【秘訣】『大変で辛い家づくりを避ける。』手間や悩みを減らせる家づくりを。-諏訪W様の言葉-
こんにちは^ ^
家づくりは考えることが山のようにあります。
比較検討、悩みは膨大です。
大変で辛い家づくりとは
そうならない秘訣とは
「家づくりの手間や悩みを減らしたい。」
という想いがあります。
大変で辛い家づくりとは。
長年そうした家づくりから離れていましたが
諏訪のエスネルのW様奥様の言葉でそれを思い出しました。
【W様奥様のLINEより】................
いよいよ引渡しが明日になり、
家作りを決意しハウスメーカー巡りに奔走していたあの頃…
営業さんの話を聞いたり土地探しに時間を費やしたり
そんな時に夫が村松さんのブログを見つけ出し、
................
「家作りって疲れるなぁ辛いなぁ、」
これは本当によくあることだと思います。
家づくりが大変で辛くなる原因は
①説明を聞くことが多すぎる。
(自社PR、性能、価格、家づくり基礎知識、)
②選ぶことが多すぎる。
(依頼先、間取り、性能、内外装、)
(「比較検討→悩む→決める」に疲れる)
その大変さは総合展示場や完成見学会の経験がある方なら分かるかと思います。
【W様展示場来訪ブログより】................
展示場に着くと店長が待機していらっしゃいました。
その方に展示場のご案内をいただき、
技術と性能の優位性をご説明いただき、
坪あたりの価格をご提示いただき、
工場見学の日程を決めていただき、
住宅ローン事前審査の申請をしていただき、
100万円の契約金を早いうちに一旦払うことで得られるおトクさを説明していただきました。
実に5時間超の大ボリュームでお届けしていただきました。
子供を連れて行った私たちがいけなかったのかもしれません。
2人ともヘロヘロになっていると、店長が決め台詞。
「〇〇〇、、」
(中略)
................
僕も20代は住宅営業をしていたので業者側の苦労も分かります。
正直に言えば業者側も大変でしんどい。
両者ともしんどさを解決したい。
その想いはエスネルデザインの家づくりに反映されています。
大変で辛い家づくりを避けるためにどうすれば良いのか。
「①説明を聞くことが多すぎる」に対して。
〈家づくり業者〉
〇ネット上で多くの発信をする。
(ブログ、YouTube、SNS等で)
(自社PR、性能、価格、家づくり基礎知識など)
〈建主様〉
〇ネット上で出来る限り情報収集する。
(家づくり基礎知識、必要性能、会社比較など)
〇不明点があればメール等で業者に質問してみる。
→会ってからゼロから説明される手間を避ける。
(お互い楽、人件費=工事費の節減)
・エスネルブログでは家づくりの疑問に対して一問一答するようにまとめています。
(理想的にはその会社が提案している家の情報を全てネットでお伝えしたい)
・エスネルの建主様の場合(主にご主人が)ネットでじっくり調査→比較検討をされてからお問い合わせ頂くことが多いです。
→会う前から「建主様の欲しいモノ」と「エスネルが提案できるモノ」のマッチングが出来ているためお互いに楽で楽しい打合せが出来ています^ ^
まとめます。
【家づくりを楽にするポイント】................
『家づくりの依頼先』はネット上である程度しぼる。
その後連絡や会いに行く。
【W様依頼先検討ブログより】................
まずはホームページをよく見て選んでいきました。
ここで見たいのはHPのリッチさではなく、どんな家を建てているかになります。
どこかに断熱性、気密性、耐震性についての記述があると思うので、そこを探します。
(中略)
私が最も大切だと考えているのは「情報発信がなされているか」という点です。
業者さんの書くブログなどには価値があります。
しかも双方にとってです。
(中略)
................
大変で辛い家づくりを避けるために
どうすれば良いのか。
「②選ぶことが多すぎる。」に対して。
これは主に「性能」と「内外装」について。
(①よりも②の方が大変で辛くなるリスクが高いと感じています)
対策はシンプルです。
家づくり業者が自分のお勧めの仕様を提案すること。
全ての選択肢を建主様に提示するのではなく、設計者が「これが良いと思います」というものを検討→取捨選択して建主様に提案する。
具体的には
性能:断熱気密性、耐震性、耐久性、耐災害性、、
内外装:外壁、内装、屋根やサッシ色、、
等について。
特に「内外装」の検討がやっかいです(^ ^;)
性能は数値的な比較検討がしやすいのですが内外装は感覚的なもの。
正解も不正解もない好みの世界です。
だからこそ選ぶのがしんどくなります、
〈外壁〉................
窯業系サイディング、金属系サイディング、タイル、木質系、塗り壁、、
各々に対して色や柄がありコスト差やメンテナンス差も異なる。
(外壁の張り分けまで考えたら、、)
外壁に連動してサッシ、屋根色、雨樋色などの検討も必要。
〈内装〉................
壁紙のビニールクロス(色、柄、コスト、、選択肢は無限)
昔は僕も「壁紙はこの中から決めてください(厚さ5cmのカタログどん!)」をしていました(反省)。
フローリング(樹種、無垢材かその他か、塗装ありなし、コスト)
それに連動して巾木、建具の色、、
、、、
家づくり中に疲れてしまうのは特にこの辺り。
(切ないですが夫婦で言い合いになるリスクも)
そういうことが避けられる家づくりを考えています。
具体的には
設計士である僕がお勧めする仕様を示すこと。
【お勧めする内外装】................
外壁:杉板
(好みによりガルバリウム等も良)
〇メンテナンス手間が少ない。
(10年毎の再塗装などが不要)
〇トータルコストを抑えられる。
〇張り替えが容易(低コスト、廃番なし)。
〇飽きがこない普遍的な外装。
〇汚れが目立たない。
〇風合いが良い。
〇環境負荷低減、地元の森を守る。
等のメリットがあります。
シンプルな材なので屋根などの色も合わせやすいです。
植栽との相性がとても良いこともポイントです^ ^
【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。 - 住宅設計エスネルデザイン
................
内装:AEP塗装(白系)
(一部板張り)
〇風合いが良い。
〇塗り直しが容易(汚れても補修が簡単)。
〇経年による色の変化が少ない。
〇ケミカル臭が非常に少ない。
(ビニルクロス等の新築臭がない)
〇塗り壁の中では価格が安い。
等のメリットがあります。
白系の壁と板張りの自然な風合いで仕上げる。
アクセント(色、柄)は小物で十分に出せます。
(物を置くと色や柄は出したくなくても出る→建築はなるべくシンプルに造ると良)
シンプルな内装計画は悩むことも少ないです。
【秘訣】AEP塗り直し講習♪『AEPのメリット紹介。』-地蔵のエスネル- 住宅設計エスネルデザイン
................
『お勧めする性能』はこれまでまとめている通りです。
【秘訣】『良い家の検討項目。』家を建てる際に確認すべき点。-数値で示せる価値、示せない価値- - 住宅設計エスネルデザイン
【秘訣】『性能は最高レベルを選ぶ。』松竹梅の竹を選ばないコツ。-家と他の買い物の大きな違い- - 住宅設計エスネルデザイン
................
家づくりを楽に楽しく進める秘訣。
【結論】設計者にお任せできると楽。
(自分たちで決めなければならない量が多いとしんどい)
性能も内外装も依頼先も、選択肢は無限にありますが実際に一つ一つを検討していくことは困難です。
なので建主様が慎重に検討すべきなのは一つだけ。
『誰に頼むか。』
その一点です。
【W様奥様のLINEの続き】................
村松さんとお話して、
今完成した新居を見て、あの時村松さんと出会えていなかったら、
振り返ってみると家の完成を待つまでの暮らしは本当にあっという
アパートの暮らしも、
あの時に、
(中略)
W様奥様、暖かいお言葉を大変ありがとうございます。
引渡し前日にメッセージを読んで胸が熱くなりました。
................
家づくりは悩むこともありますが楽しいこともたくさんあります。
これから家づくりをされる方が楽しく家づくりを進められることを祈っています。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-