【モノづくり】オリガミデザインさん in 小国「和紙のおうちライト」
ゆうです^^
エスネルデザインではオリガミデザインさんが作られている
「和紙のおうちライト」
をよくプレゼントさせて頂いています。
小さくて、シンプルで、柔らかく、明るい。
「こんな家を提案したいな。」
と感じるデザインです。
先日、オリガミデザインさんの工房にお邪魔して製作の様子を見学させて頂きました^^
「和紙のおうちライト」については、何度かご紹介させて頂いていました^^
オリガミデザインさんと初めてお会いしたのは昨年の柏崎クラフトフェア。
約一年が経っていました。ご縁を感じます。
柏崎の我が家から小国へ。
豊かな自然の中のドライブが気持ち良い。
代表の池山さんの御宅に到着。
小国和紙の優しい灯りが出迎えてくれた。
小国和紙の製作過程をまとめた冊子を拝見する。
写真がとても素敵^^
文章もとても見やすく資料も「デザインされている」ことを強く感じた。
資料の製作は奥様のまゆみさん。
和紙を手漉きされるオリガミデザイン代表の池山さん。
池山さんから小国和紙の中でも特別な「小国紙」について教えて頂きました。
「小国は豪雪地のため、冬は外での仕事が出来なくなる。
男は外へ出稼ぎに行き、女性は家の中で紙を漉いて内職していた。」
「そのため、小国紙は女性でも紙を漉くケタが振るいやすいような大きさになっている。」
「小国では昔はそれぞれの家で紙を漉いていた。」
「一度、小国の和紙は途絶えかけたが、小国和紙生産組合さんが復活してくれた。」
小国和紙生産組合さんには、僕も和紙製作工程を見学させて頂いたり、「和紙のランマ」を製作して頂いたりとお世話になっています^^
【小国和紙】和紙が出来るまでの物語-小国和紙生産組合さん見学-
残っている記録では、小国で1682年には紙を作っていたそうです。
当時は障子紙・保存用記帖等が主用途だったよう。
また、「小国紙」はその伝統的製法が評価され、昭和48年に国の無形文化財に指定されています。
池山さんが漉かれた「小国紙」。
小国紙の大きさは約29cm×39cm。
手漉き和紙ならではの「みみ(和紙の端部)」がとても素敵。
いつか小国紙を天井に張った寝室を作ってみたいと思っています。
和紙のシーリングライトとも相性がとても良いです。
(光の反射も柔らかい)
既製品の壁用和紙と異なるのはその薄さ。
(既製品の和紙は品質均一化(とクレーム防止)のため厚め)
小国和紙は薄い紙も選べるため、とても透明感のある暖かい空間を作ることが出来ます。
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前置きが長くなりました(^^;)
「和紙のおうちライト」の製作の様子をご紹介させて頂きます♪
「和紙のおうちライト」完成形。(オリガミデザインさんHPより)
和紙のおうちライトは1枚の紙から出来ています。
裁断された小国和紙。
まさにオリガミのよう♪
「ハンコあり」タイプはこの段階でハンコを押していく。
ハンコ担当は奥様のまゆみさん。
サンタさんのハンコがとても可愛い^^
線も色使いもとても繊細。
(ご夫婦とも大学でデザインを専攻されていた)
オリガミデザインさんHPより。
これからホタルの時期ですね。
とても可愛かったです^^
ハンコ押しが完了したら、次は組み立て工程へ。
紙をオリガミのように折っていく。
和紙の家の中には補強のための塩ビの骨組みが入る。
屋根を閉じて完成!
一見簡単なようですが、間近で見学させて頂きとても手間がかかっているのが分かりました。
パッケージングされ店頭へ。
和紙のおうちライトが作られる作業テーブル。
ロマンがあります^^
シンプルな形だから箱入れもきれい^^
パズルのようにハマッていました♪
お気に入りは「長岡花火バージョン」と「ホタルバージョン」♪
(6/16の現場見学会でお披露目する予定^^)
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「シンプルで
かわいくて
暖かみがあって
ちいさくて
経年変化が楽しめる素材で
ひとつひとつ人の手で作られている。」
そんな家を提案したいと考えています。
オリガミデザインさんの「和紙のおうちライト」とはとても近いものを感じています。
たまには、夜照明をおとして、和紙の灯りだけで過ごす。
そんな暮らしもとても素敵ですね^^
「和紙のおうちライト」
とてもお勧めです。
【ご紹介】................
オリガミデザインさんが作られた「小国和紙の作り方」の資料がとても分かりやすく素敵なのでご紹介させて頂きます。
(池山さんありがとうございました^^)
小学校に展示される用にまとめられたこちらもとても分かりやすく可愛いです^^
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池山さん、まゆみさん、
見学させて頂き大変ありがとうございました^^
今後とも何卒宜しくお願い致します。