豊かな暮らしのつくり方。21 ー『家づくりで重要な4つのポイント。』ー
ゆうです^^
家づくりには4つの重要なポイントがあります。
家づくりで失敗しないためには、
これらのポイントを理解し、依頼先とのギャップがないかを確かめることが重要になります。
エスネルデザインが考える優先順位順に書いていきます。
1.資金計画
なによりもまずこれ。
家づくりでの失敗はほとんどが「借りすぎ」によるものです。
自分たちの収入、支出、財産に応じた借り入れ計画を建てれたかどうかで、住んでからの人生は決まります。
豊かな暮らしのつくり方。07ー『家づくりは資金計画から。』ー
2.仕様
端的に言えば、断熱性・気密性・耐震性です。
これらは住んでから変えることはほぼ不可能です。
そしてこれらは、快適性・光熱費の大小・被災時の復旧コストに大きく影響していきます。
また、漏水したら大ごとです。
構造材が腐る、シロアリに食べられるなどすれば、安全性を脅かします。
また、30-40年後の外壁やサッシなどの改修時に改修しやすいかどうか(コストが多大にかかるかどうか)も生活に大きな影響を及ぼします。
3.間取り、面積
間取りが生活しやすさに大きな影響を与えることは言うまでもありません。
暮らしやすい家事動線や自分たちの価値観にあった間取りでなければ生活は辛いものになってしまいます。
また、面積も仕様と同様に住んでから変えることが出来ない部分です。
面積が増えれば、借り入れ金額、ランニングコスト、メンテナンスコストも増えます。
必要十分な小さな家は、無理のない家計を助けます。
延べ床面積約26坪の網川原のエスネル。
小さな家は家族の密度も高める。
小さくても家事動線は綿密に検討されている。
設計事務所の仕事『プラン修正・収納計画』‐case.網川原のエスネル‐
豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー
4.詳細設計
間取りと似ていますが、より細かい視点で見ると、
「使いやすい棚の高さ」
「あると便利なポケット収納、飾り棚」
「愛着のわくタオルバー、玄関土間」
「交換のしやすい照明計画」
など、詳細設計も非常に重要です。
優先順位は1から順ですが、
実際に生活しての満足感は「詳細設計の良し悪し」が一番影響してくるかもしれません。
設計事務所の本領発揮はこの詳細設計。
綿密な打合せや提案の幅により
日々の満足感を作り出すことが設計事務所の誇り(存在意義)です。
以上が家づくりで重要なポイントです。
(公的な評価など他にも重要な点はありますがとりあえずここまで)
どれも全て大事です。
エスネルデザインの優先順位は
1.資金計画
2.仕様
3.間取り、面積
4.詳細設計
の順としましたが、設計士や会社によって優先順位は異なります。
(ちなみに「デザイン」はあえて入れませんでした。が通常は入ると思います。)
優先順位に正解はありません。
(「カッコ良いことが正義!」と考える人もいるでしょう)
大切なことは
家づくりの重要なポイントを知り、理解すること。
そして、
「自分達の優先順位」と「依頼先の優先順位」のギャップが少ないか確かめること。
ギャップは埋めることが出来る点と難しい点があります。
(「間取りや面積」などは対応しやすいが、「仕様」は変更できないことも多い)
(年間棟数の多い会社では詳細設計に時間をかけられないケースも)
重ね重ねですが、家づくりで失敗しないためには
「自分たちの本当の要望」を知り、「それを叶えてくれる依頼先をみつけること」の両方が大切になります。
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