【WJD-sketch04】インド。『コルビュジエ建築。白亜の霊廟。バラナシのカフェ。』大切な宝物たち。
『WJD-sketchシリーズ。』
旅に出て1冊目のスケッチたちの紹介。
マレーシアのペナン島やインドのバラナシ、
フィンランドやフランスのパリ、スペインのムルシア、、
忘れられない風景たち。
記憶もスケッチも大切な宝物。
『この風景はなぜ心を動かすのか。』
僕にとっての絵は描き終わった完成形よりも「描く過程」に意味があった。
心地良さの秘密を感じようとしていた。
スケッチを描き始めたきっかけは以前の記事より。
【WJD-sketch03】マレーシア、フィンランド『中庭の感動と自然との距離。』大切な宝物たち。 - 住宅設計エスネルデザイン
【WJD-sketch01】メルボルンのGODS KITCHEN - 住宅設計エスネルデザイン
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スケッチを紹介します。
建築家ル・コルビュジエによるチャンディーガルの都市建築群。
Chandigarh in India.
高等裁判所。
チャンディーガルまではニューデリーから車で約4時間の道のり。
しかし、渋滞、パンク、牛の行列、iPhone紛失、、、
なんとか到着したのは出発から9時間後。
慣れない土地、波乱万丈の道中はひやひやの連続。
そんなことも今ではとても良い思い出になっている。
インドの曇天にカラフルな壁が刺激的。
チャンディーガルはコルビュジエが構想した未来都市計画を実現させた世界で唯一の街。
2016年に世界遺産に登録されている。
(日本の国立西洋美術館などと共に)
州議事堂。
「ブリ―ズ&ソレイユ」という名の庇がインドの強い日差しを遮る。
地域に根付いた建築。
建築の形態(デザイン)はその地の気候や風土から生まれる。
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タージ・マハル。
Agra in India.
ムガル朝皇帝が亡くなった妃マハルのために建てた霊廟。
完成まで約20年の歳月を要した。
装飾をこらした白大理石造りのイスラム建築の傑作。
(世界遺産)
背景の空と合わせてここだけ別世界のようだった。
大きな感動があり、2度来訪。
1日目は昼、2日目は人のいない早朝。
シンメトリーの静寂な世界を味わった。
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バラナシのイーバカフェ。
Varanasi in India.
現地在住の日本人の方が経営しているカフェ。
『心地良い居場所』が点在していた。
インドならではの素材使いもとても魅力的。
心地良さの秘密を探るべくスケッチに勤しんだ。
バラナシには約1か月、孤児院のボランティアとして滞在。
(NPOオンザロード「マザーベイビースクール」)
今でも寄付を続けている。
当時は2012年。
あれから10年。
様々な想いを思い出す。
【WJD「2012」】Varanasi in India『無一物中無尽蔵。』 - 住宅設計エスネルデザイン
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大切な思い出たち。
過去の自分が今の自分を作っている。
かけがえのないあの頃に感謝。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-