【想い】『エスネルは建売住宅になりたい。』-究極の理想-
エスネルは建売住宅になりたい。
シンプルで汎用的な間取り。
抑えられたコスト。
好き嫌いなく飽きのこない内外装。
過不足ない設備。
「エスネルを建売住宅として企画できたら。」
おそらく叶うことのない究極の理想。
エスネルデザインの想い、志。
『住にかかるトータルコストを抑えたい。』
『安心、快適な暮らしを増やしたい。』
その2つがエスネルデザインの大きなテーマ。
そのひとつの答えとして
『高性能×小さな家』を提案している。
上の目的が叶えられるのであれば家は建売住宅で良い。
しかし、エスネルが建売住宅として企画されることはない。
それは
・ターゲットが狭すぎるから。
(需要の絶対数が少ないから)
→売れ残るリスクが高いから。
・原価比率が高く、儲けが少ないから。
エスネルデザインが新築住宅を提案している理由。
それは、高性能でコストパフォーマンスの良い建売住宅はないから。
建売住宅は売れ残るリスクを抱えている。
売れるまでに時間がかかれば維持費の分利益は減る。
販売のための広告費も必要。
そのため、なるべく原価を抑えた家が企画されることになる。
そこそこおしゃれ、そこそこ低価格、そこそこの性能、なそこそこ住宅が建てられることになる。
昨今、そこそこ住宅が増えてきている。
そこそこ住宅でもそこそこ快適に過ごせると思う。
そこそこの満足感は感じられると思う。
リスクの顕在化は数十年後。
数十年前のそこそこ性能の家で代謝が落ちた時にも快適に暮らせるか。
エネルギー単価が上がった状態で我慢なく必要十分な冷暖房を運転できるか。
健康に過ごせるか。
居心地は良いか。
メンテナンスコストは高すぎないか。
災害時に修繕費用は出せるか。
売りに出すとして買い手はつくか。
その家に愛着が持てるか。
住にかかるトータルコストを抑える秘訣。
それは『長く住むこと。』
また、住み替えるとき『価値の目減りが少ない家を建てること。』
長い目で見て、建売住宅はトータルコストを抑えられるだろうか。
家を買うとき、建てるとき、
自分たちは何が叶えたいのか。
「住にかかる費用を抑えたい」として
果たしてその選択は、トータルで見て安く済むのか。
支払うお金を抑えたいのであれば、将来かかるコストにも注目すること。
また『健康を維持するためのコスト』も考慮すると良い。
これから人間は100歳まで生きると言われている。
そして、出来ることなら採光や居場所など、心地良く暮らせれば幸せ。
一度きりの人生、
数値化は難しいが『幸福度』も重要な価値。
家づくりは人生づくり。
真剣に考えてみてください。
................
エスネルは建売住宅になりたい。
今はなれなくともいつか未来で。
世の中がエスネルで溢れれば楽しい。
快適性やコストバランスを兼ね備えた究極のスタンダードハウス。
家の売り買い、貸し借りが気軽にできる社会。
家が何世代にも住み継がれる社会。
環境負荷の少ない社会。
人生の自由度が増す社会。
ストレス少なく笑顔で溢れる社会。
そんな社会を実現していきたいと思っています。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-