新潟観光大使。86『村杉温泉「長生館」さんのお庭。』侘び寂びの趣き、安田瓦。
ゆうです^^
9月のある日、同居している相方の両親と一緒に、村杉温泉「長生館」さんへ♪
とても広い日本庭園があり、良い感じに雨に濡れていて、侘び寂びの趣きを感じました。
「窓の先にこんな自然があったら良いな。」
と感じ、外構の良い勉強になりました。
この日家族と息子は新津からSLに乗って福島方面へ観光^^
息子はSLにハマッたようで「また乗るー」とご満悦でした♪
楽しそうでなにより^^
(僕は仕事後に宿で合流)
この旅行は息子の2歳の誕生日記念♪
生まれたあの日から元気にすくすく育ってくれています。
話はそれますが、昨日は我が家にとってとても幸せなことがありました^^
その話はまた後日に♪
暖かい言葉を掛けてくださった皆さま、大変ありがとうございました。
さて、長生館さんのお庭について。
CMでお馴染みのあのメロディーが頭に浮かぶ♪
ラウンジより。
建物内から眺める日本庭園は最高の贅沢。
築山により奥行き感のある庭。
日本庭園は雨がとても似合う。
「おさかなさん、どうぞー」と息子も楽しそうでなにより。
安田瓦の鬼瓦がお庭のアクセント。
(「鬼が笑う」と掛けているんだとか)
山に自生しているような自然な樹形がとても素敵。
現在打合せ中のNKのエスネルは広い庭や「緑の抜け」がある。
参考になればといろいろ見て周る。
(O様、こんなお庭いかがでしょうか?(一部))
安田瓦のオブジェたちが心を和ます。
高い樹木の先にチラッと見える低い数奇屋造りの離れ。
この風景を見ているだけで癒される。
住宅でここまで完成度の高い庭を造ることは難しい。
(コスト、手間の観点から)
しかし「外から見て」ではなく「内の特定の窓から」に絞って緑を密実に配置すれば、自然豊かな窓辺を造ることが出来る。
「外」からの見た美しさはアウトソーシングしても良い。
その分「内」からの心地良さを充実させたい。
................
宿選定は旅行業本職である相方。
今回も穴場の日に良い部屋を取ってもらった。
(いつもありがとう♪)
................
ライブラリーにあった天野尚氏の作品集を読む。
これは僕にとっても原風景。
「弥彦山に沈む夕日と水田。」
新潟人には共感度が高いと思う。
新潟が誇るべき芸術家。
緑が植えづらい敷地の場合「ネイチャーアクアリウム」は自然を身近に感じる有効な手段かもしれない。
おまけ................
翌日は安田瓦見学を。
................
長生館さんはお庭だけでなく、露天風呂も素敵で料理も美味しかったです。
家族で過ごすとても良い時間になりました。
庭のインスピレーションも頂いて。
旅行も遊びも全てが学び。
「建築」はとてもありがたい仕事です。
................................................
村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表