【秘訣】『収納ボックスのススメ。』コストパフォーマンスと利便性の追求「ニトリさん収納ボックス紹介。」
ゆうです^ ^
設計していて日々「改善できることはないか」と模索しています。
近年のオススメは『収納ボックス』。
オープンな棚と、既製品収納ボックスの組み合わせ。
ニトリさんの収納ボックスをご紹介します♪
エスネルデザインでは『造りこみすぎない設計』を心掛けています。
造作・設備・間取り・内外装の素材、などにおいて
・フレキシブル性(交換・メンテナンス容易性)
・コストパフォーマンス
を意識して選定をしており、それは何十年と暮らす家の重要なポイントだと捉えています。
『シンプルに設計を行う。』ということ。
ここで言うシンプルとは、具体的には
『断熱性(快適性・健康性)』と
『家にかかるお金が抑えられること(耐久性・光熱費・メンテコスト等)』
逆に言うとそれ以外(造作など)は、おおらかで良いということ^ ^
「家に本当に必要なもの」を押さえることが大切です。
豊かな暮らしのつくり方。20 ー『家に必要なもの〈初心に返る〉』ー - 住宅設計エスネルデザイン
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さて、収納ボックスについて^ ^
「オープンな棚+既製収納ボックス」の組み合わせは
・収納扉の数が減り、イニシャルコストを抑えられる。
・入れたものを隠す(雑多な見た目を抑える)ことが出来る。
・引き出し的にも使え、ボックスの持ち運びも可能(子供のおもちゃ等)
・ボックスの種類が豊富、またそれらを揃えることで見た目も整う。
・買い替えも容易。
など、様々なメリットがあります♪
ニトリさんの「Nインボックス(クリア色)」。
オープン棚にちょうど良くに収まるよう設計した。
乱雑になりがちな収納の見た目を整えてくれる。
ニトリさんの収納ボックスは、リーズナブルでバリエーションが豊富なのが良い^ ^
特に、奥行き浅め(26.5cm)の商品があり、使い勝手が良いです。
様々なサイズバリエーション。
入れるものによって、適材適所に選ぶことが出来る。
引き出しタイプも。
(価格は、造作した引き出しの1/10程)
サイズバリエーション一覧。
構成単位が統一されているため、棚にピッタリ収めることが出来る^ ^
ホワイト色も。
多少柔らかめ。(値段相応か)
ほかにもバスケットタイプや、
布ボックスタイプも。
ニトリさんカタログより。
各棚が「オープン」「収納ボックス」「扉あり」と多種多様。
バランスが良く面白い。
いつかこんな棚を設計したいと想像しています♪
(棚の中に「窓」や「照明」を入れ込む案を熟成中)
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『造りこみすぎない設計』を。
家の設計は、なるべくシンプルに考える。
収納(造作)しかり、設備選定(換気・空調など)しかり。
家が完成した後にも替えられるものは、替えられるように設計しておく。
逆に、完成後に替えられないものは『性能(断熱性・耐震性・耐久性など)』や『家の大きさ』。
これからの時代、快適・健康で、住コストが抑えられる暮らしがほしい。
優先順位を明確にして検討することが、長い目で見たときの『ゆとりある豊かな暮らし』につながっていきます。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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