【コラボ】宮崎建築さん×エスネルデザイン「下条町の家。」『工務店×設計事務所による付加価値創造。』
ゆうです^ ^
宮崎建築さんとのコラボ設計が進んでいます。
『工務店さん×エスネルデザイン』
による付加価値の創造。
新しい取り組みにワクワクしています♪
宮崎さん、何卒宜しくお願い致します。
今回の計画は建て主様からではなく宮崎建築さんからのオファー^ ^
工務店さんからの設計依頼は『プロからの信頼』を感じ大変光栄です。
宮崎さんありがとうございます。
共に良い家を創りましょう!
宮崎建築さんには中野のエスネルを施工して頂いています^ ^
その際に『小さい家』や『高基礎』の魅力を感じられたとのこと。
ありがたい限りです。
また宮崎さんとは住学でも共に動いており
県産木材の活用や高気密高断熱への意識もとても近いです。
『価値観や家づくりの意識が近いこと。』
『工務店と設計事務所の信頼関係、理解。』
はコラボレーションには欠かせない要点です。
【中野のエスネル‐14】築10か月『杉板のシルバーグレー化とグリーンの成長。』 - 住宅設計エスネルデザイン
【環境】Daily Lives Niigata掲載『新潟県産杉の活用を進める理由とは。』エスネルデザイン×宮崎建築。 - 住宅設計エスネルデザイン
〈補足〉................
エスネルデザインの言う「コラボ設計」とは
『工務店さんがメイン、エスネルデザインはサポート』
という立ち位置での協働設計のこと。
具体的には工務店さんからのご依頼により
・基本設計、適宜助言をエスネルデザインが担当。
・実施設計、申請、施工、監理を工務店さんが担当。
というすみ分けで動きます。
(ケースバイケース)
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コラボ設計の場合、内外装や断熱仕様は工務店さんの任意ですが
宮崎建築さんは木材活用や高断熱への意識がとても高い方。
なので今回の計画は
『超高断熱の小さな木の家。』
のエスネルのコンセプトがそのまま生かされています^ ^
(杉板外壁、付加断熱、木質インテリア、、)
ここからの宮崎建築さんによる内装デザインや建築的納まりがとても楽しみ。
『エスネル設計×宮崎建築さんアレンジ』
コラボ設計の醍醐味ですね。
宮崎さん、何卒宜しくお願い致します♪
ケンチク探訪♪ 12『宮崎建築さん新事務所 in 阿賀野市。』 - 住宅設計エスネルデザイン
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コラボ設計「下条町の家」をご紹介します。
【ファサード(正面外観。北面)】
高基礎×杉板外壁×ルーバーウォールの外観は正に『THE エスネル』。
宮崎建築さんからの想いを感じます。
宮崎さんと建て主のK様に感謝です。
外壁は一部ガルバリウム張り。
こちらは宮崎建築さん寄りのデザイン。
2階の屋根は安田瓦。
(建て主K様のご要望)
建設地は瓦の産地である阿賀野市。
安田瓦の銀鼠色は杉板外壁と良く合う。
周辺にも瓦屋根の家々が並ぶ。
『地域材利用』+『風景を未来へつなげる。』
長く愛されることを願う想いを込めた建築。
【庭側(南面)】
日射遮蔽と日射取得のバランスを設計する。
上下に揃った窓は構造が考えられている証。
「窓が揃う=柱や耐力壁が揃う」
鉛直力も水平力も無理なく流す構造設計。
内部へ................
下条町の家は延床面積26坪の1階リビングの家。
『梁表し天井』や『水平連続窓』等により広さを作り出す。
リビング奥のデイベッドコーナー。
「ファミリーデスク」「風景を眺めるソファ」「窓辺ベンチ」等も設えている。
家族が集まるリビングに『複数の異なる居心地』を。
デイベッドコーナーは『適度な囲われ感』を持たせリラックスできる空間に。
LDKは約20帖、贅沢な広さ。
延床26坪の家にこれだけの広さを確保できるのは「ある秘訣」のお陰。
2階へ................
広くスペースを取ったマルチWIC。
(洗面-洗濯-物干し-収納-脱衣室)
「洗濯→物干し→収納」を一室で完結させる。
高断熱+全館空調の家は洗濯物が室内干しで年中よく乾く。
LDKを広くする秘訣とは『水回りを2階に持っていくこと。』
そうすることにより
・LDKに多彩な居場所を設けることが出来る。
・物干し→各室にハンガーのまま衣類を運べる。
等のメリットが生まれる。
元々、洗面や脱衣・浴室はプライベートスペース。
2階(寝室階)への設置はとても素直に納まる。
(小さなお子様に手がかかる時期は長くない点も考慮)
(育ってからLDKで共に過ごせる居場所作りを優先)
(ご要望によりケースバイケース)
梁が表れる子供室。
今回は構造設計に少し苦労した。
【断面図】
・瓦屋根のため勾配4/10を確保。
(水が瓦の隙間から入らないように)
(ガルバリウム屋根より屋根勾配がきつい)
・正面外観の屋根高さを抑えたい。
・子供室の天井高さを確保したい。
等を考慮して断面計画を行った。
意匠と構造を同時に考える。
棟の位置は何度も検討を行いようやく落ち着きの良いデザインにまとまった。
また「積雪1.3m×瓦の重さ」を反映しつつ耐震等級3で構造をまとめている。
(少し苦労したがここが腕の見せ所)
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宮崎さん、これからバトンを引き継ぎます。
この設計を昇華して頂ければ幸いです。
宮崎建築さんによるアレンジを楽しみにしています^ ^
宮崎さん、K様、引き続き何卒宜しくお願い致します。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-