家を建てる目的。「賃貸との違い」
「家を建てる目的」とはなにか。
家を建てることは、一生賃貸暮らしと比較しても
金銭的にどちらが得かはわからない時代になってきました。
仮に、一生賃貸暮らしのほうが金銭的に得だとしても、
それでも家を建てるとすれば、それはなんのためであればありえるのでしょうか。
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僕が思う「家を建てる目的」とは、
『子供の感性を育てること』
『子供の思い出を育てること』
だと思っています。
夫婦二人であれば、
一生マンションでもいいと思います。
(所有でも賃貸でも)
逆に、二世帯暮らしなど、もう家がある場合で、
子供の感性も思い出も育てられる環境であれば、
無理に新築住宅を建てる必要はないと思っています。
僕はそっちを選択しました。
子供の感性の原形が、0~10歳くらいで形成されるとするならば、
その間は、隣の人に気を遣わずにさわいでいいし、
壁にもいっぱいお絵かきしていい。
壁にクギもいっぱい打ってもいいし、
庭でどろんこ遊びをして部屋を汚してもいい。
自分の自慢の部屋に友達をいっぱい連れてきてもいい。
たまには、部屋にこもって一人でいろいろ考えてみるのもいい。
そうやって、思いっきり遊んで思い出を作って、
素敵な人に育ってくれれば、
親としてこれほど嬉しいものはないのではないかと。
僕はそうやって育ててもらいました。
だから、僕もそうやって育てて生きたい。
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もちろん人によって「家を建てる目的」は違うし、違って良い。
大事なのは、「家を建てる目的」を家づくりの途中で忘れてしまわないこと。
別の表面的なものに心をとらわれないこと。
それが、「豊かな暮らし」を手に入れるための秘訣かもしれません。
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