県民、国民、一丸となってこの危機を乗り越えましょう。

皆さまの参考になれば幸いです。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

先頭に戻る