【秘訣】窯業系サイディングは勧めません!「劣化とメンテコスト」

【経年変化・メンテナンス】の秘訣

ゆうです^^

エスネルデザインでは外壁に「窯業系サイディング」を勧めていません。

理由はメンテナンスコストが高いから。

そして、劣化するから。

写真は築22年の僕の実家の外壁。
(窯業系サイディング)

「窯業系サイディング」とは。

住宅に使用される外壁材で

・セメント質と繊維質を主な原料にして板状に形成したもの。


・柄や凹凸などデザインが豊富。


・施工がしやすい。


・防火性能が高い。


・価格帯が幅広く安価なものも多い。

などの特徴があり、現在の住宅の多くは外壁に窯業系サイディングが使用されています。

特に「デザインが豊富」で「施工もしやすく」「安いものも多い」ため、施工業者からすればとても使い勝手の良い外壁です。

しかし!

エスネルデザインでは窯業系サイディングをお勧めしていません。

なぜか?

・メンテナンスコストがかかるから!
・再塗装しないと劣化するから!

窯業系サイディングの弱点は、基材に防水性が無いことです。
防水性はサイディング表面に施された塗装が担っています。

しかし、その塗装の寿命も10年前後で失われ始め、防水性を保つためには再塗装が必要になります。

再塗装をせずに放置していると、雨水が基材内部に浸入し、基材がボロボロになっていきます。

特に冬場氷点下になる地域では、基材に侵入した水が凍り、爆裂を起こす形で基材をよりボロボロに劣化させます。(凍害)

塗装が剥げ、基材が露出した窯業系サイディング。
こうなってしまうとこの上に塗装してもまたすぐに剥げてきてしまう。

健全な部分は健全。
(劣化が目視確認出来るのは全体の数%。)

ちなみに築12年程のときに全面再塗装を施しましたが
その際には約80万円ほどかかりました。
(足場などで費用がかさむ、、)

日本窯業外装材協会HPより。

日本窯業系外装協会のHPには、
「5~10年程で再塗装」
「10~16年程で再塗装」
「17~22年程で再塗装」
「23~27年程で再塗装
「25~35年で張替え」と書かれている。
(使用条件により異なる)

この通りに行うなら再塗装費は27年のうちに約80万×4回=約320万円かかることになる。

劣化した窯業系サイディング。

サッシまわりのサイディングのヒビ割れ。
(親父がコーキングで応急処置をしている)
(おそらく中越沖地震の影響あり)

................

ちなみに、外壁が劣化したことで家の壁内に雨水が侵入するかどうかは別問題です。

それは「防水シート」が二次防水層として働いているからです。

しかし仮に、外壁の劣化が防水上問題がなかったとしても、
美観上は厳しいものがあります。

窯業系サイディングは新築時は綺麗ですが、その一部がボロボロになっていたりすると途端に全体がみすぼらしく感じてしまいます。
(街でそういった家を見られたことがあるかと思います。)

工業製品は一部が劣化すると途端にみすぼらしくなってしまいます。

そこで、エスネルデザインでは外壁に自然素材である「杉板」をお勧めしています。

杉板は全体的に経年変化し、シルバーグレーになっていきます。

一部が極端に劣化するのではなく、全体が徐々に変化していく点がポイントです。

日本の杉材であれば価格もそこまで高価ではなく、風合いも良く、劣化が目立ちづらく、無塗装であれば再塗装などのメンテナンスも不要。

また、「新潟の原風景」を未来へつなげる。という価値もあります。

好みであればなかなか優秀で素敵な外壁でとてもおすすめです^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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