【秘訣】理想の家は『子供の頃の自分』が知っている。

【失敗しない家づくり】の秘訣

ゆうです^^

いきなり質問ですが、

「子供の頃、どんな住まいで暮らしていましたか?」

この質問が貴方にとっての「理想の家」のヒントになるかもしれません。

「子供の頃、どんな住まいで暮らしていましたか?」


「その時の良い思い出は?嫌な思い出は?」

深く考え込む必要はありません。

パッと頭に浮かんだものが一番重要なものだと思います。

(浮かばなければ無理して考え出さなくてOK)

先日、ある方の家づくりの相談に乗ったのですが、

その方がおっしゃられていたことに家づくりのヒントがありました。

「大きな半外部空間がほしいと思ったんです。」




「よく考えてみたら子供の頃の家がそうで、よくそこで遊んでいたことを思い出しました。」

その方の家は家業をやられていて、商品を置くための広い半外部空間があったんだそうです。

また、

「若い頃は鉄筋コンクリート造に憧れていました。木造は嫌でした。」

(昔の家は古い木造の家だったそう。)

「しかし、よくよく考えてみるとやっぱり木造がいいなと。」




「木が近すぎたんだと思いました。良い思い出ばかりではありませんが、やっぱり馴染みあるものがいいなと。」

「歳をとって、子供の頃の感覚に戻ってきているのかもしれません。」
(子供ができた影響もあるかも)

僕は、話を聞いていて、

「つくりたい家にはルーツがあるんだ。」

ということを学びました。

今まで育ってきた環境は人それぞれ。

だから「理想の家」も人それぞれなんだ。

「どんな家に住みたいかは『子供の頃の自分』が知っている。」

小さな頃に過ごした環境が、一番落ち着く環境なのかもしれません。

(何歳でしっくり来るかは人それぞれだと思います(老後かも))

おまけ................

僕の子供の頃の住まいは、古い木造の一軒屋でした。(社宅)

今思い出すのは、

【ネガティブな記憶】

・家中が極寒の冬
 (スカスカ。床の隙間から地面が見える)

・暗いリビング
 (自然が採光少なかった)

・狭いダイニング
 (階段下)

【ポジティブな思い出】

・明るい2階の自分だけの部屋

・家族で過ごしたダイニングでの朝ごはん、夜ごはん
 (リビングで家族で過ごした記憶は少ない)

・庭でみつけたアリの行列
 (ワクワクした♪)

ネガティブな点も書きましたが、
古いしボロいし寒かったけど、一軒屋で家族で暮らしていたのはやっぱり良い思い出です^^
(子供にとっては楽しかったんだと思う。)

僕も振り返ってみると、

「今、こうして住宅の設計を仕事にしていること。」

「高断熱の暖かい家を勧めていること。」

は子供の頃の体験が大きく影響しているように思いました。

「貴方はどんな子供の頃を過ごしてきましたか?」

振り返ってみると、
貴方にとっての「理想の家」のヒントがあるかもしれません。

-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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