【低炭素】前先生『健康快適な暮らしをゼロエネで全ての人に届ける。』内閣府youtube紹介。
ゆうです^ ^
先日、内閣府からYouTubeで『再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース』会議が生中継されました。
国の会議が生配信されるのは初めて!?のことなんだそう。
大臣も参加された会議にて、前先生の発表が非常に面白く家づくりの参考になるのでご紹介させて頂きます。
この会議が発信されることはエコワークス株式会社の小山社長からお教え頂きました。
小山社長、ありがとうございました^ ^
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会議の議題は
「1.電力の需給ひっ迫・価格高騰問題について」
「2.住宅・建築物におけるエネルギー性能の向上に向けた規制・制度のあり方」
拝見して、なぜこの冬に電力の需給がひっ迫し、どうして卸価格の高騰・高止まりが起こったのかを理解することが出来ました。
会議は動画で約2時間!(しかも内容が難しい!)ですが、
前先生の発表・資料は非常に分かりやすく包括的にまとめられていて参考になりました^ ^
プロは当然のこと、これから家を建てられる方にとっても非常に参考になる内容です。
内容の要点をまとめると
・『健康快適な暮らしを限りなく少ないエネルギーコストで全ての人に届ける』がテーマ。
・新築時に高性能化することがいかに効果的か。
(住まい手にとっても環境にとっても)
・エコ住宅を作る三大ポイント。
・行政に物申す!
(↑刺激的で面白かったです^ ^)
・ZEHを超える『真のエネルギー自立住宅』とは。
・なぜ高断熱化は進まないのか(構造的原因)。
・現行法、現制度の不足点、改善点。
・なぜ「2020省エネ基準の適合義務化」は見送られたのか。
・高断熱はペイしない?太陽光はペイしない?のホント、ウソ。
・「京都議定書」の削減目標ってどうなったの?
・今後、カーボンニュートラル化に向けて世界は→日本(行政)はどう動くのか。
(↑ここが読めれば「今後なにに補助金が出るのか」「20~30年後の住宅の標準性能→再販価値を残せる新築の性能とは」等を読むことが出来る)
・建て主様の幸せ→日本の幸せ→地球の幸せ。
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などなど。
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グッときたスライドを一枚ご紹介^ ^
(前先生発表資料より)
この1枚に伝えたいことが全て納まっている♪
エスネルデザインの設計思想ともほぼ重なる。
適切な情報を得て理解できれば行動は自ずと導き出される。
(ZEHにするかどうかは立地等による。超高断熱化は全棟推奨)
前先生の発表資料は下記のWEBページから見ることが出来ます。
動画視聴は大変なので下記の資料3-1「分割版1~6(PDF)」を見ると良いと思います^ ^
資料はこちらから↓
第5回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース 議事次第 : 規制改革 - 内閣府
YouTube動画はこちら。
(前先生の発表は37:29あたりから)
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設計者の責務は
・良いと信じる設計を行うこと。
・そのための勉強、検討、検証を欠かさないこと。
・家を検討されている方へ適切な情報を分かりやすく伝えること。
(自己の発信、他者情報の共有)
『良い設計』とは絶対的なものではなく、時代(環境、価値観、社会、)と共に変化していくもの。
日々、上記を繰り返し、設計者が思う『良い家像』を進化させていきたい。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-