【これからの住まいの形】②「35年ローンを組んで買う持ち家の再考」

新潟観光大使

ゆうです^^

前回からトークセッション『これからの住まいの形』のまとめ記事を書いています。

今回からいよいよ本編をまとめていきます♪

「貴方にとっての『これからの住まいの形』はどんなものですか?」

19:30からスタートしたトークセッションも気づいたら23時!

男4人でアルコールもなく3時間以上メモ取りながら話し続けました^^

めちゃくちゃ濃密な会でした♪

まずはダイジェストムービーをご紹介。

トークセッションの全容は亮平さんの記事がとても分かりやすく書かれているのでそちらをご参照ください^^

【トークセッション】「これからの住まいの形」(1/3)

ちなみに僕がこのトークセッションでやりたかったことのひとつに、

『参加者の同時多発的発信。』

というものがあります。

近年、インターネットの発展で情報は身近に簡単に手に入れられるようになりました。

しかし、その弊害としてフェイクニュースなどが社会問題になってきています。

今後、価値が認められる情報は、

『生で体験した人(参加者)の
 様々な角度からの主体的発信。』

だろうと。

今回は、僕と亮平さんの複数発信^^

今後は、参加者を増やしていきそれぞれが主体的に感想を発信していけるようになれば良いなーと考えています。

会場は三条市の『TREE』さん。(TREEさんのことはまた追ってご紹介)

さて、『トークの全容』は亮平さんがまとめられたので、

僕はどんなことを書こうか?と考えていたのですが、

僕は『トークの詳細』に焦点を当てて書いてみようと思います^^

キーセンテンスをそのまま断定形で書いていきます。

行間からその意図を感じ取ってみて頂ければと思います♪

ではでは、まずは最初のテーマから!

村松:

35年ローンは△

定年までに(退職金を当てにせず)完済できる計画を立てた上で、それぞれの家族にあった「住まい」を選択することが大切。

選択肢としては「新築」だけでなく「中古リノベーション」「二世帯暮らし」などコストを抑えた「豊かな暮らしの実現」も可能。

また、家づくりのスタートは「資金計画」から始めることが重要。

35年ローンは日本経済が成長していた時代に設計されたもの。
現在、その仕組みにはまりづらい人も出てきている。
時代が変わった今、主体的にローンを考え直すことが大切。

大橋:

35年ローンを組んで買う持ち家は×

以前は関東にマンションを所有し暮らしていた。
しかし3.11で家庭菜園が放射能の被害を受け「住まいを固定することのリスク」を身を持って感じた。

今は、新潟に戻り1200坪の敷地に建つ賃貸をオーナーさんから直接借りて暮らしている。

所有していたマンションは比較的順調に売ることが出来たが、新潟では住宅を売る際に買い手が見つかりにくいというデメリットもある。

また、日本の経済状況を見ても、
家を所有することは「ぜいたく」になってきているのではないか。と感じることもある。

また、「空き家」がどんどん増えている。
新築せずに空き家を再利用する道はないのか探っている。

紘大:

持ち家は○

家を建てる方と日々接しているが、とても皆さん前向きで「家を建てることが小さい頃からの夢でした。」という人も多い。

家は「家族の巣、子育ての巣」として大きな機能(価値)があると感じている。

また、ローンには生命保険機能が備わっているので、万が一ご主人になにかあった際にも家族に家を残すことができるという「資産」としての一面もある。

鈴木:

持ち家は△

「家を持つことが当たり前である」という常識を一度疑ってみる必要がある。
(刷り込まれれているのではないか。)

人口が減り土地の価値は下がっていくので、家では将来の資産形成は出来ない

終身雇用の崩壊が始まっている今、35年ローンを組むことは慎重に考えるべきだと考える。

突き詰めれば『お金のリテラシー(教養)』の問題。

高校などの授業で「お金の勉強」をカリキュラムに取り入れることも検討すべきなのかもしれない。

ただ、仕事で様々な新築のお宅を取材してきたが、多くの人が満足して幸せそうに暮らしている。
それを実際に見聞きしているので「持ち家は素晴らしいな」と率直に感じる。

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ここからはフェイスブックで頂いたコメントを紹介します^^

(これぞ同時多発的発信!)
(明確に許可をとっていないのでイニシャルトークで(^^;))

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考えさせられる内容ですね。

誤解を恐れずに言うなら私の働き方的には×に近い△派でしょうか。。
(めちゃくちゃ誤解を恐れてますが 笑)

〈T建築設計事務所 Tさん〉

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やっぱすごく面白そう!
場所からテーマから何から何まで。

私は〇。理由は書ききれないんだけど、一つは持ち家って故郷と同じ匂いがするよーな気がして、好きなんだな、きっと。

〈Nティブディメンションズ Sさん〉

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私は〇で。理由は、大きくは2つ。

一つ目に貸家で命を守れるか疑問であること。
貸家の耐震性や断熱性能があれば別ですが、地震やヒートショックなどから命を守れるか?健康に暮らせるか?

二つ目に、リノベも耐震性や性能を考えると、けっこうお金がかかるということ。
一旦スケルトンにして、基礎からやり直すと新築並みか新築よりちょっと安い、くらいかもです?

でも過度なローンはNGですね。生活が苦しくなるのは本末転倒です。

〈K一級建築事務所 Kさん〉

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ボクは… 〇と△の間をとって◇四角かな…(^^;)(ズルい?)

理由はKさんに近い、家族の命と健康を守りつつ心地よく暮らせる住まいだったら、35年ローンを払い続ける価値は十分にあり!

ただ… そのような住まいが本当に手に入るかどうかが難しい(-_-;)
どこに頼むか?誰に設計してもらうか?誰に作ってもらうか?しだい。
費用もそれなりにかかる。

もし、そこまで費用をかけられない場合、村松さんの考えのように中古住宅の性能UPリノベ。
またはNさんのように小さな小さな新築。って選択しになるのかな…

〈Saトウ工務店 Sさん〉

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様々な意見が寄せられてとても面白かったです^^

(実はリアルタイムで亮平さんと呑んでいて二人で盛り上がっていた。)

最後に、



【僕の個人的なまとめ】

みんなわかっていて表現していますが、本当は持ち家を○×で簡単に割り切ることは出来ません(>_<)

それは、建てる方の希望や状況や未来によって答えは千差万別だからです。

しかし、現在の住宅業界では

(わかっているけど、

そんなこと言ったら建てる人(受注額)が減っちゃうし、

家はやっぱり家族の夢だし、

ローン額とかは建て主さんが自分で考えることだし、

もしかしたら景気もよくなるかもしれないし、、、

わざわざ余計なことは言う必要はないかな。)

と(確信犯的に)お茶を濁しているようなケースがあります。

それは『相手の感情(マイホームへの夢)』を害さないようにという思いやりなのかもしれません。

僕も、もしかしたらブログで書くのが精一杯で直接言うのはなかなか難しいかもしれません。

そこで考え至ったのが、

『建築』と『ファイナンシャル計画』の分離

でした。

(現在、僕に設計相談をしてくださっている方はFPの昆さんにファイナンシャル計画の相談に行ってもらっています。)

今回のテーマの回答は、端的にまとめれば

「持ち家を買うのであれば借入はご計画的に。」

ということでしょう。

当たり前のことですね(^^;)

当たり前に誰でも出来そうですが、

いざ自分の家づくりが始まると、いろいろなことで頭がいっぱいになり、ファイナンシャル計画はおざなりになりがち。

自分の思う予算内で家を建てられた人がどれだけいるでしょうか。

真面目に建築をしている会社は建て主様の幸せを望んでいます。

しかし、建築予算を最終決定するのは建て主様の仕事。

家づくりの始める際はファイナンシャル計画から始められることをお勧めします。

いかがでしたでしょうか。

いつもどおり長くなってしまいました(^^;)

次回のテーマもお楽しみに♪

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近、気になっていること。
:TREEのテント席の居心地

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