【秘訣】良い家の条件。『パーソナルスペースを確保しやすい家。』-心と心の適切な距離、変化に対応できること-
こんにちは^ ^
良い家とはどのような家でしょうか。
様々な条件が挙げられると思います。
『パーソナルスペースを確保しやすい家。』
家のコンパクトが進む中、忘れてはならないポイントです。
『パーソナルスペース』とは心理的な安全範囲のこと。
各人が欲しいと感じるパーソナルスペースの大きさ(主に相手との距離)には個人差があり、相手との関係性によっても異なる。
好意的な相手であればパーソナルスペースは小さくなり、そうでない場合は広くなる。
仲の良い人とは距離が近くても心地良いが、そうでない場合は距離を確保したくなるということ。
家を建てる際の注意点としては
『子育て時期は家族それぞれの距離は近い。』
『しかし、時間と共に家族それぞれの関係性、性格、欲しいパーソナルスペースは変わっていく。』
ということ。(思春期等)
その時に暮らしている家が
『パーソナルスペースを確保しやすい家』
であれば嬉しい。
不必要なストレスを軽減できるかもしれない。
【秘訣】『小さな家の設計は難しい。』小さな家を建てる際の注意点。-収納・居場所- - 住宅設計エスネルデザイン
燕仲町のエスネル。
ダイニングテーブル、ソファ、窓辺ベンチ、小上がり畳、デイベッド、階段上ロフト、、と複数の居場所を設えた。
パーソナルスペースを確保しやすい家とは
『座れる場所が様々ある家』ということ。
座れる場所の多彩さ(=選択肢の多さ)は一人で過ごす際も複数人で過ごす際も欲しい居心地を確保しやすくしてくれる。
それぞれの居場所からの視線が家の中心で交わるようであればより良い。
(相手に背中を向けるレイアウトでなければより良い)
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良い家とはどんな家だろうか。
僕の実家を想像したとき
『パーソナルスペースを確保しやすい家』
ということが頭に浮かんだ。
僕は自分の実家は良い間取りだなと感じている。
それは『リビング周辺に様々な座る場所があるから。』
ダイニングチェア、ソファ、畳スペース、窓辺ベンチ、、、
これらは僕の実家にもありそれらがとても心地良い。
それらの居場所は特に来客時、具体的には
『友人家族が複数訪れた時。』
『息子娘家族+孫が遊びに来た時。』
に真価を発揮する。
自分たちの家を建てる際、効果的なイメージトレーニングとしては
『お嫁さん(子供の配偶者)が家に遊びに来た際、お互いが心地良く居られる距離感が得られるか。』
『お互いに気を遣い過ぎない距離を保ちつつ、心地良く座れる場所があるか。』
想像してみて問題がなければある程度のケースには対応できるかと思う。
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『パーソナルスペースを確保しやすい家。』
それぞれの居心地を確保する。
家族と言えどそれぞれ別の人間。
心休まる距離もそれぞれ。
年齢によっても変わる。
小さな家はパーソナルスペースが確保しやすいかが大切。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
【燕仲町のエスネルI様奥様の言葉】................
村松さんと高橋さんとリビングでちょっとおしゃべりしたのですが….
旦那→ダイニングテーブル脇窓際ベンチ
村松さん→ダイニングテーブル椅子
私→窓際カウンターベンチ
高橋さん→ソファ
むしゅめ→畳
とそれぞれの場所で中心を向いていた時、とても居心地が良いなと思いました。
距離は近すぎず、それでも同じ空間の中にいる安心感を感じました。