【コラボ】Daily Lives Niigata掲載『工務店が設計をアウトソーシングするメリット。』case.宮崎建築×エスネルデザイン。
こんにちは^ ^
宮崎建築さんとのコラボレーション計画となった下条町の家。
その試みをDaily Lives Niigataさんに取材して頂きました。
『工務店が設計をアウトソーシングするメリットとは。』
施工者と設計者の想いを編集者がまとめる。
プロ×プロ×プロによるシナジー。
近年加速する面白い試みにワクワクしています^ ^
下条町の家は阿賀野市に建つ1階リビングの家。
水平連続ワイドウインドウ、フレキシブルなLDK、マルチWIC、杉板外壁、高基礎、、
コンパクトな家の中に多彩な居場所、居心地を叶えるプラン。
・延床面積=26.0坪
・UA=0.32(G2)
・耐震等級3(積雪1.3m、瓦屋根)
・杉板外壁×高基礎
これからの時代を見据えた『高性能×自然素材』の家です^ ^
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下条町の家は
基本設計:エスネルデザイン。
(プランニング、構造計画を担当)
実施設計・施工:宮崎建築さん。
(断熱、内外装は宮崎さん仕様)
エスネルデザインの通常の流れである
建て主様がエスネルデザインに設計を依頼→工務店に施工を依頼。
(エスネルデザインの直接のお客様は建て主様)
ではなく
建て主様は工務店に家づくりを依頼→工務店がエスネルデザインに設計を依頼。
(エスネルデザインの直接のお客様は工務店)
である点が特徴です。
宮崎建築さんとは長い付き合い。
僕の仕事ぶりはたくさん見られている。
『プロからの依頼』は成果への信頼を感じますね。
宮崎さん、エスネルデザインの設計を求めて頂き大変ありがとうございました^ ^
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『工務店×設計事務所』のコラボレーション。
この試みをDaily Lives Niigataさんに取材して頂きました^ ^
亮平さん、ありがとうございました。
記事の一部を紹介します。
【Daily Lives NiigataさんHPより引用】
宮﨑:2015年頃までは自分で基本設計からしていたんですが、当時から誰かにお願いするのがいいんだろうなと思っていたんですよ。
そんな時に知人の設計事務所の方と話す機会があり、「この人にお願いしたらうまくいきそうだ!」と思ったんです。
それでお願いしてみたら、それまでの自分のやり方とは進め方が違いましたし、設計を専門でやられている方は話の中身や深さも違うな…と感じました。
施主さんの反応を見ても、それまで自分が基本設計をしていた頃と違って、より喜んでくれているように思えたんですよ。
鈴木:今回はエスネルデザイン村松さんに設計の依頼をされていますが、その理由を教えて頂けますか?
宮﨑:以前住学の懇親会で「規格住宅のような建物をつくれたらいいですよね」という話を村松さんとしていました。
ちょうど今回は施主さんが若く予算も多く取れないことが分かっていたので、その方針が合うと思ったんですよ。
この計画をうまく進めるには構造とプランをリンクさせながら同時に設計していく必要があり、さらに建物自体も小さくまとめなければならない。
それを得意とする村松さんに相談したんです。
また、なるべく建具や間仕切りを減らしてコスト削減をする必要もありましたが「予算がないからそうした」ではなく「これこそが正解だ」といえる家にしたいと思っていました。
村松さんなら、そこをクリアして論理的に説明してくれると思ったんです。
2020年に村松さんと一緒につくった『中野のエスネル』においても施主さんがすごく共感されていましたし「これだけ要素を削ぎ落しても魅力的な家になるんだなあ…」と感じていましたので。
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鈴木:では次に村松さんから設計意図をご説明して頂けますか?
村松:「なるべくコストを抑えたい」ということと、建築可能面積が小さい中で「駐車スペース3台を確保したい」というご要望があり、その条件をクリアする設計が求められました。
建築可能面積が少ない中で1階にLDKと水回りを配置するとLDKはどうしても狭くなります。
そこで2階に水回り(浴室・洗面脱衣室)と個室(寝室・子ども部屋)をまとめることで、1階に21畳ものLDKを確保しました。
ここに好きな家具を置いてフレキシブルに使ってもらえたらと考えています。
宮﨑:当初は、敷地条件が厳しいため、何かを諦めなければならないだろうと思っていたんです。
ですが、村松さんのプランを見ると諦めている部分がなく「ここまでできるのか!」と驚かされました。
お施主さんも1階のリビングが広く確保できることや、車が3台止められることに驚いていました。
あとは、構造ですね。
力の流れがよく考えられていて、無理がないんですよ。
村松さんにはラフな構造検討をお願いしていましたが、頂いたプランは構造計算がほぼ完了していました。
【コラボで大切なことは相手への気遣い】
鈴木:工務店×設計事務所でコラボする上で重要なことや気をつけなければいけないことはどんなことがありますか?
宮﨑:先程も話したように、工務店と設計士さんの考え方が合っていることが大前提だと思います。あと、工務店側の心構えも重要ですね。
(中略)
村松:技術的なことでいうと「構造を誰が設計するか?」というのを最初に決めておくことですね。
設計事務所らしいデザインだけど、誰も構造に責任を取らない家というのは問題です。
あとは相手を尊重することがとても大事ですね。
(中略)
記載の一部を紹介させて頂きました^ ^
Daily Lives Niigataさんのオリジナルページでは
コラボレーションのメリット、デメリット。
コラボで大切なこと。
宮崎さんや僕の想い。
などもまとめられています。
非常に密度の高い取材をして頂きました。
下記のリンクからぜひご覧ください♪
【インタビュー】宮﨑建築×エスネルデザイン。工務店が基本設計を外注することで得られるメリットとは
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Daily Lives Niigataさん、大変ありがとうございました。
工務店も設計事務所も目的は『より良い暮らしを造りたい』ということ。
自社設計、コラボレーション、、
適した方法を適したケースに合わせて選択できる時代。
『自分が果たせる能力を磨くこと。』
『選択と集中。』
これから先も、建て主様に、そして社会に対して自分が提供できるものを磨いていきたいと思います。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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