【網川原のエスネル‐05】RC擁壁-コンクリ打設。

網川原のエスネル

ゆうです^^

網川原のエスネルのRC擁壁工事が進んでいます。

配筋監理をし、コンクリ―トが打ち込まれました。

外気温が下がるこの時期はコンクリートを打つのも慎重な検討が必要です!

職人さん、厳寒期に作業の方ありがとうございます。

現場の方々のお陰で順調に工事が進んでいます^^

新築計画では庭高さを道路高さに合わせるため、RC擁壁(土留め)が必要になる。

RC造の要となる鉄筋の設置を図面通りになっているか監理する。

高さ・ピッチ・鉄筋の径などどれも問題なく施工されていることを確認しました^^

配筋確認後、ベース(底)にまずコンクリートが打たれる。

数日は暖かい日が続く予報だったため不要とも思ったが、念のためブルーシートで養生してもらった。

ベース完成後は立ち上がりの型枠を作ります。

かぶり厚(コンクリート表面~鉄筋までの距離)が確保されていることを確認。
※かぶり厚が足りないと、経年により鉄筋が中性化(サビやすくなる)=耐久性が低下するリスクが高まるため重要なポイント!

いよいよコンクリート打設^^

コンクリートが型枠内に密実に行きわたるよう注意しながら施工して頂く。

指定したコンクリートの強度(呼び強度)は30N/mm2。
(通常使用する強度の1~2ランク上ほどの強度)
理由は「耐久性」のため。
30N/mm2の密度であれば、およそ100年の耐久性があると言われています。

また、強度を上げるとコンクリート内の水分の割合を減らすことが出来るので凍害対策にもなる。
(=「水セメント比」を下げる)

そして、厳寒期のコンクリート打設でもっとも重要になるのが養生です!

気温が低いとコンクリートの強度発現に通常よりも時間がかかります。
それは、時間を置けば良いこと(または強度を上げる=「温度補正」)

しかし、コンクリートが凍ってしまったらアウト!!
ボソボソのコンクリートになり、強度どころではありません(T_T)

そのために、コンクリートが凍らないよう適切に養生をする必要があります。
(または、気温を見て問題のない時期に打設する)

保温養生シートで覆い、コンクリートが氷点下にならないよう養生する。
(「外気温」と「コンクリートが固まる際に発生する水和熱」も考慮)

保温性のある養生シート。

その上からブルーシートで養生。
(なるべく風が吹き込みづらいよう配慮。)

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現在、擁壁は養生中です^^

厳寒期のコンクリート打ちは気を遣いますね!

今回は擁壁だったので養生をすることで施工OKとしましたが、母屋の基礎であれば出来れば厳寒期の施工は避けることが理想です。
(施工も監理も大変なので(^^;))

どうしても施工するのであれば、ヒーターなど必要な温度管理・養生の検討が必要になります。
(厳寒期の施工がNGなわけではありません)

工事は天気を見ながら職人さんと設計士が検討・確認しながら着実に進めています^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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