【想い】生活する以上の価値を。『子供の成長、大人のやすらぎ。』家の誕生日。

家づくりへの想い・エスネルとは

家には「生活する場所」以上の価値を与えたい。

人生を楽しむために。

費用対幸福を高めるために。

子供には『成長の場』を。

大人には『やすらぎの場』を。

家を建てることがより有意義な行為になるよう

設計者に出来ることを追求していきたい。

 

「生活する」機能だけで良ければ、新築一戸建てでなくても良い。

数ある「住」の中から新築一戸建てを選ぶならば、一戸建てだからこそ出来る価値を与えたい。

『成長の場』としての家。

子供の感性に刺激を。

『やすらぎの場』としての家。

大人の心に癒しを。

生活の場であった家を、再定義・再構築する。

経済性を超えた価値・幸福を感じることが出来るように。

例えば素材。

床に無垢の木を使う。

外壁に杉の板を使う。

それらは単に美観上だけでなく、

暖かさ、柔らかさ、傷つきやすさ、メンテナンスの知恵、

風景の歴史、愛郷心の育成、日本人としてのアイデンティティ、

などを教えてくれる。

木のヒビ割れや伸縮、色の変化、香り、風合いなど、

本物の木、本物の変化から学べることはとても多い。

 

また

杉板の外壁や国産のヒノキの床材は

「製造エネルギーを抑える」

「地域の自然の循環」

にもつながっている。

エネルギーや環境の課題は

子供たちが大人になる頃、より一層深刻さを増す。

また、「環境問題」と言っても

自然の原体験がなければ、リアルな想像はできない。

1本のシンボルツリーからでも、感じられることは多々ある。

 

家づくりは最大級の教育の機会。

模型やパースで見ていたモノが、本当に建つというダイナミズム。

「人」が現場で造っているという製造の原点。

地鎮祭、上棟式、引き渡し、引越し、

初めてのごはん、初めての床のきず、、、

家族みんなの特別な思い出が積み重なっていく。

『家に誕生日を。』

というアイデアがある。

引き渡し日は家の誕生日。

家の誕生日には、家族で大掃除・玄関戸にオイル塗装などのメンテナンスを行う。

「父の日」や「母の日」のような労いを。

また、家に名前をつけても良い。

家も家族の一員なのだから。

 

極端かもしれないが、家が建つ様子から

「想像を超えたことが現実になる。」

解釈を拡大すれば

「夢は叶う。」

というメッセージを伝えることも出来るのではないだろうか。

 

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家づくりはストイックになりすぎてもいけない。

要点は膨大で、際限もなく、真面目に考えすぎると疲れてしまう。

ほどほどで良い。

判断が難しい点はプロのサポートを得ながら一緒に考えれば良い。

ただ、家を真剣に考えることは

環境や子供など「他の誰かのため」のようで、実は、最終的には「自分」の幸せ(満足)につながっている。

「地球みんなで生きている。」

「過去の人も、未来の人も。」

「植物も、動物も、海も、空も。」

自分たちに出来る限りで良い。

その想いは未来にきっと伝わっていくから。

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
 

 

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