ゆうです^^
前回の記事で
『第三の居場所【サード・プレイス】』という言葉を使いました。
独立してよりその重要度が増してきたように感じています。
また先日『第三の仲間【サード・コミュニティ】』という概念が頭の中に浮かびました。
豊かな人生を過ごすには、、、
いろんなことを考えていると、つくづく「家づくりは人生づくり。」であり、設計者の考えることは家だけに留まらないと思わせられます。
今回は
『第三の居場所【サード・プレイス】』
『第三の仲間【サード・コミュニティ】』
について書こうと思います。
『第三の居場所【サード・プレイス】』
これはすでに浸透している概念ですね^^
僕なりの解釈にはなりますが例を出して考えてみたいと思います。
スターバックス新潟女池店(2017~)
幾何学的でシンプルな外観。都会的で格好良い。
素敵だなと思ったのは様々な居心地がデザインされていたこと。
具体的にいうと数種類の座り方が出来るように椅子が用意されていた。
店中央にはゆったり複数で座れるソファ席。L型ソファも良い感じ。
窓辺の二人掛け席。
「海外っぽいなー」と。外にもテラス席がある。
奥には大テーブル席があり、さらに奥にはコンセント付きのノートパソコン用席も。
吹き抜け(容積)を贅沢に使った居心地の良い空間だった。
なんと打合せ中にサンドイッチの試食が(しかも味が選べる!)
サービスに感動してひとつ買って帰った。
スターバックスを利用したのはあるお客様との打合せのためでした。
とてもありがたいことに
「エスネルデザインさんに設計を依頼したいと考えています。」
という御言葉を頂きました。感激致しました。
K様、これから宜しくお願い致します。精一杯頑張らせて頂きます。
スターバックスはまさに「第三の居場所【サード・プレイス】」の代表ですよね。
僕は「サード・プレイス」という言葉を、スタバ社長のハワード・シュルツ氏の言葉で知りました。
元々「サード・プレイス」とはアメリカの社会学者が提唱した概念のようで、
「ファースト・プレイス」を自宅。
「セカンド・プレイス」を職場。
「サード・プレイス」はその二つとは別の場所で、より創造的な活動が出来る場所。
と定義されている(らしい)。
「サード・プレイス」の特徴としては
中立領域:経済的、政治的、法的に縛られることがない。
平等主義:個人の社会における地位に重きをおかない。
アクセスしやすさ:オープンで親切で皆が訪れやすい環境。
などが定義されている。
複業をする人が増えていく中で、今後さらに「サード・プレイス」の重要性は増していくのでしょう。
「サード・プレイス」自体も何種類かに分類することが出来ると思います。
僕は、スタバを『第二の仕事場』として捉えました。
パソコン作業や打合せなどサテライトオフィスとしてのサードプレイス。
また、それとは違った「サード・プレイス」もあると思います。
昆さんから紹介された本を読んだ。
「ウミのカケラ」という琥珀糖のお菓子。見た目も素敵。
僕は、海カフェドナを『第二の自宅』として捉えています。
書斎やダイニングなど、一人でや家族、友人と過ごすサードプレイス。
僕は、シーポイントを『新たな可能性を生み出す場』として捉えています。
新しい出会いやイベント、社会的な活動への参加や企画など、面白いことをしている人との出会いの場としてのサードプレイス。
他にも目的に応じてサードプレイスを細分化して考えることも出来るでしょう。
これは時代と共に、それだけ個人に出来ることが増えたということ。
本業以外にも、複業や社会的活動など。
そのための「場」が求められているということ。
それらの活動は、突き詰めれば全て自分のため。
『自分のために動けば、自分がより幸せになれる。』
というシンプルな方程式。
(第三者を幸せに出来た結果、自分がそれを幸せに感じる)
だから頑張れる。だから継続できる。だからワクワクする。
長くなってしまいました。
日本は
物質的な満足度は飽和しつつあるけれど、精神的な満足度はまだまだ飽和していない。
『他者(社会)のためになにか出来ることをしたい』
という機運の高まりを感じています。
そこに『豊かな暮らし』をつくるヒントがあるんだと思っています。
その先はいつか書くであろう『第三の仲間【サード・コミュニティ】』の回で^^
まだまだ想像の途中ですが、旅中に考えていたことをこれから実践出来るのがとても楽しみなゆうでした。
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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)
最近感動したこと
:スターバックスのホスピタリティ
2018.9.19追記................
『第三の仲間【サード・コミュニティ】』を書きました!
『第三の仲間【サード・コミュニティ】』の重要性。