エスネルデザインの『個性・特色』―ブランディング―
エスネルデザインの『個性・特色』を考える。
端的に言うと「差別化」「ブランディング」。
「エスネルはなにができるのか。」
「どういう理由でエスネルを選ぶのか。」
自分の頭の中でごちゃごちゃとしているものを
「人に上手く伝えるために」
「自分が見失わないために」
明快な言葉で表現したいと思った。
スペインのある家の暖炉のスケッチ。僕の焚き火好きはここからかもしれない。
このブログを書いている現在もまだ明確にはまとまっていません。
ただ、途中段階の記録として荒削りのまま記事にしようと思います。
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エスネルデザインが提案する住宅の個性・目的・特色とは、
『住宅にかかるトータルコストを抑えること。』
『家中暖かく快適な環境で過ごせること。』
このテーマで尖る。
キャッチコピーは
「超高断熱の小さな木の家」
「ゆとりある豊かな暮らしを」
「小さな家、大きなゆとり。」
、、、
「普通の家、オシャレな家、便利な家、家族が集まる家を。」
こういったことをテーマにしている会社・設計士は多い。
設計士は面白いものを作りたいし、建て主も夢で溢れてる、工務店も銀行も工事費は多い方が嬉しい。
そこに「ストップ!」をかける設計士になる。
言うなれば、
『建築士×ファイナンシャルプランナー』
年収や暮らし方や価値観から「ゆとりある豊かな暮らし」を実現するために
適正な家づくり予算を算出し、その予算内で家づくりを提案する。
時代はもう住宅だけの設計では足りない。
『トータルコスト設計。』
『ゆとりある人生を送るための支出設計。』
そう言ったことが望まれている。
住宅のコストをいかに抑え、いかに家計にゆとりを生み出すかを考える設計士。
今までいなかった設計士。
これからの時代に必要とされる設計士。
『コストにこだわる住宅設計士。』
としてサービスを提供する。
設計士は家を建ててからかかるコストに疎い。
そこで差別化をする。
イニシャルコスト(工事費)だけでなく、
『イニシャルコスト+ランニングコスト+メンテナンスコスト=トータルコスト』
を示し、かかるお金をイメージして頂いた上で、住宅を考えてもらう。
その上で最適な住宅を提案する。
※ランニングコスト=光熱費、税金、保険、など
※メンテナンスコスト=35年後の外壁・サッシ・屋根等の交換など
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『支出をなるべく抑えた家づくり』の具体的な手段として、
「小さな家」
と
「断熱リノベーション」(中古・二世帯)
を提案する。
面積や取得費用をまず抑え、(→税金、保険、修繕費も抑えられる)
それにプラスして「高気密高断熱」仕様とすることで光熱費を抑える。
それを『ファイナンシャル設計』と位置づける。
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それと、
『設計事務所と建てる家づくりは面白いよ。』ということの啓蒙。
深く考えずなんとなく大手メーカーに行く人に、少し立ち止まってもらって
設計事務所と作る家づくりの魅力を知ってもらう。
「設計」とは、見た目だけでなく、機能・性能を整えることも含まれる。
そして、予算や将来の支出を整えることも。
その重要性、価値を知ってもらってからどこに依頼するかを決めても遅くはない。
その機会を提供したい。
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そして、もうひとつ。
『地元の大工・工務店と建てる家づくりの魅力』の啓蒙。
現代の家づくりは、自分の家を造ってくれる職人さんの顔がわからないことも多い。
それはとても残念なこと。
大工さんと直でつながっていることは建主にとってとても大きなメリット。
大工さんは、営業や設計や経営者と違って、
あなたの家を本当の意味で「造る」人。
その人と直でつながった家づくり。
例えるなら、
オーダーメイドの革製のバッグを直で革職人に依頼するようなもの。
造る想いも、質も、メンテナンスにも直結する。
それだけではなく大工さんに直で依頼することは、
『大工の技術をつなぎ育てること=次の時代に継承すること。』
につながる。
それは、巡り巡って建主様のプラスになる。
そして、地域のプラスになり、ひいては日本のプラスになる。
洋服の縫製を丁寧に仕上げるように、大工さんの技術は素晴らしい。
自分の仕事に誇りを持っている職人さんはとても丁寧な仕事をする。
僕は今まで大工さんの仕事を見てきて、その仕事を尊敬しています。
素晴らしい技術や想いを持った職人さんがいます。
ただ、職人さんはアピールや営業が不慣れなことが多い。
だから僕は「職人さんとお客さんをつなげる橋渡し」がしたい。
職人の顔が見える環境を作る。
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僕の志は『住を通して豊かな暮らしを提案すること。』
エスネルデザインは今までの家づくりとは次元が違うものとして
「これからの時代の家づくり」を提案していきたい。
『コストを第一に考える家づくり』という新しい家づくり。
なんのために?
建てたあとの『ゆとりある豊かな暮らし』を実現するために。
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エスネルは「ブランド」になりたい。
ブランドとは「約束」
「社会に対してなにができるのか。」
「サービスの質。」
「継続、発展していくこと。」
を約束する。
お客さんに対して。
社員に対して。
そしてなにより自分自身に対して。