【探訪】山梨、建築の旅『清春芸術村。』-場所の力、人の力、建築の力-
こんにちは^ ^
現在、山梨県甲斐市で甲斐のエスネルの計画が進んでいます。
伺った際に見た山梨の建築、清春芸術村を紹介します。
遠方の方からの設計依頼により特別な体験をさせて頂いています。
I様、大変ありがとうございます。

甲斐のエスネルは富士山を望む十字窓、窓辺ソファ、雲見室、ウッドデッキポーチ、、
など多彩な居場所、居心地を叶えるプラン。
・延床面積=29.2坪(吹抜含む)
・UA=0.23(G3)、q=60.9
・耐震等級3(Z=1.0)
・太陽光パネル設置
・杉板外壁×植栽
これからの時代を見据えた『超高断熱の小さな木の家』です^ ^
【甲斐】3Dパース紹介『富士山を望む十字窓の家。』-多彩な居心地、複数の居場所- - 住宅設計エスネルデザイン
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清春芸術村を紹介します。

清春芸術村HPより。
 
 
清春芸術村HPより。
清春芸術村には刺激的な建築が集積しています。
建築好きなら一日いても飽きない施設です。


ラ・リューシュ。
パリにある芸術家たちのアトリエの再現建築(1981年)。
設計はギュスターブ・エッフェル。
(エッフェル塔の設計者)
パリのものは若き日のシャガールやモディリアーニがアトリエ兼住居として使っていたそう。
 
 

芸術村の中心に建つ。
独特なフォルムはこの場の精神的な軸のよう。




茶室 徹。
建築史家、藤森照信さんによる茶室(2006年)。
茶室を支えるのは元々この地に植わっていた樹齢80年のヒノキ。

以前伺った藤森さんの建築たち↓
【探訪】『長野、建築の旅。』-ジブリのような世界。わざわざさん- - 住宅設計エスネルデザイン



光の美術館。
自然光のみの美術館、安藤忠雄建築(2011年)。
展示室には人口照明はなく変化する陰影が芸術となる。


打ち放しコンクリートの魅力。

【素材】高基礎『打ち放しコンクリート仕上げ』の魅力。植栽、杉板との親和性。-安藤忠雄さんへの想い- - 住宅設計エスネルデザイン


エッフェル塔の階段。
エッフェル塔完成100周年を迎えた際にフランスから清春芸術村に移設されたもの(1989年)。
隣に立つのはエッフェル像。

清春白樺美術館。
白樺派にまつわるものが展示されている美術館。
1983年谷口吉生さんの設計。



ルオー礼拝堂。
宗教画家であるジョルジュ・ルオーを記念して建てられた礼拝堂。
入口の扉の上のステンドグラスはルオー自身の制作のもの。
設計は谷口吉生さん。

天窓から反射する光が場の神秘性を増す。

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清春芸術村。
建築的にも芸術的にもとても刺激的な空間でした。
想いが込められた場所の力。
人の力、建築の力を感じるまたとない体験でした。
芸術村の建築群と機会をくださったI様に感謝です。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 


