【気象】2025大雪『リスクの把握と設計への反映。』災害に耐える暮らしの準備。-自然の脅威と豊かさ-
こんにちは。
先週は日本各地で記録的な大雪となりました。
気象の乱れが大きくなっていることを年々感じています。
リスクの把握と設計への反映。
災害に耐えられる暮らしの準備。
今回の大雪や対策についてまとめました。
出典:めざまし8チャンネル
先週、強い寒気の影響で特に日本海側では記録的な大雪となりました。
出典:めざまし8チャンネル
出典:めざまし8チャンネル
出典:めざまし8チャンネル
出典:日テレNEWS
出典:ウェザーニュース
特に山間部で一気に降り積もりました。
新潟県の沿岸部では積もる「スピード」は驚異的なものでしたが「量」は概ね例年同様に落ち着いています。
警戒はしていましたが僕の暮らす柏崎でも概ね問題のない積雪状況です。
【柏崎市(中心)】................
2/1~2/9の最大積雪量は36cm。
柏崎市が定める垂直積雪量は1.3m。
(グラフの最大値を垂直積雪量に合わせている。)
垂直積雪量の27%まで積もったということ。
【長岡市(中心)】................
2/1~2/9の最大積雪量は79cm。
長岡市が定める垂直積雪量は2.5m。
垂直積雪量の32%まで積もった。
【新潟市(中心)】................
2/1~2/9の最大積雪量は63cm。
新潟市が定める垂直積雪量は1.0m。
垂直積雪量の63%まで積もった。
過去の大雪の様子はこちら↓
【気象】2021大雪の終わり『リスクの適切な把握。』積雪量のグラフ化。 - 住宅設計エスネルデザイン
【気象】2021年豪雪の状況紹介。「ピンチの中には気付きが隠れている。」 - 住宅設計エスネルデザイン
【気象】『2022年末豪雪。国道8号通行止め。』災害への備え。豪雪時には交通量を抑える努力を。 - 住宅設計エスネルデザイン
豪雪、猛暑日の増加、水害、地震、疫病、、
異常気象は年々その脅威を増してきている。
家づくりに携わる者として
そして、家族を守る責任のある一人の父親として
災害に耐えられる暮らしを準備したいと考えてきた。
(その思いを込めた自邸がもうすぐ完成する)
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必要なことは
まず『脅威を知り対策の必要性を頭ではなく体で感じること。』
(雪、猛暑、地震、水害、結露→カビ被害、、)
(建主様の役割)
そして『リスクを正確に把握して必要十分な仕様を設計へ反映すること。』
(積雪量、断熱性、耐震性、換気、、)
(設計者の役割。※設計者を選ぶのは建主様の役割)
雪に関するこれまでの検討はこちら↓
大雪の度、必要十分な仕様を確認-検討してきた。
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大雪だけではない。
これから先、気象の乱れによる危機が毎年迫る時代になってくる。
その際に重要なのは
『危機が起こった際に住める場所があるか。』
(地震、大雪、猛暑、水害、、)
(「家=災害時シェルター」としての役割。仮設暮らしを極力避ける)
そして『その時支払うコスト(手間-費用)は許容範囲内か。』
(電気代-エネルギー費増、改修-復旧コスト、)
家を建ててからは大きな変更、抜本的な対策は容易ではない。
家を建てられる前に真剣に検討されることを推奨します。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
【おまけ】................
長倉のエスネルH様より^ ^
カーポートの除雪。
からの、、
カマクラキャンプ!
自然は脅威だけではなく豊かさも与えてくれる。
安全-快適を確保しつつ豊かな暮らしを叶えたいですね^ ^
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