【メンテ】エアコンのホコリ除去。冷暖房の効き向上、支出低減。case.網川原のエスネル

〈完成後〉暮らし紹介・工夫・住み心地

ゆうです^ ^

網川原のエスネルのK様が素晴らしい記事をまとめてくださいました。

エアコンに溜まったホコリの除去の重要性について。

ホコリを取る前と取った後はなにがどう変わったのでしょうか。

風量は?暖かさは?冷暖房費は?メンテナンス性は?

 

 

 

K様、お教え頂き大変ありがとうございました^ ^

要点だけでなく、室温グラフや体感の感想など分かりやすくまとめられていて大変勉強になりました。

エアコンが1年で1番稼働する冬の今、

皆様、エアコンに溜まったホコリの確認を推奨いたします。

 


K様が暮らす網川原のエスネル。

エスネルデザイン新築1棟目。

K様との出会いはエスネルデザイン史における奇跡。

年々そのありがたみを強く感じている。

 

網川原のエスネル アーカイブ - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

K様の家づくりブログ。

完成後も度々投稿頂いている。

冷暖房費室温変化などをまとめた記事はプロを凌ぐレベル!

 

光熱費(2019年10月~2020年9月) : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

 

真冬日 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

 

杉板外壁について2 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

 

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さて、今回の『エアコンに溜まったホコリの除去の重要性』について。

K様のブログをご紹介させて頂きます^ ^

 

【K様ブログより】................

我が家は10月下旬から床下エアコンを稼働していますが、11月下旬頃からな~んとなく室内が暖まりにくいように感じ始めました。

温湿度計のデータを確認すると、11月下旬頃から床下内の気温が上がらなくなり、むしろどんどん下がっていることが分かりました。

メーカーの修理受付に電話する前に、床下に入り床下エアコンの吹き出し口に手を当ててみたところ、明らかに風量が少ないことに気が付きました。

まさか!?と思い、エアコンのフィルターを確認すると、自動お掃除で溜まったホコリがダストボックスから溢れかえり、フィルターには謎の粉?のようなものがビッシリと付着していました(汗)

 


掃除前(写真下)、掃除後(写真上)。

 

床下エアコンのメンテナンスと言えば、フィルターを1回掃除機で大雑把に吸ったことがあるぐらいで、ほぼノーメンテでした…。

自動お掃除用のダストボックスのホコリを取り除き、掃除機でフィルターを清掃し、元通りに戻して床下エアコンをONにして吸気部分に手を当てたところ、掃除前より明らかに力強く空気を吸い込んでいるのが分かりました(笑)

そう言えば、10月下旬から11月下旬の電気代が前年比で3,000円近く高かったのも、これが原因かも知れません。

その後、何日か様子を見ましたが、フィルター等の掃除をしてからは床下エアコン稼働中は概ね30℃程度まで床下内の気温が上がり、就寝時、起床時ともに寒く感じることはなくなりました。

 

 

定期的にメンテナンスを実施しなければ、快適性は維持できない、ということを身をもって体感しました。

これからは毎年年末の大掃除のタイミングで、2台のエアコンのフィルターの他、24時間換気の吸気口のフィルターや排気用の換気扇も併せて清掃/交換を行い、快適性を維持するよう努めたいと思います。

ちなみに、今回気軽に床下に入って点検する気になれたのは、基礎が高く床下への物理的・精神的な敷居が低いためであり、大変ありがたく感じました!

高基礎を採用した目的は、床下収納や第2の居住スペースとしての床下利用はあくまで二次的なものであって、一次的には、住宅の耐久性向上、シロアリ対策に関する法令遵守、設備メンテナンスのしやすさ等により住宅の寿命を延ばすため、ということを思い出させてくれました。

 

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K様は知人である中野のエスネルのO様にも事態を伝え、O様邸のホコリの様子もブログにまとめられています。
(ありがたすぎる(T_T))

床下エアコンに溜まったホコリはK様邸と同様。

床下エアコンと壁掛けエアコンの対比が非常に興味深かいです。

 

床下エアコンは冬1回、壁付けエアコンは夏1回を過ごした後の様子。

床下エアコンは「稼働時間が長いこと」「床面に近い位置であること」等からホコリは溜まりやすい傾向にあります。

 

K様のブログはそのほかにも詳細にまとめられていて非常に面白です!

K様のブログ、ぜひご覧ください^ ^

 

床下エアコン不調? : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

 

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K様、素晴らしいブログをまとめてくださり大変ありがとうございました。

ご報告から定期メンテナンスの重要性を再認識しました。

 

設備は「定期的にメンテナンスするもの」「いずれ入れ替えるもの」という認識の下、

『メンテナンス性も設備の仕組みもシンプルであること。』

の重要性を改めて感じました。

これからも

・壊れにくいシンプルな汎用的な設備

・数十年後も廃番になりにくい交換しやすい設備

・メンテナンスがしやすい設置計画

等を意識して設計を行っていきたいと思います。

(換気空調一体設備、過度なダクト配管、複雑な熱交換型換気扇等の採用は控える)

(床下エアコン採用の場合は床下に入れる程の基礎高さを確保する等)

 

K様、大変ありがとうございました。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

【追記】................

エアコン自動お掃除ロボのメンテナンスの続きをまとめました。

「ブラシ」についたホコリも取る必要があります。

ご覧頂ければと思います。

 

【秘訣】『シンプルな設備選定を。』多機能設備の弊害。-エアコン自動お掃除ロボのメンテナンスの落とし穴- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

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