【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ①「見た目の変化」。

【経年変化・植栽・メンテナンス】の秘訣

ゆうです^^

昨年の12月から杉板外壁の経年変化の実験をしていました。

約1年が経ち、変化が落ち着いてきたので報告をまとめます!

自然素材の経年変化は味がありワクワクしますね^^

このブログで、数年~数十年経過した杉板を紹介してきましたが、

「杉の外壁って本当に大丈夫なの?」


「本当に腐ったりしないの?」


「グレーになった板の中身はどうなってるの??」

という素朴な疑問があると思います。

経年変化した板の中身を紹介しよう!

というのが実験の目的です^^

【秘訣】板外壁の経年変化。「方位による風合いの違い」

実験前の杉板たち(裏面)。
レッドシダー(左)と日本の杉(左)

板を雨が当たりやすい上向きに置き、約1年放置した。

仮に垂直面よりも5倍の雨当たり+日射があったとすると、1年×5倍=5年後の変化が見て取れると考えた。
(正確には分からない)

約1年後!
木色だった板はきれいにシルバーグレーに^^

左から「杉乾燥材(白身)」「杉乾燥材(赤身)」「レッドシダー乾燥材」「レッドシダー未乾燥材」

3ヶ月経過時のもの。
板の変化はまずは退色が進み木色が白っぽくなることから始まる。

その他3ヶ月経過時の詳細はこちら↓
【秘訣】杉外壁の経年変化「祖父の家の杉板と実験の経過」。

左から表・裏・表・裏。
日と雨が当たらない裏は木色のまま。
シルバーグレー化は紫外線と雨によるものだと分かる。

実験を邪魔する我が家のおネコ様。

杉板から詳しく見てみます。

白身材(左)と赤身材(右)
見た目の違いはほぼない。

※一部木色が見えている部分は風で飛んで表面が削れたため。
(経年変化ではない)

裏面。
白身のほうには3ヶ月時にすでにカビが生えていたが、それ以上カビが増えることはなかった。
板への劣化影響もほぼないと思われる程度。

外壁としての基本的な性能を考える場合、杉板は白身でも赤身でも大きな問題はないと思われた。
(柏崎の杉板張り家々もほとんど白身と赤身が混じっている)

基本的な条件として「屋根が出ていること」が大切。
板への雨がかりを抑えることが板の寿命を延ばします。

「杉・白身」の木口。
大きく反っているのが分かる。
(板は木表側に凹に反る)

「杉・赤身」も同様の反り具合。

乾燥具合や板の部位により程度は異なるが「木は反る」。
→クギで留めることで反りの発生の程度を抑える。

数年経ち、反りの反発でクギが出てくることもある。
【秘訣】杉外壁の良い点・悪い点「メンテ・目地/腐朽・クギ浮き」

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続いてはレッドシダーについて^^

レッドシダー未乾燥材。

レッドシダー乾燥材。
未乾燥材と乾燥材で大きな違いは見受けられなかった。

※あくまで今回の板の場合。
板はものにより特性が大きく異なることに注意

青緑の線は台に触れていた部分。
湿潤になりやすかったため、カビっぽくなっていた。(腐ってはいない)

「未乾燥材」はもっと反るかと思ったが、そこまで反らなかった。
→芯に近い部分の板だったからだと思われる。

「乾燥材」は芯より少し外れているため反りが出ていた。

今回は反りは少なめだったが、板が三角(上は薄く、下は厚く)の場合、反りには十分注意が必要。

(レッドシダーは杉より一様にシルバーグレーになりやすいが、価格は杉より高い。)

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自然素材の経年変化は面白いですね^^

板を外壁に使用する場合は、見た目や価格だけで決めるのではなく、その樹種の特性や変化などを熟知して使うことが求められます。

また、同じ樹種でもそれぞれの板によって挙動が異なってくるため、外壁に選ぶ場合には「自然素材であること」を納得した上で決めないとといけません。

(反り、カビの生え具合、クギの浮き、シルバーグレー化の違いなど)

それが許容できれば、これほど魅力的でメンテナンスコストも抑えられた外壁材は他にない!と僕は思っています^^

杉板外壁おすすめですよー♪

2年半が経過したT様邸

、、、、

はて?

シルバーグレーの板の中身は??

次回に続きます^^!

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