【網川原のエスネル‐33】造作手摺完成!最後の仕上げは「想い」と「思い出」。
ゆうです^^
網川原のエスネルでは、造作手摺が完成し、取り付けられました。
棟梁の渾身の手仕事。
そして、最後の仕上げは建て主様に。
毎日にぎる手摺に「想い」と「思い出」を込めて頂きました^^
網川原のエスネルは9/7(土)・8(日)に完成見学会を開催します。
詳しくはコチラをご覧ください^^
【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!
素晴らしい植栽たちが植えられた。
秋空に紅葉しかけのモミジがとても良い。
外構の模様はまた次回に。
さて、以前からお伝えしていた造作手摺がいよいよ完成しました^^
【職人技】造作エスネル手摺!「世界でみつけたあの掴み心地を。」
毎日にぎる手摺には親しみやすい形状と特別な想いを。
小林棟梁の渾身の手仕事です。
小林棟梁の作業場にて。
格好良い男の背中。
実際に付く手摺はサンプルと異なり、長い!
そのため、造り方にも工夫が必要。
ルーターと呼ばれる木材加工の機械を専用の台に固定し、ガイドに沿って手摺(角材)を削っていく。
(写真の専用の台は手すりの為にわざわざ棟梁が作ったもの!)
ルーターのビット(先端の削る金物)は「サジ面ビット」。
両面の握り部分が削られた手摺の原型。
サンプル(右)と見比べながら形を整えていく。
この段階で僕が実物を確認。
全体的に角を削り丸くしてもらうよう依頼。
特に握ったときに指の腹が当たる赤丸部分の柔らかさが大切。
何度も握り、自分の感覚を頼りにより良い形状を模索した。
サンダーと呼ばれる電動やすりで角を丸く仕上げていく。
長い手摺をなるべく均一に丸みをつける。
集中力と根気の要る作業。
(大工さんに依頼してよいレベルを超えてる?)
小林棟梁の気概があって初めて実現したのかもしれない。
削られて艶の出たヒノキの手摺。
目が詰んでいてとても綺麗。
使うごとに手の脂が乗り、艶が増していく。
作業の様子の動画です^^
(大きな音が出ます)
そして!
エスネルデザインの手摺はこれだけでは完成しません^^
最後の仕上げは建て主様であるK様に。
「想い」と「思い出」を込めて頂きました。
ご家族(+僕)みんなで手摺の仕上げ♪
紙やすり(#400・#800)を使い、表面をより滑らかに仕上げていく。
元々すべすべとしていたが、#800で仕上げると比じゃないほどの滑らかさに!
なんでも「最後のひと手間」が重要なんですね^^
手摺を握る度に(たまにで良いので)この日のことや大工さんの手仕事を思い出して頂ければ素敵かなと^^
K様、ありがとうございました。
K様が選定された真鍮黒塗りの手摺受け金物。
無垢の手摺にとても似合う。
様々な人の想いのこもった実用的な手摺。
見学会でぜひ握って頂きたい。
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「最後のひと手間」のアイデアは他にも^^
ウォールナットの端材を割ってポストマークを作ってみた^^
玄関の横のポストにつけると来客の方の目に入った時に暖かみを感じて頂けるかと。
プロでなく、素人が作るところがポイント。
(少しラフに作るくらいがちょうど良い)
それは、わざわざ(得意でないのに頑張って)手で作った様子が感じ取れるから。
【網川原のエスネル‐21】大工さんの造作ポスト!「杉のポストは外壁と一体化する」
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網川原のエスネル、もうすぐ完成です。
嬉しいような、少し寂しいような、
「娘がお嫁に行く」と言ったら大げさでしょうか。
大げさでなければ、完成見学会はまさに「結婚披露宴」。
盛大に見送ってあげたいと思っています。
エスネルデザインの長女の披露宴。
宜しければ、ぜひご参列ください^^
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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表
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