【秘訣】買った価格以上の値段で家が売れる!?『家の価値を保つ秘訣。』家は自分で売る時代へ。
ゆうです^ ^
先日ある方から、ウソのような本当の話を聞きました。
「お客様が建てた家を売ることになったんだけど、
買った価格以上の値段で売れたって。」
時代の転換期が来ています。
僕は今後、家は自分で売る時代になると考えています。
話を教えてくれたのはお世話になっているS工務店さん^ ^
6年前に新築を建てられた方が家を売却することになったと。
それがなんと、建てた価格より高い値段で売れたという!
(売値=建てた価格+50万円程)
にわかには信じがたい話ですよね(^^;)
しかし、現実に起こったこと。
結果論的ですが、なぜそんなに高値で売れたかを考えると
・高性能(高断熱、耐震等級3)
・小さな家、総二階のシンプルな間取り
・築浅(6年)
・インフレ(物価上昇)
買われた方が知っていたかは不明ですが、S工務店さん設計施工の信用も寄与しているかもしれません。
逆に、建物の立地は都市の中心部などではなく、どちらかと言えば郊外のほう。
なので立地で買われたわけではなく、建物の価値を理解し判断されてその価格で買われたということになります。
建てた額と同額で家が売れたとすると、住んでいた期間(6年間)にかかった住コストはゼロだったということ。
(諸経費や金利は無視)
家賃10万円の賃貸に住んでいた場合と比べると
10万×12ヶ月×6年=「720万円」浮いたということ!
、、、すご。
そんな時代がもう来ていたとは驚きでした(^^;)
(あと10年以上かかると思っていました)
もちろん、レアなケースだったと思います。
しかし、
・家の品質の担保、証明
・現在の新築と比べても遜色のない高い性能
・汎用性の高い暮らしやすい間取り
・工務店、設計者の信用
などが価格に大きな影響を与えたことは間違いないと思います。
僕は、今後、家は自分で売る時代になると考えています。
「10~20年後には」と想像していましたが、S工務店さんの話を聞き、考えが改まりました。
5年後にはもうそんな時代になるのでしょう。
(もう来てる?)
近年、ブログやSNS、Youtubeなど、個人が大きな発信力を持てるようになりました。
メルカリなどを例に出すまでもなく、売り手が買い手に直接アプローチできる時代。
現在の常識は「家を売るなら不動産屋に仲介してもらう」。
しかし、この常識は崩れるのでしょう。
それと同時に
・築年数による画一的な売買金額査定
・立地による画一的な売買金額査定
も崩れ去るのでしょう。
今までの家の売値は「築○年ならいくら」「駅から車で△分ならいくら」と、家の性能やデザインなどはほとんど価格に影響を与えていませんでした。
それが変わる。
・耐久性の向上により築年数よりも、性能値のほうが価格に影響を持ち出す。
・立地に関わらず、デザインや設計者の思想が価格に影響を持ち出す。
・耐久性に配慮した設計、メンテナンスコストが抑えられた設計等も価格に影響を持ち出す。
それは「個別に詳細な情報が伝えられるようになったから」。
また現在の常識では「良い立地であること」は不動産の価値を維持する上で非常に重要と考えられていますが、それも崩れると考えています。
将来の土地の価値は読めません。
数十年前は田んぼだった場所に街ができ、数十年前に賑わっていた場所に閑古鳥が鳴く。
また、都市型生活からの脱却も始まっています。
栄枯盛衰、諸行無常、
今良いものはいずれ廃れ、また別の良いものが現れる。
「将来家を売る」からと言って、建てる場所は必ずしも好立地である必要はないと考えています。
家を自分で売るのは難しいようで簡単です。
なぜなら、1個売れば終わりだから。
買いたい人をたった一人みつければ済むから。
1万個売るという話ではありません。
1個売れればそれでオッケー♪
それなら、ブログやSNS、Youtubeを駆使すれば、今でも売れる人はいるでしょう^ ^
そのときにモノを言うのは『第三者に価値を証明できる客観的事実。』
具体的には
・性能値(断熱性、耐震性など)
・冷暖房費の実測値(明細票など)
・公的な証明(長期優良住宅認定など)
・家づくりブログ(自身による建築~暮らしのブログ)
・建てた会社の情報(ホームページ、ブログ等)
また「家の小ささ」もポイントになってくると思います。
家を買う場合、少しでも安いほうが買い手は嬉しい。
小さな家は再販価格も小さくなる。
20年後は、1家族あたりの人数は減り、小さな家は今より望まれることでしょう。
エスネルデザインでは、建て主様に『建て主ブログ』を書いて頂くことを推奨しています。
(書かれる方には設計料の割引サービスあり)
建て主ブログは、エスネルデザインにもとっても、これから家を建てられる方にとっても価値のあるものですが、いずれ家を売ることになったときに建て主様本人に価値が効いてくれば良いなと思っています。
「どんな想いでこの家を建てたのか。」
「住んでみての感想はどうだったのか。」
「快適性、冷暖房費はいくらだったのか。」
、、、
買いたいと感じた家が、大切にされていた家であれば嬉しいですよね。
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エスネルデザインはブランドになりたい。
ブランドとは信用、約束、価値の証明。
いずれ、エスネルが売られた際に
「エスネルデザインが設計・工事監理した家なら安心だ。」
(少し高くても買いたい)
と思って頂ける方がいれば嬉しい限り。
未来を見据えながらこれからも精進して参ります。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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