【中野のエスネル-07】『ラックDテーブル(座卓)』完成。家具屋nineさんとのコラボレーション♪

中野のエスネル

ゆうです^ ^

中野のエスネルのO様は『畳+座卓』の生活スタイルをご希望されました。

今回のラックDテーブル座卓です。

しかも、家具屋nineさんとの初コラボレーション♪

世界にひとつの『ラック付き座卓』が完成しました^ ^

 

 

 

『ラックDテーブル』とは、ラック(棚)付きのダイニングテーブルのこと。

エスネルデザイン設計のオリジナル造作テーブルです^ ^

これまでも多くのラックDテーブルを製作してきました。

とても便利とご好評いただいています♪

 

【網川原のエスネル‐35】造作ラックDテーブル製作!阿部仏壇製作所さん見学。

 

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さて、中野のエスネルのラックDテーブルは座卓。

しかも、角に足がぶつかりにくいよう端部は円形。

これはもう家具屋さんにお願いするしかない!
(大工さんに頼める範疇を越えている、)

と、いうことで家具屋nineさんに製作を依頼しました^ ^

 

無垢材のオーダー家具・オリジナル家具|nine(ナイン)|

 

nine代表、九里さんとの出会いは『住学』にて。

その後、店舗(兼ご自宅)に伺い、建築にも家具にも感動したのを覚えています。

 

ケンチク探訪♪ 35『長岡の家具屋nine(ナイン)さん自邸。」良い家と良い家具のある暮らし。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

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ラックDテーブル「座卓」が完成するまでをダイジェストでご紹介^ ^

 


O様とnineさんと現地で打合せ。

テーブルの高さや樹種、天板形状を実寸をもとに検討。

 


検討の末、天板の樹種はオークに決定♪

nineさん製作の実寸ダンボール天板がとても参考になりました。

九里さん、大変ありがとうございました^ ^

 


テーブル脚の検討。

エスネルデザインの設計図を基に、nineさんが改善図面を作成。

 


ラックDテーブル図面。

TVリモコン、雑誌、ノートPC、タブレット、ティッシュボックス、筆記用具、お子様の宿題など、なんでも収納できる。

ダイニングテーブルは家の中心。

「食卓」でありながら「家族のワークテーブル」としても使えれば嬉しい。

 


製作スタート。

人の縁が仕事になる。

そして、建て主様に良いものを提供できる。

なんとも言えない充実感がありました。

 


天板製作工程。

幅17cm程の無垢のオークを幅はぎしていく。
(幅はぎ・・・複数の板を接着し、一枚にする方法)

 


ビスケットと呼ばれる材によって、板同士を合体させる。

ビスケットが水分を得て膨らむことで強固に固定される。

 

 


幅85cmの天板が形になった♪

 


クランプで固定し、はみ出た接着剤をヘラで取る。

 


テーブル脚も組上げられた。

丸脚に幕板のホゾがしっかり差し込まれている。

これぞ、家具屋さんの技ですね^ ^

 

 

続いて、、、

 


トリマーで天板裏にミゾを彫り、、

 


天板の反り防止の鉄プレートを埋め込む。

 


天板の端部が綺麗にアール(曲面加工)に仕上がった。

ダイニングテーブルは使い勝手や見た目だけでなく「さわり心地」も大切な要素^ ^

 


脚とラック部分(兼反り止め)が完成!

 


加工、組み立て工程完了!

 

オイルで仕上げたら、、、

 

完成!

オイルを塗ると、オークの艶が増して風合いが増します^ ^

 

中野のエスネルの畳リビングに合う、世界でひとつのラックDテーブルが出来上がった。

ダイニングは、家族の時間(思い出)が積み重なる場所。

「家の中で一番大切な場所。」と言っても過言ではない。

何十年と使うダイニングテーブルは、使い勝手、見た目、手触り、風合いの良さを兼ね備えた『想い』のこもったテーブルを。

 

『畳リビング+座卓の魅力』を見学会でぜひ感じてください♪

 

 

 

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nineさん、素敵なテーブルを大変ありがとうございました。

現場に置かれた様子を見るのが今から楽しみです。

O様、手仕事による素敵なテーブルが完成しました。

実物を見るのをお楽しみに^ ^

素敵な機会をありがとうございました。

 

家は、工業製品とは異なった魅力がある。

それは「人の想い」を感じる魅力。

経済性では測りきれないもの。

大工さん、家具屋さんを始め、様々な職人さんの仕事によって、家が造られていく。

設計士は、それの橋渡し、魅力の紹介が出来るよう努めたいと思っています。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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