住学が成り立つ理由「なぜ他社の紹介をするのか」
ゆうです^^
最近「住学」の活動が増えてきました。
今年初めから1回、2回、3回と開催され、9月に第4回目の開催も決定しています。
また「住学番外編」として、住学仲間の完成物件を見学させて頂いています。
そして、それをブログやSNSでお互い紹介し合う。
本当に面白い仲間だと感じています^^
(画像はネイティブディメンションズさんブログより)
ブログで紹介するだけでは飽き足らず、ついには
自社の見学会で他社のパンフレットを置く
という猛者も出る始末w
サトウ工務店さん見学会で置かれた他社のパンフレットたち。
なぜそんな(常識はずれな)ことをするのか?
なぜそんなこと(住学)が成り立つのか?
このブログでも他社の紹介をさせて頂いています。
ここで少し明文化しておこうと思います。
「なぜ他社紹介をするのか?」
それは、
「他社=敵」
ではなく、
「他社=仲間」
だからですね^^
住学のメンバー内でお客さんを取り合うわけではありません。
家を建てられる方の数はとても大きい。
ハウスメーカーで建てられる方もいれば、
ローコストメーカーで建てられる方もいる。
そもそも「競合することが少ない」ということ。
どちらかというと、
「どう家づくりをしていいかわからない。」
「とりあえず総合展示場に行くしか考えつかない。」
と言った方に対して、
「こんなことをしている人たちもいますよ。」
「こういった入り口もありますよ。」
というグループ単位(住学)での紹介のようなカタチ。
仮にお客様が住学内の複数のメンバーを検討して、どちらかに決めることになったとしてもそれは「適性(マッチング)」の問題。
「その方にとって」どの会社がより適していたかということだけ。
良い会社と劣っている会社があるわけではないと思っています。
そう思えるのも、住学の仲間は、
本当に建築が好きで
本当に良い家を作ろうとしているから。
そして、
本当に皆さん個性的で
それぞれが考える「良い家」へのアプローチが異なるから。
・敷地を読み取り、その敷地の魅力を最大限に引き出す設計
・地元の素材を使い、住み手や地域に愛される家を作る設計
・極限まで小さな家の中で家族が高密度に暮らす設計
・限られた予算の中で、いかに効果的に空間を作れるかを突き詰める設計
、、、、
「みんなちがって、みんないい。」
まさに金子みすずさんの詩のとおり。
「優劣」ではなく「適性」があるだけ。
住学はそんな仲間たちです。
だから、他社(仲間)を紹介できるんですね^^
(サトウさんの姿勢に多くの人が感銘を受けていると思います。僕もその一人)
そんな中で「エスネルデザイン」は、
暮らしを一番に考えた家づくり
を提案していきたい。
具体的に言えば、
・まず初めに、資金計画を建てて健全な家づくり予算を知ること。
・ランニングコストを抑えるため、断熱性の高い家を建てること。
・イニシャルコストを抑え、家以外に使えるお金を残すこと。
(家族旅行など)
→具体的には「小さな家」の提案
・小さな家に住み、家族の暮らしの密度を高めること。
端的に言うならば、
家より家計を大切にする設計
家にこだわりすぎない設計
です。
(こだわらない家を作るためには、設計者が見えないところでよほどこだわる必要があります(^^;))
これは「僕だったらそんな家で暮らしたい。」と思ったから。
長くなるのでエスネルの話はこの辺で。
伝えたかったのは「住学の仲間はとても素敵なんです。」ということ^^
だって、仕事でもないのに、昼から夜遅くまで(お酒もなく)ずっと集まって話しているんですから♪
-「超高断熱の小さな家」escnel design-