【低炭素】環境負荷を低減できる家を。『建築・運用CO2を抑える。』

【太陽光・環境負荷低減】の秘訣

ゆうです。

自分が家を建てるなら、自分が新しく暮らしを作るなら、

環境負荷を低減できる暮らしが送りたい。

 

そんな想いが年々高まってきている。

具体的には、どのような家を建てれば良いのだろうか。

 

 

 

近年、異常気象による災害が増えてきている。

被害も大きいものばかり。

頭ではなく、肌で異常を感じるレベル。

それも急激な変化として。

 

台風や大雨、それらによる河川の氾濫、土砂崩れ等、

明らかに人間が与えた環境負荷によるもの。

天災? 人災?

このままで良いのだろうか?

誰かがなんとかしてくれる?

 

一人ひとりが出来ることはとても小さいかもしれない。

しかし、やれることをやれるだけやらなければならない。

子供たちに顔向け出来るように。

 

 

 

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エスネルデザインが提案する『超高断熱の小さな木の家=エスネル』は明確なコンセプトを持っている。

 

・冬、家中が暖かいこと。

 家族が健康で快適に過ごすことが出来ること。

・暮らしにかかる支出が抑えられること。

 家計=人生の自由度を高められること。

 

そのための『超高断熱』と『小さな家』。

 

そして、実は密かにもうひとつのテーマがあった。

それが

・環境負荷低減。

 地球に与える負荷を極力抑えられること。

 

このテーマは奥が深い。

ひとつひとつの検討も複雑で、単純明快な答えもない。

「地球のことを考えること」と「人間の幸せを考えること」は相反する場合がほとんど。

必要性を伝えるのも難しい。

それは、自分のためでなく「みんなのため」を考えることだから。

 

 

しかし、例えるならば

『誰かの庭を汚しながら生きる暮らし』は楽しいか。

という問い掛けがある。

汚れをゼロにすることはもう出来ない。

これからも汚し続けてしまう。

しかし、その程度は極力抑えたい。

自分最優先ではなく、周りを思いながら、過不足なく慎ましい暮らしを送りたい。

 

 

 

「住宅に出来ることはなんだろうか。」

 

未だに明確な答えは示せないが、考えながら進んでいきたいと思う。

その想いを発信していきたいと思う。

 

人間の望みと環境負荷低減に多くの矛盾がある中で、ひとつ明快な答えをみつけた。

それは

『熱損失量(q)を低減する=冷暖房費を低減できる。』

(人間の幸せを考えること)

『熱損失量(q)を低減する=環境負荷を低減できる。』

(地球の幸せを考えること)

という希望。

 

熱損失量=消費するエネルギーを極力抑えること。

冷暖房を我慢するわけではない。

極力少ないエネルギーで、必要な快適性と健康が得られる家を建てる。

ということ。

 

熱損失量(スモールq)については以前の記事をご覧ください。

 

【秘訣】これからの断熱性の指標は『q(スモールキュー)』。本当の燃費を表すもの。「エコロジーとエコノミーの両立」 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

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エスネルデザインの『志』

 

環境負荷を低減できる家を広める。

 

綺麗事ではなく、自分だったらそうしたいと心から思えること。

前向きに人生を楽しめるように。

子供たちに、少しでも良い状態で渡せるように。

(我慢や犠牲を払いすぎない一人ひとりの出来る範囲内で)

 

 

 

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具体的には、家を建ててから壊すまでに排出されるCO2を減らす。

「建築-修繕-改修-運用-廃棄」時に発生するCO2

=『LCCO2(ライフサイクルCO2)』を低減する。

 

LCCO2の資料によく用いられるグラフ。
(断熱性能など不明)

 

見て分かる通り『運用』時に排出されるCO2の割合がとても大きい。
(60年間使用時)

(30年間で考えたとしても運用時の割合はとても高い)

 

『運用時のCO2を抑える』。

これは『冷暖房費を抑える』のと同様に考えられ、すでに多くを実践している。

 

・小さな家

 →冷暖房容積の低減。

・超高断熱性能

 →熱損失量を抑える。

・日射遮蔽、日射取得設計

 →日射熱の有効活用により冷暖房費を抑える。

・高効率設備の選定

 →エネルギー効率の高いエアコン、給湯器、照明等の採用

・ピークシフト冷暖房(蓄熱式)

 →夜間暖房(蓄熱)+日中無暖房の運用
 (詳細は別記事にて)

そして今後は

・太陽光発電の有効活用

も前向きに検討していきたい。
(詳細は別記事にて)

 

同時に『建築』時にかかるCO2の削減も進める。

・小さな家

 →イニシャル環境負荷を低減。

・国産材、地域材の活用

 →運送CO2を抑える。

・持続可能な材料の活用

 →木材(杉板外壁、ヒノキ無垢床)。

 

また『修繕・改修』時にかかるCO2の削減も進める。

・住宅の長寿命化

 →耐震性、耐久性、再販価格の維持。

・取り替えやすい材料、設備の選定

 →杉板外壁、家庭用エアコン、電球照明など。

 

それだけでなく、

・地球を想う心、自然を感じる機会を増やす

 →経年変化する自然素材の活用(教育)。

・循環可能な林業の手助け

 →地域材の積極的活用、PRサポート。

なども進めていく。

 

 

 

 

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社会的課題が溢れる時代。

大きな転換期を迎えた時代。

どんな未来になるかは、一人ひとりの行動にかかっている。

 

面白い時代とも言える。

やりがいしかない♪

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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