【秘訣】家を広く使う秘訣は「複数の居場所を設ける」こと。-case.網川原のエスネル-
ゆうです^^
僕は自分では居場所を大切にする設計士だと思っています。
小さな家である「エスネル」には、心地良い複数の居場所を点在させています。
家の大きさは面積だけでは決まりません。
様々な居場所があることが家を広く使える秘訣です。
エスネルデザインが提案する家は「トータルコストを抑えた小さな家」。
その理由は、
・ハード(家)よりもソフト(家族の暮らし)にお金をかけられるように。
・家計にゆとり(選択肢)が持てるように。
・無理のないコストで超高断熱の家が持てるように。
など。
旅のテーマであった「幸せとはなんなのか」から発想して家を考えています。
小さな家であっても、家事など過ごしやすくするには収納量は必須。
玄関や洗面洗濯室は広く取ります。
では、どこで面積を押さえるかと言うとリビング。
具体的に言うと、
「ダイニング中心+小さなリビング(くつろぎスペース)」
というバランス。
これは常々、家族団らんは「家族そろっての食事→食後」にあると考えているから。
網川原のエスネルでは、リビングとダイニングを密接させ、密度を高め、LDKに中心をつくった。
【秘訣】家族団らんってなに?団らんの正体とは!?
【秘訣】家族団らんリビングの秘訣「リビングに中心があるか」
ただリビングを小さくすれば良いわけではありません。
重要なポイントは「そこに居場所があるかどうか。」
具体的に言えば、座れる場所が複数あるかどうか。
(=座りたいと思える場所、自然と腰を下ろせる場所)
△な例。
リビングは広いが、座れる場所が少なく、ソファとダイニングで視線が分断され、LDKに中心のない間取り。
................
前置きが長くなりました(^^;)
ここからが今回の記事のメイン。
網川原のエスネルの複数の居場所をご紹介致します♪
一般的な夫婦のポジション。
(モデル協力:相方)
こういう過ごし方も。
(ダイニングには友人・お子様が座っていたり)
来客時も複数ある居場所により、多様な過ごし方が出来る。
畳スペースは小さな家の縁の下の力持ち。
柔軟性があり、大人数時にも融通が利く。
写真協力は実際の建て主であるK様ご夫婦♪
(とても楽しかったです。K様ありがとうございました^^)
自然と腰を下ろされた姿に少し感動(狙い通り^^)。
ダイニングとも会話の出来るほど良い距離感。
そして、一人でくつろいでも良い。
窓辺ソファから植栽を眺める。
「季節」を感じる居場所。
壁を背にしたソファは、縁に寄りかかることも出来る。
(これがなかなか心地良い♪)
【秘訣】心地良い居場所は「窓辺」に生まれる。-桜の襖と季節の飾り-
【秘訣】窓辺の心地良さ「海カフェドナの海ソファ」と家族で過ごす夕日。
小上がりに座ってみたり。
サッシの下枠を隠すことで、窓がないような外との一体感が生まれる。
畳はなにも考えず、ごろんと横になれる気楽さがとても魅力♪
(フローリングと柔らかさの違い、心理的な差)
日曜日のお父さん?
隣に子供たちがいても良い感じ。
階段も居場所のひとつになっている。
外を見ても良いし、ダイニングと会話しても良い。
小さな家は「兼ねる」ことで広く暮らせる。
窓辺はお子様にも人気♪
(見学会にて)
【網川原のエスネル‐39】見学会を終えて。お子様の素直さから学ぶ居心地。
吹き抜け上部の窓からも空を眺めることが出来る。
階段上段に座って眺めるも良し。
ダイニングや畳、ソファと会話も出来る。
複数の居場所はイコール「複数の距離感」を生み出す。
幼少期、思春期、成人、新たな家族と、、
ライフステージに合わせた距離の取り方が出来ると空間の包容力は増していく。
................
小さな家でなくとも「複数の居場所」があると家は楽しい。
(ちなみに「床下」という居場所もある)
クッションを置けば居場所は作れる。
しかし、それだけでは足りない。
座りたいと感じる居場所には「素敵な景色」か「会話できる人」が必要。
(またはゲーム?スマホ?)
くつろぎ方は自由♪
素敵な「居場所ライフ」を^^
【おまけカット】................
床下でワクワク談義(住学番外編にて)。
奥様の化粧台。
朝の準備もゆとりあり♪
夫婦で楽しく料理♪
幸せな家づくりを☆
................................................
村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表
【関連記事】................
【秘訣】家族団らんってなに?団らんの正体とは!?
【秘訣】家族団らんリビングの秘訣「リビングに中心があるか」
【秘訣】心地良い居場所は「窓辺」に生まれる。-桜の襖と季節の飾り-
【秘訣】窓辺の心地良さ「海カフェドナの海ソファ」と家族で過ごす夕日。
窓辺で寛げる家、自然から癒される家を。「居場所を大切にする設計士。」