【想い】大工さんと話して。「職人さんの想いを知る。」「現場はチーム。」
先日、網川原のエスネルを施工して頂いているAg-工務店さんの懇親会に参加させて頂きました。
そこで、大工さんと話をすることが出来ました。
設計士の想い。職人さんの想い。
「現場はチーム。」
という言葉を思い出しました。
Ag-工務店さんとのつながりは住学で。
網川原のエスネルのK様や荻曽根のエスネルのS様とのつながりは前職やFPの昆さんから。
人とのつながりで自分が生かされているということを強く感じています。
Ag-工務店社長の栄次さんよる社員さん、大工さんの紹介。
道川大工さん(左から2番目)、小林棟梁(右から3番目)、中村大工さん(右から2番目)、
この御三方が網川原のエスネルの現場に入って頂いています。
想いを持って仕事をされるとても頼もしい方々です。
加藤淳 一級建築士事務所の加藤さんによるお話や、
コウダイ企画室の小林紘大さんによるエコハウス講習や安全クイズも。
とても面白く勉強になり盛り上がりました^^
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その後の懇親会で中村大工さんとお話することが出来、とても良い話が聞けました。
中村大工さんより、
「ハ○スメーカーの仕事をしていたときは、設計屋さんと直接話す機会はなかった。」
「現場監督からは「図面通りやってくれ。」と言われるだけ。」
「理由も分からず悶々としてた。」
「手間のかかる納まり。」
「設計に意図があるなら魂込めてやります。」
「意図がないなら、より簡単で合理的な納め方にさせてほしい。」
「その意思の疎通がしたかった。」
「エスネルさんとは話せる。」
「今、現場が楽しいです。」
お言葉を頂き、本当に嬉しかったです。
「『プランは朝食時を一番に考える』という話がとても響きました。」
「村松さんの網川原のエスネルのプラン、好きです。」
ストレートな言葉が本当に嬉しかったです。
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僕も、大工さん・職人さんのと会話のやりとりが非常に面白く、勉強させて頂いています。
設計士は、プラン・デザイン・性能などには強いが、
材・納まりの経年変化に対する経験値・耐久性、施工性の知識は大工さんには敵いません。
足りない部分を補いながら、相互補完して良いモノを作っていきたい。
「もちはもち屋」
という言葉を思い出しました。
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また、中村大工さんより、
「大工は完成時には現場にいない。」
(大工工事は完成の数週間前に終わるため)
「引き渡しにも立ち会わないことがほとんど。」
「だからお客様の満足の実感が少ない。」
「作った家の性能、暖かさの実感もほぼない。」
それはとてももったないこと。
快適性を作る「断熱、気密施工」も、
安全を作る「耐震施工」も
大工さんの仕事。
実感を持って、誇りを持って仕事をして頂きたい。
そういった、職人さんが感謝される機会、暖かさ等を知れる機会を作ることも、設計者の重要な仕事になってくるのかもしれない。
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中村大工さんにはS邸の見学会に来て頂いていました。
「S邸で高断熱住宅の暖かさを初めて実感しました。」
「こんなにも暖かいのか、温度差がないのかと感動した。」
「大工がやれば、それだけの性能の家が出来ることを身を持って知れた。」
「やる気が出た。」
とても嬉しかったです。
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最後に。
建築の先輩が言っていました。
「現場はチーム。」
「職人も設計士も思いやりを持って一緒に進まなければ良いものは出来ない。」
「独りよがりの設計士ではいけない。」
「職人の気持ちを汲み、理解できるの設計士になれ。」
市川さん、頂いた教訓、大切にしています。
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大工さん始め、家づくりに携わる職人さん。
至らない部分もあるかとは思いますが、協力し合い良い家を作っていきたいと考えています。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。
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